Python2 と 3の話

1. Python2と3の互換性問題に
立ち向かうときに
まずやること
@utgwkk

2. こんにちは

4. @utgwkk

6. 第39代(副)広報

7. (副)広報……？

8. 経緯がありました

9. Pythonを書いている

10. 自己紹介ここまで

12. 動的型付け言語

13. 機械学習・数値計算で
よく使われる

14. Rubyと似てるって
よく言われる

15. 分からなければ
そういうイメージで

16. Pythonについて
調べてると
発生すること

17. 2と3ってのが
あるらしいぞ

18. このコードは2でしか
動かないっぽいぞ

19. Python2と3の違い

20. 文字列型

21. Python2だと？

22. strとunicode

23. 8bit型文字列

24. 文字コード情報なし

25. デフォルトエンコーディング

26. ASCII

27. マルチバイト文字列に弱い

28. リソースを取得するたびに
うまくエンコード/デコードしまく
る

29. とてもつらい

30. Python3だと？

31. str(unicode)

32. 文字コード情報を保持

33. いい話

34. 以前までのstrは？

35. bytes型として現役

36. 組み込み関数の
返り値の型の変更

37. 一例

38. リスト→イテレータ

39. イテレータ？

40. 要素を1つずつ返す
オブジェクト

41. リストより軽い

42. Pythonの典型的な
for文の例

43. Python2だと？

44. for i in range(100):

45. 0～99までiを回す

46. range(100)って？

47. [0, 1, …, 99] という
リストを返す

48. for i in range(10000000):

49. [0, 1, …, 9999999]
というリストを返す

50. 10000000個の要素
を持ったリストが都度
作られる

51. 重すぎる

52. 私はただループを回
したいだけなんだ

53. for i in xrange(10000000):

54. 0, 1, …, 9999999を
順に渡すイテレータを
返す

55. 軽い

56. range
いらなくない？

57. Python3だと？

58. for i in range(10000000):

59. 0, 1, …, 9999999を
順に渡すイテレータを
返す

60. いいですね

61. range がリストを返す
のに依存する実装が
バグりそう

62. range だけじゃない

63. 2でリストを返してい
た組み込み関数

64. 3ではイテレータを返
すようになった

65. 標準ライブラリの
改名

66. urllib系が特に大きく
影響を受けた

67. 他にもいろいろ

68. 整数同士の割り算

69. 例外処理の構文

70. 後方互換性の破壊

71. 古いバージョンのことは切
り捨てればよいのでは？

72. そうもいかない

73. 我々は常に最新の
バージョンのみを利用
できるわけではない

74. 時には古いバージョンの
コードと付き合う
必要が生じてくる

75. Python2から3への
移行

76. 2to3使いましょう

77. http://docs.python.jp/3/library/2to3.html

78. $ 2to3 -w hoge.py

79. Python2のコードを
3のコードに
書き換えてくれる

80. 大抵は何とかなる

81. 何とかならない場合も
あります

82. ライブラリの依存
ライブラリも
Python3未対応

83. うまくやっていきましょ
う

84. Python2と3で
互換性を維持

85. six使いましょう

86. $ pip install six

87. 2と3で変更のある
ところをラップ

88. いい感じに互換性を
保つことができる

89. Python3から2へ
ダウングレード

90. がんばってください

91. six使いましょう
(再掲)

92. まとめ

93. あらゆるプロジェクトが
Python3に完全に移行され
れば解決

94. なかなかそうもいかないので
いろいろな便利モジュールで
うまく凌いでいきましょう

95. six使いましょう
(再々掲)

96. ご清聴ありがとう
ございました

97. 質問？