2022.09.21　登壇資料

1. 京都コンピューターシステム事業協同組合
理事長 桂田 佳代子
RPACommunity
京都のIT業界団体が取り組む
地元のDX推進サポート
2022.9.21

2. 1
京都コンピューターシステム事業協同組合（KCA）
設 立 1994年2月25日 （29期目）
所在地 京都市下京区柳馬場通松原下ル忠庵町310番地
理事長 桂田 佳代子（京なか株式会社）
会員数 ４０社 （賛助会員含む）
1.自己紹介（KCAとは）
KCAのHP Facebook

3. 2
お悩み状態から一歩
進むお手伝いを。
お気軽にご相談を！
（初回相談：無料）
御社の課題に合う京都
IT企業（複数）との
ご縁をお繋ぎします！
（相談：無料）
Zoom入門セミナーな
どご要望やレベルに
合わせた講演対応！
ITよろず相談 事業者マッチング ITセミナー・研修
専門相談
（IT活用関係）
※ビジネスサポート
京都府内の企業様や業界団体様向けに、ITよろず相談・事業者マッチング・セミナーなどを実施。行政・行政関連機関様とも連携。
相談・専門家派遣
※ IoT・AI相談窓口
※お客様相談室
KCAの会員企業ができること
業務系システム
の構築・提案
サーバー・ネットワーク
の構築・支援
HP・ECサイト
の構築・提案
SNS活用
のアドバイス・支援
組込・制御系システム
の構築・提案
ＩＴ活用
の総合アドバイス
助け合い隊
異業種連携による
助け合い
京都府中小企業団体中央会
2.KCAの取り組み、会員企業ができること

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エリア
企業全体
（件数）
大手企業
（件数）
中小企業・
小規模事業者
（件数）
中小企業・
小規模事業者が
占める割合
全国 359万社 1万社 358万社 99.7％
京都府 7.9万社 191社 7.9万社 99.9％
京都市 4.9万社 167社 4.9万社 99.7％
小規模事業者を除く中小企業数：府内1.1万社
特定の業種に偏らない、様々な業種がバランスよく分布
中小企業庁_市区町村別企業数(2016年)
3.京都にはこれだけの数の企業がいます

5. 4
2021年度以降のキーワードは
マッチング
7.9万社
4.KCAの活動キーワード

6. 5
知らない相手に
ITの依頼・DXの相談は
しない
5.マッチングのために

7. 6
KCA＆地元IT企業の
認知度を上げる
取り組みを、積極的に行っています。
「展示会」
「セミナー」
「ITよろず相談」
「事業者マッチング」
※早い段階から、地元企業様とファーストコンタクトを取れる機会を創出。
※会員企業各社ができることは各社で。各社で対応が難しいことをKCAが。
6.認知度を上げる取り組みを行っています

8. 7
7.展示会
A. 販売管理、顧客管理、購買管理、決済管理、ＰＯＳレジ等
B. 在庫管理、物流管理、生産管理等
C. 会計・財務・経営管理等
D. 人事・給与・労務・総務管理、社内管理等
E. ホームページ、ＥＣ・予約・マッチングサイト、ＳＮＳ活用等
F. 情報セキュリティ、ネットワーク、クラウド環境等
G. ＡＩ・ＡＲ・ＶＲ・動画・ビッグデータ活用等
H. ＩｏＴ・デバイス・センサー活用、ビッグデータ取集等
I. 自動化・汎用ツール等
2022.5.27、京都市様主催で開催されました「中小企業デジタル化・DX促進マッチングフェア2022」では、48のIT企業・
団体が出展。昨年度に引き続き、KCAは企画段階から参画し、準備、当日運営にも携わりました。
京都市内の 48社/団体の
IT企業・団体がブース出展

9. 8
補助金を活用したDX・IT導入の事例：7事例を発表
2021年度は計16回、セミナー講師or共催開催として協力
2022.3.23 セミナー「DX（IT）導入補助金と活用事例セミナー」
8.セミナー

10. 9
DX推進をしたいけれど
①何からどう進めたらよいの？
②どこに相談したらよいの？
9.ITよろず相談でよくあるご相談
よくあるご相談
KCAとしてITよろず相談窓口を設けているとともに、京都商工会議所様が受付をしておられる「専門相談（IT利活用）」
の専門相談対応などもさせていただいております。
ご相談例：
京都府内の企業様で、一人情シス状態で、社内の基幹システムなどを構築。RPAも導入し、各事業部から上がってくる
売上データなどをRPAを使って会計ソフトにて自動仕訳。一人情シスの方が高齢にもなり、どうしたらよいか？

