経済学演習Ⅱの論文発表の資料（２０１６．１．２２）

1. 平成２７年度 演習論文
フェアートレードは行うべきなのか？
１３Ｋ１０３９Ａ金 相垠

2. 目次
• 第１章 はじめに
• 第２章 フェアートレードの歴史
• 第３章 １節 フェアートレード市場の
現状（国際社会）
• 第３章 ２節 日本のフェアートレード
• 第３章 ３節 韓国のフェアートレード
• 第３章 ４節 フェアートレードを行っ
ている団体や企業

3. 目次
• 第４章 フェアートレードのメリットと
デメリット
• 第５章 まとめ

4. 第１章 はじめに
• １９４０年から登場
• ＣＳＲの一環
• 本当にフェアなのか
• 足跡そして将来

5. 第２章 フェアートレードの歴史
• １９４０年代
４６年欧米で始まった。
４２年オックスフォード委員会が設置
４８年「ＯＸＦＡＭ」チャリティショップ
４９年「ＳＥＲＲＶ」が結成

6. • １９５０～６０年代
難民や救済の求め ↑
５０～５８年「ＯＸＦＡＭ」 世界で活動
５９年「ＳＯＳ」設立
６７年 「ＳＯＳ」フェアートレード市場進出
６９年「第三世界ショップ」が出来た
第２章 フェアートレードの歴史

7. 第２章 フェアートレードの歴史
• １９７０～８０年代
相手国や対象者等の開発や自立をサポートす
るような団体が次々と出現
７３年「ＯＲＧＡＮＩＳＡＴＩＥ」 初めて
の「公正に取引された」コーヒーを輸入
８０年代前半 商品の売り上げ上昇
８０年代後半 以前より販売の状況は ↓
８７年 「ＥＦＴＡ」結成

8. 第２章 フェアートレードの歴史
• １９９０～２０００年代
９５年「ＦＬＯ」発足
９８年「ＦＩＮＥ（ＦＬＯ，ＩＦＡＴ，Ｎ
ＥＷＳ！，ＥＦＴＡ）」非公式ネットワ
ークが誕生
００年代からＣＳＲの一環
０４年「ＦＴＡＯ」創設

9. 第３章 フェアートレード市場の現状
国際社会
• 成長率 出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

10. 第３章 フェアートレード市場の現状
国際社会
• 生産者＆労働者の数 出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎ
ｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

11. 第３章 フェアートレード市場の現状
国際社会
• 世界フェアトレード認証製品市場の推移
（推定）出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

12. 第３章 フェアートレード市場の現状
国際社会
• 各国のフェアトレード認証製品市場の推移
（推定）出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

13. 第３章 フェアートレード市場の現状
国際社会
• 産品別販売量の推移
出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

14. 第３章 フェアートレード市場の現状
日本
• フェアトレード認証製品市場の推移
出典：ＦＬＪ

15. 第３章 フェアートレード市場の現状
日本
• フェアトレード認証コーヒー、紅茶製品
国内販売量推移 出典：ＦＬＪ

16. 第３章 フェアートレード市場の現状
韓国
• 世界の成長率（２０１３～２０１４）
出典：Ｆａｉｒｔｒａｄｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ

17. 第３章 フェアートレード団体＆企業
• ＥＦＴＡ（１９８７）：フェアートレード輸入
団体のネットワーク組織
• ＷＦＴＯ（１９８７）：生産者団体、輸入団体
、フェアートレード支援団体、国際ネットワー
クを強くするため
• ＮＥＷＳ！（１９９４）：フェアートレード専
門の小売店であるワールドショップの団体
• ＦＬＯ（１９９７）：国々の認証団体やフェア
ートレード製品生産者のネットワークのため

18. 第３章 フェアートレード団体＆企業
• スターバックス：２０００年から
• チチカカ：１９７７年に設立され、中南米
の民芸品を販売し始め、フェアートレード
活動に参加
• ザ・ボディショップ：１９８７年化粧品業
界で最初としてフェアートレード
• 無印良品：２０００年代から参加

19. 第４章 フェアートレードの
メリットとデメリット
• メリット
①途上国にとっては市場が確保でき、仕事
が増える。
②生活能力が高くなり、子供達が学校で教
育を受けることができる。
③途上国の持続可能な発展に貢献する。

