1.各プロセス説の総合
“状態”の見方のトレーニング
はじめに
・「人間は段階的に変わっていく」という話は
古今東西たくさんある。
・ならば、それぞれの話を比較して並べて
みると、新しい発見があるのではないか。
・いや、まず人間について大きな
過程が存在し、個々の専門家は
その一部を説いているのではないか?
藤本義一の
カンコウスイドウ
「月刊PHP」 1988年8月号
「藤本義一のシナリオ教室」
観察段階
↓
考察段階
↓
推察段階
↓
洞察段階
※大阪府出身の作家。
1933~2012 テレビ出演多数。
アイドマの法則
注目・・・藤本義一の観察と合うか?
↓
興味
↓
欲求
↓
記憶・・・藤本義一の洞察と合うか?
↓
行動
NM法
①課題決定・・・観察や注目
↓
②KW決定・・・興味
↓
③や④・・・考察段階
↓
⑤アイデア・・・推察段階
↓
⑥最終的なまとめ・・・洞察や記憶
↓
・・・行動へ
※中山正和(1913~2002):山梨県生まれ。
日本電電公社、金沢工業大学教授等を歴任。
画期的な創造性開発法としてNM法を提唱。
JWヤングの
「アイデアの作り方」
①資料集め・・・観察段階
注目、興味
KW
↓
②資料加工・・・考察段階
QA、QB
↓
③孵化段階
↓
④アイデア段階・・・推察段階
QC
↓
⑤具体化段階・・・QCの現実化
↓
洞察段階
記憶段階
※アメリカの広告王として知られる。
ウェイン・ダイアー
「自己実現の5段階」
①パニック
↓
②無力
↓
③努力
↓
④対応
↓
⑤完成
「アイドマ」の後ろ部分「記憶→行動」
の部分に相当する。
※1940~。アメリカの心理学博士。
この5段階は
「自分を創る」(渡部昇一訳 三笠書房)より。
「守破離」と
「岸田秀の歴史4段階」
(ダイアーの)
パニック
↓
無力
↓
対応・・・守・・・対立
↓ ↓
破・・・逆転
↓ ↓
離・・・移行
↓ ↓
完成・・・・・・・・・統合
※守破離:由来は諸説あるが、茶道家・千利休の言葉、
“守り尽くして、破るとも、離るるとも『本』ぞ忘るな“からという説がある。
※岸田秀:1933~。和光大学名誉教授。
ベストセラー「ものぐさ精神分析」より引用。
「オルグ学」
村田宏雄著
・人が人を組織化することをオルグという。
昔の社会運動で多用された。社会心理学者、
村田宏雄氏は著書「オルグ学」で4段階に
まとめた。
・この4段階は人が変わっていく前節の2つと
合致する。
①守・・・・対立・・・・右記①新勢力台頭
↓
②破・・・・逆転・・・・右記②旧勢力打破
↓
③離・・・・移行・・・・右記③新勢力正当化
↓
④完成・・統合・・・・右記④新勢力完成
※村田 宏雄:1919~2002。大阪府出身。
最高裁判所事務官、東洋大学社会学部助教授。
勲三等瑞宝章受勲。
次節では状態の
内部に迫る!
まとめ
「カンコウスイドウ」「アイドマの法則」「NM法」「ヤングのアイデア法」と、
「ダイアーの自己実現」「守破離」「岸田の歴史4段階」「オルグ学」は、
確かに比較対照して重ね合わせることができた!

1.各プロセス説の総合