2018/07/20 サーバーワークスLT大会 ※免責事項 本書の情報・資料の記載には注意を払っておりますが、記載された情報の内容が正確であるか、更新時期が適切かどうかなどについて一切保証するものではありません。また、記載された情報またはその誤りなど、本書記載の情報に関連して生じた損害または障害などに関しては、その理由の如何に関わらず、またその損害等が直接的か間接的かを問わず、一切責任を負うものではありません。

1. 2018年奇術の旅
2018: A Magic Tric Odyssey

2. 奇術（マジック、手品）といえば
どんなイメージでしょうか？
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3. 奇術の歴史を遡ってみましょう
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4. エジプト時代（紀元前2500年頃）
エジプトのベニ・ハッサンという村の洞窟に「カップと玉」という現代でも演じられている
有名なマジックの壁画も発見されている
これが世界最古の奇術の絵
※絵の解釈には異説あり
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5. ギリシャ時代（100年頃）
アテネのアルキプロンの見聞録に以下の記載
「一人の男が出てきて、三脚のテーブルの上に一つの小皿を置いた。その小
皿の下に白い丸い小石を入れた。他の小皿にも一個ずつ小石を入れた。そし
て、この小石を一つの皿の下に集めてしまった。どのようにやったか、まっ
たくわからなかった」
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6. 中世（1584年）
レジナルドスコット著『妖術の開示』出版
世界最古の奇術の解説書
カップと玉の解説もある
魔女狩りから無実の人々を救う目的で出版された
（魔術とされていたもの（奇術のトリックが利用されていた）が
インチキである、と暴露した）
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7. 近代奇術の父：ロベール・ウーダン（1805～1871）
ロベール・ウーダン以前
舞台：暗い証明、ぶきみな雰囲気
衣装：マント、三角帽
喋り方：重々しいセリフ
ロベール・ウーダン
舞台：明るい、上流家庭の応接間さながら
衣装：礼装の夜会服
喋り方：日常会話と同じ口調
洒落た演出の奇術、機械技術師の知識を活かした奇術の創造
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8. 脱出奇術王：ハリー・フーディーニ（1874～1926）
「どんな手錠からでも脱出できる」
エスケープマジックの分野を確立
「パンチされても平気か」と聞かれ、「平気」と答え、殴られたところ具合
を悪くし、死んでしまった
フーディーニの暗号
フーディーニは自身が死んだら、妻や友人と決めておいた暗号を冥界から送るの
で、それを解くことができた霊媒師は本物と判断していい、としていた
フーディーニの死後、冥界から彼のメッセージを受け取ったとする霊媒師が多数
現れたが、暗号を（霊媒により）伝えられた者はいなかった
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9. 近代クロースアップマジックの父：ダイ・バーノン（1984-1992）
永遠に残る名作トリックを創作
トライアンフ
カッティングジエーセス
スペルバウンド
「3歳からマジックを始めた。0歳からの3年間が惜しい」
「Be natural, Be yourself」
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10. 参考文献
高木重朗『大魔術の歴史』
前川道介『アブラカタブラ奇術の世界史』
松田道弘『トリックスター列伝』
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