1. ネットワークトラブルシューティング
～自端末編～
第６回静岡 ITPro 勉強会インフラ部
プログラマにインフラを教える方法
マイケル @creaism

2. 自己紹介
● Author : マイケル
● Twitter : @creaism
● Blog : http://blog.livedoor.jp/creaism/
● 現 インフラ SE
● 元 WEB 開発 SE
➔ また、職務内容が変わるかも・・・ﾃﾍ (^p^)

3. 実は、、、
● この様な勉強会で、人前で話すのは、
初めての経験です；；；
● スライドを作成したのも初めての経験。
● しかも、インフラ部も初参加。
➔ っという訳で、お手柔らかにｗ

4. ネットワークトラブルと言っても・・・
● トラブルの種類は千差万別。
インフラ SE は、日夜様々なトラブルに
悪戦苦闘しています。
ハード？ ソフト？ 人的トラブル？
ルータ？ スイッチ？ ハブ？
NIC ？ ドライバ？ ・・・？ (*´□`) ｧﾞｳｧｳｧﾞｰ

5. そこで、今回の目的は・・・！！！
● プログラマ（っというか、ユーザ全員）に、
自端末パソコンが原因で、自己解決できるものは
自身で調べて対応できるようになって欲しい。
っという事で、
『あれ？ネットワークが繋がらない？！』
という時に試して欲しいあれこれを紹介します。

6. 状況の確認 （１）
● 何ができないのか？
ブラウザでサイトが見れない？
メールが届かない？ NAS にアクセスできない？
● いつから発生してるのか？
今朝？ 昨日？ １週間前？
出張から帰ってきたら？

7. 状況の確認 （２）
● 再現性はあるのか？
常時発生する？
何かしらの操作をすると発生する？
● 発生している範囲は？
自分だけ？周りの人も？
他の部署でも？

8. 状況確認した結果・・・
● ブラウザや、メールだけじゃなく、
ネットワーク全般がダメっぽい・・・ orz
● 一時的にダメじゃなくて、ずっとダメ・・・ orz
● 自分だけで、周りの人は大丈夫・・・ orz
こうなったら・・・インフラ SE に頼もう・・・ orz
その前に、試してください ( ･ ` ｪ ´ ･ )

9. ループバックアドレスへ ping
● ループバックアドレス (127.0.0.1) に対して、
ping を実行する。
# これは、自端末の論理構成をテストする。
# ICMP に、エコー要求を発信してはいない。
➔ 失敗した場合、 TCP/IP ドライバが壊れていると想
定されるので、ドライバの再インストールを実施。

10. NIC に設定した IP アドレスへ ping (1)
●
NIC （ネットワークインターフェースカード）に
設定した IP アドレスへと ping を実行する。
➔ 成功した場合、基本的には障害の原因が
自端末以外にあると考えられるので、
インフラ SE へとお問い合わせください m(_ _)m

11. NIC に設定した IP アドレスへ ping (2)
●
NIC （ネットワークインターフェースカード）に
設定した IP アドレスへと ping を実行する。
➔ 失敗した場合、 ipconfig にて、 NIC の設定を確認。
DHCP 環境では、自端末の IP アドレスが知らぬ間
に変更されていることもある。例えば、
リンクローカルアドレス（ 169.254.0.0/16 ）とか。

12. Ipconfig で NIC の設定確認 (1)
● 誤った IP アドレスであった場合
⇒ NIC の IP アドレス設定ミス
➔ 正しい IP アドレスに修正し、新たに設定した
IP アドレスに対して、 ping を実行。
ping は成功するのに解決に至らない場合は、
インフラ SE に、、、以下略。

13. Ipconfig で NIC の設定確認 (2)
●
NIC を認識しない場合
⇒ NIC のデバイスドライバ 又は ハード障害
➔ デバイスドライバの再インストールを実施。
再インストールに失敗する場合は、
NIC が物理的に故障していると考えられるので、
交換してください。

14. Ipconfig で NIC の設定確認 (3)
●
Cable Disconnected （接続されていない。）
⇒ ケーブル接続による障害
➔ ケーブルの差し直し。
➔ 不良ケーブル（断線など）の交換。
それでも、解決しない場合は、インフラ SE 、、、。

15. 最後に
● 今回の真の目的は、、、
プログラマ（ユーザ）とのコミュニケーションを
円滑にすることにあります！！！
➔ 互いに歩み寄って、より早い解決に至るよう、
情報・技術共有の第一歩となれば幸いです。