堀ノ内支部通信　2013年度　1月~9月まで

1. 平成 25 年 9 月度
つまらない物を、如何に楽しくするか。それを書いていきます。
日々の生活その物がつまらない。そんな方には、天茶供養を各家庭で行
なえますので、させて頂くことです。そうすると、日々の生活にメリハ
リが付き、先祖霊や諸札のお札も天茶を受けて、良いお運びを必ずして
下さいます。金剛様の御在世中のご指導の通り、実際に、素直に天茶供
養を行なう人の元には、幸せが必ずやってきます。
"天茶供養など、かまぼこ板に天茶を掛けて、何になるのだ？ この科
学万能の時代に、非科学的なことは信用できない。"
と言う人が実は大勢でして、目に見えない世界のことを信じられませ
ん。と言う人が、実際に多数の意見としてあります現世であります。
そんな中に、実際に天茶供養を毎日行なったら幸せになりました。と
いう、非科学的なことも、解脱会では良く聞くお話なのでございます。
如何に、平凡な毎日を輝かせるか？ 天茶供養を素直に実行に移せる人
にとっては、色んな良いことが必ず毎日起きるし、必ず健康にもなるし、
必ず徳積にもなるのですよね。

2. 平成 25 年 8 月度
"未来を読む"。ということについて、書かせて頂きます。
学校では、過去のことしか教えて下さいません。そして、未来を先読みす
るには、どうすればいいか。と言うことまでは、きっと教えて下さいません。
「温故知新」という言葉をご存じでしょうか？ 意味は、"ふるきをたずね
て、新しきを知る。"という意味であります。
金剛様のみ教えを、学び、尊ぶことはとても大切です。それは、根となり、
幹となりまして、私たちの根幹を支えて下さる物になると思います。しかし、
何時までも古い教えばかり身につけても、未来のことに目を向けなければ、
解脱会も衰退してしまいます。今の解脱会は、そういう問題も持ち合わせて
いると思います。そこから、一歩先を読み、未来を見据えることが出来るよ
うになると、解脱会も将来が明るくなってきます。
四季の運行に敏感になって行くと、それだけで、先を読む力が具わってく
ると思います。天気予報も、80％以上は当たります。人間は先を読むこと
が可能なのです。
解脱会の根幹は大切です。そして、現在の解脱会は、枝葉の部分ですから、
その枝葉の部分を剪定し、整えていくことが、とても大切だと思います。

3. 暇な時間を何に使うか。について書きます。
私たちは、毎日、24 時間。働き詰めに働いて、寝る暇も惜しんでおります。お食
事も即座にガツガツ頂きます。
そんな生活では、不健康ではないでしょうか？ 一時前は、時代もセカセカして
おりまして、ガツガツしておりました時代でありました。これからの時代を先読み
すると、必ず、携帯電話、iPhone,Android が進歩発展し、タブレット iPad,Android
が進歩発展する。そして、パソコンは高機能、高速化されていく時代に突入します。
それを知れば、パソコンや、携帯、タブレットが高速化するに随って、人間側も、
即座に行動し、命令をそれらの情報端末に出さなければならなくなると、思いがち
です。そして、生活自体も、そそくさと、セカセカとなりがちになりますが、しか
し、パソコンが、速くなり、タブレット、携帯端末が応答が速くなるので、人間側
は、ゆったりと、のんびりと、していいと思いませんか？
何のために、情報端末が、速くなるのか。と思いますと、私たち、命令を出す側
が、ゆっくりと、のんびりとすればいいという、事になればいいのです。
しかし、実際の生活を見ればどうか？ セカセカして、ソワソワしていませんか？
もっとゆっくりと、人生を歩んで参りましょう。
平成 25 年 7 月度

