変形性膝関節症に対する理学療法
~リアラインコンセプトに基づく治療により確実
に即時効果を得て正常歩行を獲得する方法~

日時:平成24年7月16日(月)

会場:ウィリング横浜 研修室(神奈川県)

講師:蒲田 和芳 先生
(広島国際大学 准教授 株式会社 GLAB  代表取締
役)

主催:療法士 .COM
コンセプト誕生の背景
□ACL 再建術後の不良成績
 –下腿外旋位
 –伸展制限
 –腫張
 –大腿四頭筋機能低下

↓
□OA 膝と同様のアライメントパター
ン
下腿外旋位
① 正常なスクリュー
 ホームムーブメン
トの消失

② 脛骨の外方偏位

③ 脛骨粗面の外旋
下腿外旋




脛骨外方偏位により大腿骨外側顆が脛骨隆起
外側部に乗り上げることにより、膝内反モー
メントが発生する可能性がある
マルアライメントを放置すると

1. マルアライメント(異常なアライメン
ト)が進行

2. 関節周囲の軟部組織や筋が緊張

3. 関節周囲の軟部組織に炎症・損傷

4. 関節軟骨変性・半月板損傷

5. 変形性関節症
リハビリテーションと マルアライ
      メント

1. 軟部組織の過緊張が持続

2. 異常運動が持続

3. 疼痛・機能異常が持続


マルアライメントの早期の矯正が必要!
マルアライメント症候群の疾患概
       念
一般的なリハビリテーションの進
       行
             理想




              現実
リアラインコンセプトの進行
リアラインコンセプト
エクササイズ
   下腿内旋の自動運動および抵抗運動ができ、
   また内旋位でのレッグプレスを行うことで、
   上記に示した異常回旋運動を改善する効果がある。



研究成果では LP 運動前後で
膝屈曲可動域拡大
伸展可動域低下
 -angle 低下
立位大腿骨内側顆間距離減少
10段階ペインスケールの減少
が有意( P<0.001 )にみられた。
HTO への LP の効果
HTO 術後患者に用いた短期成績例では、
術後1ヵ月後の独歩獲得 
コントロール群( CL 群)   21人中4 人独
歩獲得
レッグプレス導入群( LP 群)21人中13人独歩
獲得
                      
    ( P<0.005 )
WOMAC の痛みでは LP 群平均189点改善
              CL 群平均64点改善
WOMAC 活動では LP 群平均627点改善
             CL 群平均218点改善
良好項目において LP 群の改善値が高く、治療効果
が認められた。
まとめ
リアラインコンセプトにも基づく運動療法
は膝 OA の治療に変化をもたらし、学術的
にも有用な治療方法である。


当院リハビリでも膝 OA 、 ACL 患者など
に採用し治療効果を高めていきたいと思い
ます。


この度は講習会に参加させていただきあり

出張報告2012横浜リアライン