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Reverse Support 
逆支援型デイサービス 
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りばさぽ高知 
2014/9/26 
合同会社さわもと 
澤本洋介
世界価値観調査「高齢者は社会のお荷物だと思う」(日本) 
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※「とてもそう思う」+「そう思う」の比率 
武蔵野大学講師舞田敏彦氏(@tmaita77)twitterより引用 
資料:『世界価値観調査』(2010-14)作成者:舞田敏彦氏
高齢者ほど、高齢者をお荷物と考えている 
3/11
この価値観を 
ひっくり返したい! 
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いかさなければ、もったいない! 
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逆支援型デイサービス 
Reverse Support 
高齢者が若者や社会を支援するデイサービス 
7/11 
りばさぽ高知
逆支援型アクティビティ 
一般的なアクティビティ 
 レクレーション 
– しりとり 
– 輪なげ 
– 折り紙 
– ぬり絵 
– 切り絵 
逆支援型アクティビティ 
インタビュー(聞き書き) 
– 自分史 
– 仕事・家族 
– 地域・歴史・暮らし 
グループワーク(少人数会議) 
– 子どもや孫につたえたいこと 
– 地域活性化アイデア 
8/11 
置き換え 
※レクの否定 
ではなく 
介護の多様性
社会の共有財産としてシェア 
9/11 
高齢者の知財をアーカイブし 
誰もが利活用できる仕組みをつくる
りばさぽ高知が目指すもの 
高齢者が「頼られる充実感」実感できる 
介護サービスをつくる 
高齢者が尊敬され、長寿を心から喜べる 
価値観をつくる 
高齢者の知恵を社会に循環させ、 
イノベーションが起きやすい社会をつくる 
10/11 
1 
2 
3
高齢化社会の最先端地高知のお山から 
逆支援型介護の仕組みで世界を変える! 
11/11 
2014/9/26 
合同会社さわもと 
澤本洋介

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逆支援型デイサービス「りばさぽ高知」プレゼン資料20140926

Editor's Notes

  1. 皆さん、こんにちは。澤本洋介と申します。 私のプロジェクトは、逆支援型デイサービス「りばさぽ高知」というものです。 最初に皆さんに1つのショッキングなグラフを紹介させてください。
  2. こちらは、「高齢者は社会のお荷物だ」と感じている方の比率を年齢別にあらわしたグラフです。 世界価値観調査での日本の調査結果です。 下の2本の赤い線にご注目ください。 この2本の線は、70歳以上と75歳以上の皆さんの回答です。 このグラフから見えてくることは、
  3. 高齢者ほど、高齢者をお荷物と考えている。 ということです。 私達は、この調査結果をとても悲しいことだと受け止めています。 私達は、
  4. この価値観をひっくり返したい! と思っています。
  5. 私達は今から7年前に本山町に移り住みました。 ケアマネージャーという高齢者支援の専門家として事業を行っています。 ですが、私達は本山町に来てからの7年間ご高齢のお客さん達から本当に沢山のご支援をいただいてきました。 何も分からなかった地域のことや、はじめての子育のことなど、沢山のことを教わってきました。 そんな、支援され続けてきた「支援専門員」として、強く思うことがあります。 それは、
  6. 高齢者の知識と経験は社会の宝  いかさなければ、もったいない。 ということです。 そこで、
  7. 逆支援型デイサービスというアイデアがうまれました。 コンセプトは、「高齢者が若者や社会を支援するデイサービスです」
  8. りばさぽ高知では、通常のデイサービスで行われている、輪なげや折り紙などのレクレーションを、 インタビューとグループワークを中心とした逆支援型アクティビティに置き換え替えます。 レクを否定するわけではなく、介護の多様性のひとつとお考えください。 昔の生活や仕事について、今の地域や若者たちについて、沢山のご意見をお聞きして、記録して、 そこで得られた多くの知的財産を
  9. 社会の共有財産としてシェアします。 私たちは、高齢者の知恵を誰もが利活用できる仕組みを作りたいと思っています。
  10. 私たちはめざしています。 高齢者が「頼られる充実感」実感できる介護サービスをつくりたい   高齢者が尊敬され、長寿を心から喜べる価値観をつくりたい 高齢者の知恵を社会に循環させ、イノベーションが生まれやすい豊かな社会をつくりたい この目標に一歩でも近づくために、EDGECAMPに参加させて頂きました。
  11. 高知県山間部は、高齢化社会の最先端地域です。 私たちは、その高知で逆支援型介護の仕組みをつくり、ひろげ、世界を変えたいと思っています。 ご清聴ありがとうございました。