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1. Spring勉強会
1-2 ＤＩ

2. DI(依存性の注入)とは
• Dependency Injection の頭文字を取って、
DIという。
• コンポーネント間の依存関係をプログラムの
ソースコードから排除し、外部の設定ファイル
などで注入できるようにするソフトウェアパ
ターンである。
コレによって、クラス間の関係が疎結合となり、
依存関係が弱まる。

3. 依存性が高いと何がいけないのか
• 外から動的に動作を変更できないので、テス
トしづらい
• 柔軟性がなくカスタマイズしにくい
• クラス間の結びつきが強すぎると、依存する
クラスを変更した場合にコードの修正が広範
囲におよぶ可能性が生じる。

4. メリット
• 単体テストの効率化
• ソフトウエアの階層をきれいに分離した設計
が容易になる
• 依存性が極小になるため、変化に強いソフト
ウエアを作りやすくなる

5. 単体テストの効率化
• DIフレームワークでは、他クラスへの依存は
インターフェイスを介したものなる。
インターフェースを介す為、呼び出す側は実
装クラスの完成を待つ必要がない。
DIを用いることで、単体テストにおいて簡単に
依存性をテスト用のクラス（モックオブジェクト
等）に差し替えることができる。
⇒テストが容易になり、「テスト・ファースト」に
よる開発スタイルをとりやすくなる

6. どんなインジェクションがあるのか
• コンストラクタインジェクション
• セッターインジェクション

7. コンストラクタ・インジェクション
• コンストラクタ経由で依存性注入をう。
• <constructor-arg>タグを利用します
(呼び出し対象コンストラクタ)
public TestClass(String strValue, int intValue) {
...
(Bean定義記述例)
<bean id="testClass" class="com.omotenashimind.labo.TestClass“
scope="prototype" >
<constructor-arg name="strValue" value="test" />
<constructor-arg name="intValue" value="5" />
</bean>

8. セッター・インジェクションセッター・インジェクションセッター・インジェクションセッター・インジェクション
• setterメソッド経由で依存性注入を行なう。
• <property>タグを利用する。
(呼び出し対象セッター・メソッド)
public void setStrValue(String strValue) {
(Bean定義記述例)
<bean id=“testClass” class=“com.omotenashimind.labo.TestClass” >
<property name="strValue" value="test" />
</bean>

9. オブジェクト参照のオブジェクト参照のオブジェクト参照のオブジェクト参照の設定設定設定設定
(オブジェクト参照設定例)
<bean id="beanHogehoge" class=“test.HogeHoge" />
<bean id="testClass" class="com.omotenashimind.labo.TestClass">
<property name="strValue" ref="beanHogehoge" />
</bean>
• ref属性属性属性属性を指定し、Beanコンテナ内に登録さ
れているBeanのIDを指定することで、その
Beanオブジェクトの参照を設定することがで
きる

10. リスト型の値の設定リスト型の値の設定リスト型の値の設定リスト型の値の設定
(リスト型の値をインジェクションする例)
<bean id="testClass" class="com.omotenashimind.labo.TestClass">
<property name="valueList">
<list>
<value>value 1.</value>
<value>value 2.</value>
<value>value 3.</value>
</list>
</property>
</bean>

11. マップ型の値の設定マップ型の値の設定マップ型の値の設定マップ型の値の設定
(リスト型の値をインジェクションする例)
<bean id="testClass" class="com.omotenashimind.labo.TestClass">
<property name="valueMap">
<map>
<entry key="key1" value="value1" />
<entry key="key2" value="value2" />
<entry key="key3" value="value3" />
</map>
</property>
</bean>