11. 10
・DX推進を検討する前段階で、漠然としたお悩み状態で足踏みしている企業様が多い。
・ITよろず相談では「課題解決」にまでは至らないが、「まず何から考えていけばよいか？」と
いったアドバイスや選択肢の提示だけでも、「相談してよかった」と仰って頂けることが多い。
・以前は、「まず導入しましょう」であったが、ここ数年は、なんらかの基幹システムを導入
されている企業様がほとんど。リニューアル（保守期間切れ）に伴い、他の選択肢も含めて
ご検討・ご相談されるケースが多い。
・とはいうものの、基幹システムの刷新は非常に高額な見積となるため、あきらめて既存システム
の契約更新をされることが多い。（こちらからそう助言する場合もあり）
・システム提案は、「各社のIT導入状況とIT課題を把握した上で、業務課題にも応じた提案」が
必要なため、これまで以上にヒアリング・理解に時間がかかる。
・各社のIT導入状況は企業ごとに異なるため、他社の事例はそのままでは当てはまらない。各会社様
に合った提案をするために、IT企業側もDX推進についてのより幅広い知見やレベルアップが必要。
・中小IT企業１社で対応→それぞれの強みを活かした連携体制で地元企業様のDX推進ができないか。
10.ITよろず相談を受けていて感じること

12. 11
11.連携体制での取り組み事例（３社様×３回）
プラスチック製品製造業様
京丹後市。129名
・課題① ：生産計画における属人化が課題。
・課題② ：より便利にIT利活用することで、省力化
を図りたい。
建設重機部品などの製造業様
舞鶴市。77名。
・課題① ：点検業務においてAI活用ができないか？
・課題② ：現状、紙ベースの勤怠管理・日報作成に
ついてIT化に踏み切れていない
モーター修理・制御盤設計業様
綾部市。22名。
・課題① ：点検業務においてAI活用ができないか？
・課題② ：現状、紙ベースの勤怠管理・日報作成
についてIT化に踏み切れていない
アドバイザリー契約を結び、継続支援
公益財団法人京都産業２１北部支援センター主催
セミナー2回と個別企業訪問による相談（3社×3回）

13. 12
DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進状況 ※私見です
・積極的にIT利活用していらっしゃる企業様も多いが、真の意味でDXに至っている企業は
正直、我々を含めて、まだまだ少ない印象。
※デジタイゼーション、デジタライゼーションの段階が多い。
※明確なゴール（新たな価値創出）イメージを持てていない。ベンチャー系企業の方がイメージしている印象。
・DX推進は経営戦略にも関わるため、会社を上げての取り組みが必要であり、特に経営者の
方の関わり方・決意がとても重要。また、DX人材の育成・雇用もあわせて重要。
DX（デジタルトランスフォーメーション）
デジタイゼーション デジタライゼーション
アナログ情報を
デジタルデータへ変換
既存の業務プロセスや
ワークフローを
デジタル技術で効率化
デジタルデータと
デジタル技術を用いて
新たなビジネス価値を
創出
12.京都企業様のDX推進状況

14. 13
京都デジタル人材創造事業とは ※京都府様の事業。京都府テレワーク推進センター様の運営。
「京都の未来をつくる「DX人材育成×産業創発」プロジェクト」の一環として実施。
DX社会の実現に向け、府内の社会人の誰もが備えておくべきデジタルリテラシー能力を養成
（デジタル基礎人材）するとともに、今後の企業現場において必要なデジタル利活用人材等を
育成するなど、デジタル人材を効果的に創造（育成）するためのプラットフォームを構築。
現在、KCAにおいて、株式会社KYOSO様をはじめとするKCA会員企業が協力しあって、
e-ラーニングコンテンツを製作中。プラットフォームシステムも構築中。2022年10月公開予定。
13.京都デジタル人材創造事業について
DX推進のためのソリューション提供だけでなく、
DX人材創造事業にも携わり、幅広く、少しでも
地元企業様のお役にたてるよう、今後も取り組んで
まいります。

15. 京都コンピューターシステム事業協同組合
理事長 桂田 佳代子
RPA Community
京都のIT業界団体が取り組む
地元のDX推進サポート
2022.9.21