Noberエピソード2
- 4. 4
青果標準商品コード
(ベジフルコード)
× × × × ×
品種登録番号
× × × x ×
+
生
産
段
階
品種登録番号
は表には出さない
(現在の表示から
変更しない)がデー
タベース上に所持
する
流
通
段
階
生鮮共通商品コード体系(食品流通情報化基盤開発事業より)
野菜 4922 3XXXX P 00 C/D
果実 4922 4XXXX P 00 C/D
4922という生鮮フラグから始まる13桁のコード体系.
流通で進んでいるEDIコードと生産
者が意識する品種との間に関連が
ない。
生鮮フラグ 標準品名コード P:栽培方法
区分等
生産・流通を含め品種名で紐付けした番号体系を提案していく。
1.エピソード1から(2/2)
生産物情報の提案
- 9. B-12 トマト(ごほうび) 減
農薬 期間限定品・数量限定品
材料
・トマト
・木綿豆腐
・豚挽き肉
・ニンニク
熊本県産トマト 濃厚仕上げ
レシピデータは膨大にある
品種記載の割合は小ない
「桃太郎」 「アイコ」が一部
記載。 データは未オープン
各社競っている
品種は記載されていない
データは未オープン
トマト掲載件数
ふるほ 17件
ふるさとチョイス 133件
品種名記載「ごほうび」1件
3. データベース上の現状
3.2 消費者サイド
(1) 品種名の活用状況(Webサイトでの表示例)
料理レシピ
(クックパッドより)
ネット通販
(Oisixより)
材料名:トマト
ふるさと納税謝礼品
(三重県紀宝町より)
△ × ×
消費者に食材情報を提供するWEBサイトは種々存在し、情報も豊富。 しかし、マッチングとして
の情報の扱い(品種名の記載、データのオープン性)が共に不十分。 評価はその意味で考えた。
- 13. 13
• 消費者情報が見えることによるマーケットの拡大
• 消費者評価によるやりがいの向上
生産者
サイド
• 少量多品種多方面流通ネットワークの誕生
• 付加価値サービスのビジネス提供機会の増加
• 材料の選択の幅が広がる事と代替選択の可能
流通・外食
サイド
• 自らの嗜好に合った質の高い選択と入手が可能
• 品種名により生産農家を選択でき、直接購入につなげられる
• 同じ質の料理がバラツクことなく繰り返し作れる
• 代替品の選択が可能
• レストランを選択する楽しみと料理の食後感の造詣が増える。
• 消費者相互の食材に関する情報交換に具体性が伴い質が高まる。
消費者
サイド
4. Noberの具体化
4.1 各プレーヤのメリット
現状、品種への関心は偏っているが、品種名を紐付けしてマッチングが取れると、各ステークホルダ
にメリットが生じる。 今使えるデータを活用し双方向の流通基盤となるNoberの実現性を提案する
Editor's Notes
- 生産物に品種情報が加味された情報コードが付くことにより、生産者、消費者、加工/外食事業者間で、生産物情報が直接コネクトすることが可能となる。
農業生産消費マッチングシステムを名づける。
生産者は自分の作物の情報をマッチングシステムに登録する。
消費者・加工/外食事業者は食材の検索としてマッチングシステムを活用する
消費者は感想、口コミを直接生産者へ返すことも可能とする。
生産者の期待
システムを通して
・消費者ニーズが見えることによるマーケティング力の向上が図れること
・販売機会の拡大による安定供給と収益増
・消費者レスポンスによるブランド力・差別化の強化
・評価によるやりがいの向上
消費者の期待
・安心・安全
・生産物の情報比較の充実(調理向け、味、)
・ブランド店使用と同じ作物の選択可能性
・農家からの情報提供による消費価値の高まり
加工の期待
・安心・安全
・専門性のある食材の選択確保
・消費者への付加価値の提供
が想定されます。
- 生産物に品種情報が加味された情報コードが付くことにより、生産者、消費者、加工/外食事業者間で、生産物情報が直接コネクトすることが可能となる。
農業生産消費マッチングシステムを名づける。
生産者は自分の作物の情報をマッチングシステムに登録する。
消費者・加工/外食事業者は食材の検索としてマッチングシステムを活用する
消費者は感想、口コミを直接生産者へ返すことも可能とする。
生産者の期待
システムを通して
・消費者ニーズが見えることによるマーケティング力の向上が図れること
・販売機会の拡大による安定供給と収益増
・消費者レスポンスによるブランド力・差別化の強化
・評価によるやりがいの向上
消費者の期待
・安心・安全
・生産物の情報比較の充実(調理向け、味、)
・ブランド店使用と同じ作物の選択可能性
・農家からの情報提供による消費価値の高まり
加工の期待
・安心・安全
・専門性のある食材の選択確保
・消費者への付加価値の提供
が想定されます。