オブジェクト指向を文法からではなく、自然言語的に分かりやすく文系的に解説する講座です。と言いつつ分かりやすくなかったらゴメンナサイ。需要があれば続けます。

1. ジーノ先生の
文系的オブジェクト指向
(5) ジーノ先生、殴る
関数名と引数

2. 自己紹介
• オブジェクト指向はむしろ文系向けと考える職業プログラマ
• 受託系IT企業、ゲーム開発会社などで働く
• 主な使用言語
• Java / C/C++ / C# / VB
• html / css / javascript / php / mysql
• 趣味でゲームアプリを作ったりもするので、絵も描く
• ジーノ先生はLine のスタンプ
http://line.me/S/sticker/1015414

3. ストレイさんとかショーンさんを殴ってみる
うわ・・・本講座の閲覧数少な過ぎ・・・？
本講座も5回目になるのですが、ちっとも閲覧数が伸びないので、
とりあえず八つ当たりをすることにしました。
関数の細かい実装はさておいて、
『ジーノ先生がストレイさんとかショーンさんを殴ること』を
考えてみてください。

4. まずはベタで実装
• 動作はメソッド(関数)で表します。
• 動詞-> 名詞の順番で記述
• 単語の区切りを大文字にするといいです。
class Jino {
// ストレイ＝サンを殴る
public void punchStray() {
// 手を後ろに引いて
// 腰を捻って
// 右手をつきだして
// ストレイ＝サンを殴る！！
}
// ショーン＝サンを殴る
public void punchStray() {
// 手を後ろに引いて
// 腰を捻って
// 右手をつきだして
// ショーン＝サンを殴る！！
}
}

5. うわ・・・同じ内容書き過ぎ・・・？
// ストレイ＝サンを殴る
public void punchStray() {
// 手を後ろに引いて
// 腰を捻って
// 右手をつきだして
// ストレイ＝サンを殴る！！
}
// ショーン＝サンを殴る
public void punchStray() {
// 手を後ろに引いて
// 腰を捻って
// 右手をつきだして
// ショーン＝サンを殴る！！
}

6. そうだ、引数を使おう
• 殴る相手を引数で指定したらいいじゃない
• これで何でも殴り放題ですね
class Jino {
// 指定されたナニカを殴る
public void punch (Object target) {
// 手を後ろに引いて
// 腰を捻って
// 右手をつきだして
// target を殴る！！
}
}

7. まとめ
• 『関数・引数・戻り値』を文法で考えると何か堅苦しい
• やりたいことは何かを考えてみては？
• 物を売るなら物を売って、売上金を受け取る
• int sell(object item);
• ガチャガチャなら精霊石かプレミアムチケットで、アルカナカードを入手
• ArcanaCard gacha(int stoneCount, int ticketCount);
• ところで、殴っても何も解決しません
• void sorry();

8. 今回のプログラム
• ありませんよ