OS Business Travel Inflationary Effects 国別宿泊費、日当改定案
- 3. 計算チャート
オーストラリア
•オーストラリアドルは米国ドルに対し、ほとんど変動していないため為替イ
ンパクトは発生せず。
•オーストラリア国内の 1997 年から 2006 年のインフレ率は 28.50 %である。
*2007 年までのインフレ率の情報が得られなかったため、 2006 年度末までの期間で検証
⇒ 従って、当初 120USD 、 40USD であった宿泊費、日当はそれぞれ
154.20USD 、 51.40USD へ改定されるのが望ましい。
AUD
(USD)宿泊費 120 (USD)日当 40
USD AUD対 USD AUD対
1997年 1.26 1997年 1.26
2007年 1.26 2007年 1.26
為替インパクト(%) 100%為替インパクト(%) 100%
インフレ率 128.5%インフレ率 128.5%
(USD)改定後宿泊費 154.2 (USD)改定後宿泊費 51.4
Data Source: Reserve Bank of Australia
http://www.rba.gov.au/calculator/calc.go
Data Source: x-rates.com
http://www.x-rates.com/cgi-bin/hlookup.cgi
- 4. 計算チャート
アメリカ
•予算規定が米国ドル基準であるため、為替によるインパクトは発生せず。
•米国内の 1997 年から 2006 年末 * のインフレ率は 27.23 %である。
*2007 年までのインフレ率の情報が得られなかったため、 2006 年度末までの期間で検証
⇒ 従って、当初 120 ドル、 40 ドルであった宿泊費、日当はそれぞれ 152.68
ドル、 50.89 ドルへ改定されるのが望ましい。
Data Source: Inflation Data.com
http://inflationdata.com/inflation/inflation_rate/InflationCalculator.asp#results
Data Source: x-rates.com
http://www.x-rates.com/cgi-bin/hlookup.cgi
USD
(USD)宿泊費 120 (USD)日当 40
USD USD対 USD USD対
1997年 1 1997年 1
2007年 1 2007年 1
為替インパクト(%) 100.00%為替インパクト(%) 100.00%
インフレ率 127.23%インフレ率 127.23%
(USD)改定後宿泊費 152.68 (USD)改定後宿泊費 50.89
- 5. 計算チャート
イギリス
•1997 年から 2007 年の間にポンドは米国ドルに対し、 15.69 %上昇した。
•イギリス国内の 1997 年から 2005 年末のインフレ率は 21.70 %である。
*2007 年までのインフレ率の情報が得られなかったため、 2005 年度末までの期間で検証
⇒ 従って、当初 120USD 、 40USD であった宿泊費、日当はそれぞれ
168.92USD 、 56.31USD へ改定されるのが望ましい。
Data Source: Measuring worth.com
http://www.measuringworth.com/calculator
s/uscompare/result.php
GBP
(USD)宿泊費 120 (USD)日当 40
USD GBP対 USD GBP対
1997年 0.59 1997年 0.59
2007年 0.51 2007年 0.51
為替インパクト(%) 116%為替インパクト(%) 116%
インフレ率 121.7%インフレ率 121.7%
(USD)改定後宿泊費 168.92 (USD)改定後宿泊費 56.31
Data Source: x-rates.com
http://www.x-rates.com/cgi-bin/hlookup.cgi
- 6. 計算チャート
カナダ
•1997 年から 2007 年の間にカナダドルは米国ドルに対し、 17.09 %上昇した
。
•カナダ国内の 1997 年から 2007 年のインフレ率は 22.39 %である。
⇒ 従って、当初 120USD 、 40USD であった宿泊費、日当はそれぞれ
171.97USD 、 57.32USD へ改定されるのが望ましい。
Data Source: Bank of Canada
http://www.bankofcanada.ca/en/rates/inflati
on_calc.html
CAD
(USD)宿泊費 120 (USD)日当 40
USD CAD対 USD CAD対
1997年 1.37 1997年 1.37
2007年 1.17 2007年 1.17
為替インパクト(%) 117%為替インパクト(%) 117%
インフレ率 122.4%インフレ率 122.4%
(USD)改定後宿泊費 171.97 (USD)改定後宿泊費 57.32
Data Source: x-rates.com
http://www.x-rates.com/cgi-bin/hlookup.cgi
- 7. 計算チャート
ニュージーランド
•ニュージーランドドルは米国ドルに対し、ほとんど変動していないため為替
インパクトは発生せず。
•ニュージーランド国内の 1997 年から 2006 年末 * のインフレ率は 22.50 %
である。
*2007 年までのインフレ率の情報が得られなかったため、 2006 年度末までの期間で検証
⇒ 従って、当初 120USD 、 40USD であった宿泊費、日当はそれぞれ
147.00USD 、 49.00USD へ改定されるのが望ましい。
NZD
(USD)宿泊費 120 (USD)日当 40
USD NZD対 USD NZD対
1997年 1.41 1997年 1.41
2007年 1.41 2007年 1.41
為替インパクト(%) 100%為替インパクト(%) 100%
インフレ率 122.5%インフレ率 122.5%
(USD)改定後宿泊費 147 (USD)改定後宿泊費 49
Data Source:
Reserve Bank of New Zealand
http://www.rbnz.govt.nz/statistics/0135595.
html
Data Source: x-rates.com
http://www.x-rates.com/cgi-bin/hlookup.cgi
- 8. まとめ
•1997 年の予算規定時には、国別の物価が考慮されておらず一律
で宿泊費 120 アメリカドル、日当 40 アメリカドルと規定されて
いたため、今回の改定案にも国別の物価は考慮せずに、為替イン
パクト、インフレ上昇率のみを考慮し金額を算出した。しかしな
がら、イギリスの物価は今回金額を算出した国々の中で一番高い
ので、調整が必要だと考える。
•ホテルの空き状況によっては、規定内でホテルを探すことが困難
な場合がある。その場合は、上長の裁量により妥当な金額であれ
ば承認する等の例外に備えた規定を策定する必要があると考える
。