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Similar to 組込みSW開発技術研究会キックオフミーティング (20) 組込みSW開発技術研究会キックオフミーティング2. 背景
• H24年度で組込みシステムアーキテクト養
成プログラムでは100名の修了生を輩出
– 受講生のフォローアップ,受講候補生の育成
– 技術者交流の維持・継続
– 情報・ノウハウの交換の場の提供
• 組込みシステムアーキテクト養成プログラ
ムが今年度で補助期間が終了
– H25年度以降もリニューアルして継続の予定
– 受講生のニーズを反映した教材の開発
2
3. (1) コンソーシアム提案に関する
主なご意見
1. 社内の全体のレベル上げのために参加する
2. モデルベース開発の実際を身につけたい
3. 地域のMBDレベルアップが自社にとって都合が
良い
4. 活動を通じて、外部のプログラミング情報が入っ
てくるのを期待
5. ツールベンダーとしての将来性が広がることに期
待
6. 若手エンジニアの養成・訓練に期待
3
4. (2) アーキテクト養成プログラム
に
ついてのご意見
1. OJTでできないところ(基礎的なとこ
ろ)を
カバーしているところが評価ポイント
2. 人事戦略として、エンジニアのキャリア
チェンジ(ex. 電子・制御⇒SW系にコン
バート)に使えると良い。
3. 考え方のできる人が欲しい。
内容は、うまく適合している。
4. UML導入の効果はある
5. 期間の短縮と日帰り案には賛成
4
5. アーキテクト養成プログラムを
維持・継続するために
• H25年度コンソーシアム化を目指す
– アーキテクト養成プログラムの継続実施
• 受講生のアフターフォロー環境の提供
• 参加企業のニーズの把握
(ex. 信号処理系の教材等の整備)
– モデルベース開発(MBD) 実施環境の整備・推
進
• MATLABだけでなくフリーソフトでの展開も検討
• MBDの考え方が設計に役立ち、使われるようにな
ることが重要。
– 企業間特定研究課題の検討と実行
• 企業のテーマを議論できる研究会の場
• 企業間,大学と企業の実学発展に期待 5
6. コンソーシアムと研究会の関係
コンソーシアム 研究会(分科会)
• アーキテクト養成プログラム • アーキテクト養成プログラ
の実施母体(現 運営委員会 ム受講生のアフターフォ
/評価委員会に相当) ロー
• アーキテクト養成プログラム • 受講候補生に対する知識や
のカリキュラムや教育方針な スキルの準備の場
どの助言 • 開発現場の諸問題の共有と
• 企業のニーズに合わせた研究 問題解決
会分科会の設立 – 実務者レベルの参加
• 研究会への助言や成果の評価 – SW開発ツール,開発支援ツー
ルなどの共同開発
• あいのり共同研究の窓口(検 – 新しい開発プロセス,開発支
討中) 援ツールの紹介・応用先の検
討
⇒企業での導入・展開 6
7. 研究会の趣旨
• アーキテクト養成プログラムの修了生のア
フターフォローと参加企業のニーズの把握
– 継続的な研鑽の場を提供
– 得られた企業のニーズを次期カリキュラムに反映
• MBD実施環境の整備・推進
– MBDの考え方と有効性を紹介
– ツールの導入や利活用のノウハウの共有
• 企業間特定研究課題の検討と実行
– 新たなビジネスチャンス
– 新たな研究のネタ/技術開発のネタの発掘
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9. 研究会の3つの要素
シミュレーションに 品質の向上を目指し
よる機能検証,リ UMLによるモデリン たテスト,不具合の
ファレンスモデルの グ& コード生成 記録と不具合の防止
作成 策
The MathWorks, Inc: FPGA実装におけるモデルベースデザイン適用例,.2009 より抜粋
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10. 研究会(H24年度予定分)
1. 数値演算ツール&モデリング
(Scilab/Xcos)
① 制御系(プラント-コントローラモデル)
3回
② 信号処理(音声信号処理) 2回
2. UMLモデリングとコード生成 2回
① ソフトウェア工学の課題
3. テスト手法と不具合DBの活用 2回
① 講演会+パネル討論
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11. 研究会スケジュール
研究会 内容 担当講師 開催日 場所
1 キッ オフ
ク 塩見 5月18日 静大
2 制御モデル1 塩見・ 野口 6月15日 静大
3 制御モデル2 塩見・ 野口 7月13日 静大
4 制御モデル3 塩見・ 野口 7月23日 静大
5 信号処理モデル1塩見・ 野口 8月10日 未定
6 信号処理モデル2塩見・ 野口 9月7日 未定
7 U M Lモデリ ング1 松澤 9月21日 未定
8 U M Lモデリ ング2 松澤 10月12日 未定
9 テスト 1 森崎 11月9日 未定
10 テスト 2 森崎 12月7日 未定
※内容と開催日の対応は変わることがあります。
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13. 数値演算ツール&モデリング
• MBDは自動車の駆動やエンジンコント
ロールなど制御系が主だが…
– 信号処理系・画像処理系の分野でも応用可能
• MBDを制御系以外に応用すること目指す
– アーキテクト養成プログラムへのフィード
バック
• MATLAB/Simulinkは高価な有償ツール
⇒無償ツールのScilab/Xcosの利用を検討
組込み向けソースコードの自動生成はない
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14. 数値演算ツール&モデリング
(Scilab / Xcos[サイラブ/サイコ
ス])
• 要求仕様~設計 までの改善を狙うなら
Scilab/Xcos ベースでまかなえる可能性
– 要望→要求に至るまでに(実現可能性の目処をつ
けて受注を決断するまでに),プログラミング言
語によるプロトタイプ実装を繰り返し行なってい
ないですか?
– それはビジネスのスピードに対応できています
か?
– MBDは制御系だけのものと思っていませんか?
• Scilab / Xcos を活用するには
– モデリング手法への習熟
– 対応機器の拡充
– ライブラリの追加開発
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15. モデルベース開発の利用例
後工程のテスト
FPGA実装の場合 ケースの期待値
The MathWorks, Inc: FPGA実装におけるモデルベースデザイン適用例,.2009 より抜粋
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16. 今年度取り組むテーマ
• 制御系
(1) ステッピングモータの評価環境の整備
• 音声信号処理系
(2) TV会議システムに関する各種モデル化と
性能評価
有償ツールのMATLAB/Simulinkまたは
無償ツールのScilab/Xcosで実現しよう!
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22. 音響条件
エコーキャンセラー
商品の
仕様
雑音の除去 音声の明瞭度
音響条件 音響条件
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25. まとめ(研究会の趣旨)
• アーキテクト養成プログラムのアフター
フォロー環境の提供と参加企業のニーズの
把握
– 継続的な研鑽の場を提供
– 得られた企業のニーズを次期カリキュラムに反映
• MBD実施環境の整備・推進
– MBDの考え方と有効性を紹介
• 企業間特定研究課題の検討と実行
– 新たなビジネスチャンス
– 新たな研究のネタ/技術開発のネタの発掘
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