鳥インフルエンザ
感染経路・侵入経路・対策
感染経路
①野鳥
②小動物
③人間
④車両
感染経路 ①野鳥
感染している野鳥
⇒池などにいるカモ・アヒルに感染
⇒スズメ、カラスに感染
⇒鶏に感染
侵入経路 野鳥
窓、換気扇、排水溝、鶏舎から出るコンベア、管などから侵
入。
集卵方法を自動にしてしまうと、鶏舎から卵が運ばれる時に必ず隙間ができてし
まいます。
その隙間から野鳥や小動物は侵入してきます。
エサもエサのタンクから自動で運ばれますが、そこにも隙間ができてしまうので
そこから侵入してしまいます。
対策①
隙間ができないような鶏舎構造にしました。
卵は手間がかかりますが手で集めます。
エサも手であげます。
対策②
野鳥が寄ってくるようなものを排除します。
種子、木の実などを敷地内に放置しないようにします。
対策③
野鳥が入ってこれないように防鳥フェンスを設置する。
日光や風が入り込むところは全面エキスパンドメタルを張り、
野鳥が侵入できないようになっています。 ごみステーション
などで使われる網
です
感染経路 ②小動物
ネズミとハエが病気を運びます。
ウイルスを持っているネズミ・ハエ
⇒エサ・鶏に接触
⇒鶏感染
侵入経路 小動物
鶏舎と卵部屋。鶏舎と鶏糞処理施設。鶏舎とエサタンクをつ
なぐ隙間から侵入。
断熱材、堆積した糞、送風ダクト、配電ボックスなどに隠れています。
対策 ネズミ
①侵入させないような鶏舎構造にします。(フェンスで全て囲います。)
②隠れることができない鶏舎構造にします。(断熱材を使いません。)
③ネコを周辺に飼育します。
対策 ハエ
発生させません。
発生の原因は①腐敗した鶏糞⇒発酵処理します。
②腐敗したタンパク質⇒エサを水に濡らしません。
腐敗物を放置するとハエが発生、繁殖してしまうので、鶏舎敷地内の地面は
常に発酵状態にしておきます。
感染経路 人間
①風邪(インフルエンザ)にかかっている時に入舎してしまう。
②野鳥の糞が付着した靴で入舎してしまう。
③発生地域に訪問してそのまま入舎してしまう。
侵入経路 人間
ウイルス 付着したまま入舎
対策 関係者
①手洗い・うがいをして入舎します。
②マスク、手袋着用します。
③鶏舎専用靴に履きかえます。
対策 関係者以外
購入、見学者は予約制とさせていただきます。
感染経路 車両
タイヤに付着している野鳥の糞
侵入経路 車両
タイヤに付着したまま農場に入る
対策 車両
タイヤ消毒 (パコマという人畜無害の消毒液)

鳥インフルエンザ感染経路・侵入経路・対策