4. "美味しいね"、"楽しいね"、"愉快だね"。ということについて書かせて頂きます。
私たちは、毎日、美味しいお食事を頂きまして、楽しい生活をして、愉快な生活を
しております。そのことに気づくか気づかないかの違いであります。
思えば、私たちは、すぐに、イライラしたり、腹を立てて怒ったり、病気や怪我
をすれば、悩み苦しみ悲しみます。しかし、私たちは、何が起きても感謝なのだよ
と、金剛様から教わっているので、宗教を学んでいない人よりも、随分と幸せな生
活が出来ているのです。
お食事一つ取っても、毎日が美食でなければ、不平不満を漏らすようでは、勉強
が行き届いてません。例え、粗食であっても、鳥獣虫魚樹木草から、命を削って頂
きました、お食事なのですから、そこには、絶対感謝の心が必要です。粗食であっ
ても、海外に目をやれば、それさえも、食べていけない人で溢れかえっております
ことを考えれば、日々三食頂けるだけでも、大感謝なのだということですよね？
粗食であっても、"美味しいね"。と言い合える家庭家族はきっと幸せです。
それから、人それぞれ趣味がありまして、音楽を聴いている時や、テレビやラジ
オを見たり聴いたりしている時など、きっと、"楽しいね"。と思っております。
そして、誰かが、面白いダジャレを言ったり、犬や猫、または、赤ん坊が居るご
家庭で、面白いことが起きたり、面白い仕草をしたら、"愉快だね"。と、きっとみ
んな思うことでしょう。
要するに、"美味しいね"、"楽しいね"、"愉快だね"。ばかり思い、口にすればいい
ということですよね？ 解脱会の学びを深めていけば、きっと皆がそれを出来ると
思います。
平成 25 年 6 月度

5. 「幸せ」について、書かせていただきます。
幸せというのは、苦労が少ない人生。楽な人生。楽しい人生。明るい人生。つまり
は、どんなに、一概には言えませんが、日々感謝が足りない人生だと、結局は、不
幸のどん底に落とされてしまいますよね？
人間にとって、何度もくどくどと、言って申し訳がありませんが、やはり、幸せ
という事は、感謝の生活ができているかどうかになってくると思います。
どんな天候にも感謝し、雨、雪、風の強い日、台風や竜巻にさえ感謝できる人は、
きっと幸せでしょう。
そして、貧・病・争に感謝できる人も、きっと幸せでしょうね。一般の考えだと、
どうしても貧・病・争に対して感謝ができませんが、解脱会のみ教えを学ばせて頂
いている私たちは、金剛様のみ教えで、尊んでいるみ教えとして、必ず、どんなこ
とが起きても感謝する物だと言うことを、学ばせて頂き、幸せであります。
何もかも感謝するのですから、必ず幸せになりますと言うことは、言わば当たり
前のことかも知れませんね。
平成 25 年 5 月度

6. 今回は、「感謝報恩」について、書かせて頂きます。有り難う、そして、お蔭様。
これが、感謝報恩なのですが、私たちは、
"有り難う"ではなく、"不平不満"を、思いがちであります。更に、"お蔭様"ではな
く、"自分の力のお蔭だろ？" と自分を過大評価しがちでありますことを、お互い
様に自己反省したいところであります。
人間にとって、必要なことと言えば、感謝と報恩だと金剛様が仰っておられるの
に、この失態は如何にすればいいか？ と思いますと、唯々、信仰心を高め、「有り
難う」、「お蔭様で」と常日頃から、心の奥底から謂える人にならなければ、なりま
せんと思っておりますよ。
平成 25 年 4 月度

