1. あのｾﾝｾｰはどんなタイプ？
「ビジネスロイヤー座標軸」
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3. 依頼者企業が事案に応じて弁護士の使い分けていることは周知のとおり
通常は以下のような感じで使い分けている
専門分野
 訴訟、知財、コーポレート、独禁法、よろず相談（一般企業法務）etc.…
事務所のタイプ
① 大手事務所
② 外資系事務所
③ 中小規模／ブティック系事務所
過去の様々な経緯
でも、実際は上記だけで必ずしも選んでない
もっと目に見えにくいものが大切だったりする
ほかにもわかりやすいモノサシはないものか？
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4. 4
x： Talent
y : Style
z : Age
（※）「空間座標」
を表しているつもり
（うまく書けないけど…）
x軸： Talent
y軸： Style
z軸： Age
の３要素

5. 座標軸対立軸
x軸： Talent 秀才系スター系
y軸： Style カーペットボム系メリハリ系
z軸： Age 若手～ 中堅～ 壮年～ 大先生
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※ ｘ軸は必ずしも対立する要素ではなくて両立することもあるのだが、今回は
おおまかなキャラクター分けが目的なのでそういう趣旨でご了解いただければ
このあたりの属性の組み合わせというのも、相性の良い弁護士選
びの一つの視点になるかも？？（たぶんならないけど）

6.  生まれ持った（または弁護士になる前に培った）才能で弁護士としてのタイプも
だいぶ変わってくる
 Talentと言っても様々だけど、業界的にはこの二つのタイプが目立つ
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7. 当業界に最も多いタイプ
事務処理能力（制限時間内に適切な仕事をする）に優れる
緻密な仕事を得意とする
この業界の仕事は「神は細部に宿る」面があるので、ものごとが細
かく見れるこのタイプはこの業界に向いている
タイポやレファレンスのズレなど体裁面のミスはとくに意識しなくても
容易に発見できる
若年期、学習塾や予備校でずっとトップクラスで、大人になっても未
だに同世代の間で伝説的存在として語り継がれている人も
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8. • 有名なプレーヤーの多くはこのタイプか
• いわゆるRain Makerである、またはそれになる可能性が高い
• 事案の本質を素早く的確に見抜いて、関係者に強烈な印象を与える
言葉でアドバイスを放つ（個人的には「ズバリ力」とか「ズバ」と呼ん
でいる）
• その代わり細かいことはあまり気にしない
• このタイプの若手（滅多にいない）は、永続性を目指す法律事務所で
は、多少生意気だったり変わり者でも大切にされる
• 逆にそうでない法律事務所では（トップがそういうタイプであることを
これまた直感で鋭く感じ取り）放逐される
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9.  仕事のスタイル（基本的考え方、進め方）は弁護士によって本当に様々、色々
な特徴付けがありうる
 中でもこの２つの対立軸は弁護士の仕事のやり方の傾向として比較的目立つ
ので、並べてみる
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10. 「寝ないで働く、休まず働く」のパワーファイター系に多く見られるか
文字どおり絨毯爆撃的に関係論点を潰しこむ
メリハリよりも漏れがないことを重視
稼働時間が長くなるためチャージは高額になりがち
その仕事のペースとやり方に一緒に働く後輩がついていけないこと
も
スキを見せず、かつ、UIの高い仕事ぶりから、安心感があるのでヘ
ビーユーザーでない依頼者に好まれることが比較的多い
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11. たくさん働いている（のをやたら自慢する）ことはあまりかっこいいこ
とではないと考えるタイプが多いか
作業スコープとボリュームの両面において、ポイントを絞り、メリハリ
をつけて仕事をすることを好む
無駄と思う作業に時間をかけることは好まない
稼働時間が少ないためチャージは低額になりがち
思考プロセスがカットされるのでその論理展開に一緒に働く後輩が
ついていけないことも
効率よく案件を進めてくれるため、ヘビーユーザーの依頼者に比較
的好まれる
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12.  （個々人で異なることは当然の前提）
 世代によって役割分担に限らない特徴が見られる
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13. フットワークが軽い（ことが期待されている）
体力があり、無理が効く（ことが期待されている）
気軽に相談しやすい（依頼者は一番若い人に窓口的に連絡してくる
ことも多い）
可塑性から分野問わずどんどん吸収できる
逆に言うとそういう吸収できるステージがこの時期に与えられないと
その後つらい
毎日忙しいし、自分の至らなさが身に染みたりして今が一番キツい
と思っているが、実はそのキツさを克服した後にもっとしんどいこと
が待ち受けていることをまだ知らない
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14. 「中堅」概念は論者により範囲が異なるが、ここではシニアアソシエ
イト～ジュニアパートナーを主に想定
実働部隊の中核
バリバリやっているように見えるが（実際やってる）、今後のキャリア
面でも、任されている仕事の難易度の面でも悩みは大きい
一部の事務所では種々の事情からごっそり抜けている層。それらの
事務所の若手からは「彼らは一体どこにいってしまったんだろうね」
と疑問に思われる
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15. プレイヤーとしてピークの時期
スーパースターがあらわれてくる
（これ以上思いつかない、ていうか書きにくい…）
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16. 実働は基本的に担当せず、大局的観点からのアドバイスが中心
長年の経験から、「ズバリ力」（先述）が最高点に達する
他方、そのズバリはノリによるものだったりすることがたまにあるので、そ
の場合はアソシエイトがあとで見解を書面化するときに悶絶することも
依頼者実務担当者よりも経営者層から強い支持。ご意見番的存在として、
何かあるとあの先生の意見を聞いてこいと言われる
わからないことはわからないと自信を持って言える、と言う人が増えてくる
最近勢いのある同業者の名前が聞こえてくると「◯◯？ふーん、僕は知ら
ないな～」というのがよくみられる発言
後継者が課題だったりすることがある
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18. ステレオタイプな人間像を並べてみただけです
なので本当にこういう人たちが実在するわけではありません
なので特定のモデルも断じて存在しません
実際には当然のことながら職業人としてのキャラクターやタイプは
様々で、xyzの３つの座標軸みたいな単純化はできません
xyzの諸要素にしても、そこにあげた特徴は非常に極端なもので、実
際は広大なグラデーションの中にあるんだと思います
そもそも実際付き合ってみないとどんなタイプなのかはわかりませ
ん（内部じゃないとわからないこともたくさんある）
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う～～ん、強いて言えばこの人たちって感じでしょうか？？
サマルトリアの王子
@ドラゴンクエストⅡ
©スクウェア・エニックス
赤魔術士
@FINAL FANTASY I
©スクウェア・エニックス
わかりにくいか・・・

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おしまい