20. 第４章 フェアートレードの
メリットとデメリット
• デメリット
①労働者の賃金までの中間の過程でお金を
取られ、実際に労働者は賃金を貰えない
場合もある。
②フェアートレード商品と認められラベル
を得るためにはコストと時間がかかる。

21. 第５章 まとめ
• 中間過程の管理の問題

22. 第５章 まとめ
• ラベル認証の問題
「フェアートレード認証会社（ＦＬＯ－Ｃ
ＥＲＴ ＧｍｂＨ）」：製品の認証審査
やモニタリンすることだけ担当する独立
的な団体
フェアートレード認証ラベルは第３のとこ
ろから国際フェアートレード基準により
厳格な審査 ＝ コストと時間は不可欠
が、コストと時間を削減を図る必要

23. 第５章 まとめ
フェアートレードは行うべきなのか？
→フェアートレードは行う必要がある。
だが、改選すべきところ（問題）があり、
より透明なフェアートレード活動が求め
られる。

24. 参考文献
アレックス・二コルズ／シャーロット・オパル（２００９）『フェアートレ
ード 倫理的な消費が経済を変える』、岩波書店
石井一生（２０００）『日本の貿易５５年』、ジェトロ（日本貿易振興会）
コナー・ウッドマン（２０１３）『フェアートレードのおかしな真実』、英治
出版
長坂寿久（２００９）『世界と日本のフェアートレード市場』、明石書店
長坂寿久（２００８）『日本のフェアートレード―世界を変える希望の貿易』
、明石書店
佐藤 寛（２０１１）『フェアートレードを学ぶ人のために』、世界思想社
ジャンピエールボリス（２００５）『コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショ
ウの暗黒物語』、作品社
デイヴィッド・ランサム（２００４）『フェアー・トレードとは何か』、青土
社
ジョセフ・スティグリッツ／アンドリュー・チャールトン（２００７）『 フ
ェアートレード 格差を生まない経済システム』、日本経済新聞出版社
パトリック・ラヴ／ラルフ・ランティモア（２０１０）『よくわかる国際貿易
ー自由化・公正取引・市場開放』、明石書店
渡辺龍也（２０１０）『フェアートレード学 私たちが創る新経済秩序』、新
評論

25. 参考文献
ＦＡＩＲＴＲＡＤＥ ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ ＡＮＮＵＡＬ ＲＥＰＯ
ＲＴ ２０１３－２０１４ 『ＳＴＲＯＮＧ ＰＲＯＤＵＣＥＲＳ，ＳＴＲＯ
ＮＧ ＦＵＴＵＲＥ』http://www.fairtrade.net/annual-reports.html
ＦＡＩＲＴＲＡＤＥ ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ
ＭＯＮＩＴＯＲＩＮＧＴＨＥ ＳＣＯＰＥ ＡＮＤＢＥＮＥＦＩＴＳ ＯＦ
ＦＡＩＲＴＲＡＤＥ － ＳＩＸＴＨ ＥＤＩＴＩＯＮ －
２０１４http://www.fairtrade.net/fileadmin/user_upload/content/2009/re
sources/2014-Fairtrade-Monitoring-Scope-Benefits-final-web.pdf
日本貿易振興機構 ＪＥＴＲＯ http://www.jetro.go.jp/
大韓貿易投資振興公社
ＫＯＴＲＡ http://www.kotra.or.kr/kh/main/KHMIUI010M.html
チチカカ http://kakehashi.titicaca.jp/
ＦＡＩＲＴＲＡＤＥ ＪＡＰＡＮ http://www.fairtrade-jp.org/
フェアートレードソウル http://www.fairtrade-seoul.com/
フェアートレードコリアグル
http://www.fairtradegru.com/shop/main/index.php
ザ・ボディショップ http://www.the-body-shop.co.jp/values/vc_map.html
無印良品 http://www.muji.net/lab/csr/fairtrade/
ＯＸＦＡＭ ＫＯＲＥＡ http://www.oxfam.or.kr/

26. 参考文献
韓国公正貿易連合 ＫＦＴＡ http://fairtradekorea.net/
ＥＦＴＡ http://www.eftafairtrade.org/
ＷＦＴＯ http://www.wfto.com/
ＮＥＷＳ！ http://www.centroedelstein.org.br/PDF/fairtrade/news.shtm
スターバックス コリア
http://www.istarbucks.co.kr/responsibility/fair_trade.do
第三世界ショップ http://www.p-alt.co.jp/asante/pg169.html