7. 「美味しいね」という言葉について書かせて頂きます。
皆さんは、お食事を頂く際に、「頂きます！」と、手を合掌してから頂いています
でしょうか？ 萬霊魂祭塔には、何が祀られているかと言いますと、「鳥獣虫魚樹木
草」ですから、人間は、鳥の肉や卵を頂きますし、牛さん、豚さんの肉も頂きます。
牛乳も頂きますね？ そして、蜂のお蔭で、受粉が為されて、木の枝に実が成りま
す。そして、魚はプランクトンを食べるし、鳥は虫を餌にしますよね？ そして、
魚のお刺身も頂きます。たらこも、いくらも頂きます。リンゴもみかんも頂きます。
稲も大切だし、小麦や燕麦などの穀物類は草関係です。
そのようなお蔭様で人間は食物の命を頂いているのですよね？ その生き物は、
動物、植物、菌類関係なく生きていたのですよね？ 頂く直前は生きていたのです
から、人間が頂く際には、命がなくなって、肉体のみになります。
「人間様に召し上がって頂くために、この我が身捧げますよ。」と言いはしません
が、そのような、"声なき声"を聞くときっとそうであろうと思っておりますよ。
そして、死亡した肉体が、母親によって調理されて、食前に上がるのであります
から、そこには、絶対感謝の念が、無くてはならない物になると思います。
ところが一方、「この味付けは不味い」と言ったり、思ったり、「これは食いたく
ないから残しますよ」と言ってお食事を残したり、好き放題をしている人間が大勢
います。そんな人間の身勝手さを、鳥獣虫魚樹木草がご覧になって、どう感じるか、
考えたことがありますでしょうか？
だから、どんなお料理が出てきても、「美味しいね」と、鳥獣虫魚樹木草に対して
も、母親の調理の腕前に対しても絶対感謝で頂けば、幸せになれるのでありますよ。
不平不満は、不幸の元凶です。気をつけてお食事を"美味しく"頂きましょうね！
平成 25 年 3 月度

8. "感謝"について、もう一度再確認してみたいと思います。
解脱の教えの中で、何が一番大切なキーワードか？ と言いますと、やっぱり"感
謝"だと思います。金剛様の仰った"感謝"というお言葉は、"絶対感謝"という意味で
ありますよね？ "感謝"を平仮名で表現すれば、一番適切な言葉として、"ありがと
う"があると思います。私は子供の頃、"ありがとう"という言葉がなかなか言い出せ
なくて、自分自身で金剛様の御教えを深く学ぶ以前は、「何故だろう？」と思ってい
ました。しかし、三十代後半になってくると、自然に"ありがとう"という言葉が尊
いと思われて、口で自然に言えるようになってきました。そして、それ以降、"あり
がとう"という言葉が、非常に心地よくなりまして、私は、"ありがとう"という言葉
を周りに対して、常々口に出して言っていることに気づきました。
その結果、以前はたまに、家族、友人と喧嘩をしていたときもあったのですが、
それがほとんど無くなりました。そして、こちら側が、「ありがとう」と言っている
のであれば、喧嘩になるはずがないと思いました。
その理由が今では解ります。"ありがとう"という言葉は、尊い言葉であるし、善
念の最たる物だから喧嘩にならないのです。
こちら側が、尊い言葉で善念の「ありがとう」と言っているのであれば、決して
喧嘩にはならないと思います。更には、体調も良くなる言葉だと理解しております。
私は今後とも、安心して、どんどん"ありがとう"という感謝の言葉を多用してい
きたいと思っております。
平成 25 年 2 月度

9. 平成 25 年 1 月度
笑顔について、考えてみます。
笑顔は、私はよく、割り箸を横に口に挟んで、「イ」、「イ」と、繰り返し
三十秒間くらい練習をしないと、なかなかいい笑顔が出来ません。特に、東
日本大震災が起きた昨今、このような練習をしないと、なかなか笑顔が上達
しないと言われている人がこの世に沢山生きています。私は、毎日練習をし
ないと、いつの間にか、笑顔がこわばった顔つきになってしまいがちになり
ます。
笑顔が自然に、顔からこぼれる人は素敵な人だと思います。しかめっ面や、
渋い顔をしても、冷たい感じがしますが、笑顔だと、暖かい感じがしますよ
ね？ お釈迦様が説かれた教えの中に「無財の七施
し ち せ
」というのがあります。
その中の一つに「和
わ
顔施
が ん せ
」があります。簡単に言えば笑顔で他者に接し幸せ
な気分にさせることを言います。そのようなことから言っても、笑顔が大切
だと分かります。
人間というものは、第一印象は一秒位で決まる。と、言われています。で
すから、その一秒位の間に、笑顔が出来たら、第一印象はいいものとして受
け取られ、"にこやかで、感じのいい人だ！"という印象を受けると思います。
私たちも、常に、笑顔を絶やさない人になれるように、日頃から割り箸を
口に挟んで練習したり、鏡を見たりしながら、笑顔の練習をしましょう。