Auditory and psychology.

1. 聴覚と情動の不思議
聴こえの機能局在

2. 音に関する機能局在
• 視覚と同様、音に関しても脳機能局在性が見られる。
• 高い音だけに反応するニューロン、音刺激が下がる時
に反応するニューロン、繰り返しの速度や時間経過を加
味した処理をするニューロン。

3. 音に関して活性化する脳部位
• 耳から入った音が大脳皮質まで届くと、一次聴覚野（側
頭葉に位置する）で処理される。
• なんの意味もない雑音だと一次聴覚野のみが反応する。
• 言語音声では側頭葉にある聴覚連合野やウェルニッケ
野（知覚性言語中枢）、前頭葉にあるブローカ野（運動
性言語中枢）なども活性化する。

4. 音楽によって活性化する脳
• 音楽と言語はどちらも聴覚から認知される。
• だが、どちらも脳の使い方が異なる。
• 言語中枢は右利きの人は脳の左半球。
＞＞左右同時に違う単語を効かせると右側で聞いた単語の方
がよく聞き取れる。
• メロディーの場合は、左耳で聞いたメロディーの方が聞き取
りやすい。
＞＞音楽の中枢は右半球か。
しかし、最終的に音楽は脳に広く分布する多数の神経ネット
ワークの相互作用によって成立。中枢はないのではという考え
方が近年の傾向。