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ごはんつぶ1粒でも SSST EZRA 2009
 
 
 
 
 
「いま」という時代 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
 
マタイの福音書 14 章 13-14 節 ,[object Object],[object Object]
イエスのもとに来た人々 ,[object Object]
マタイの福音書 14 章 15 節 ,[object Object]
イエスのもとに来た人々 ,[object Object],[object Object]
マタイの福音書 14 章 16 節 ,[object Object]
「あなたがたで」 ,[object Object],[object Object],[object Object]
わたしに何ができるのだろうか ,[object Object],[object Object],[object Object]
マタイの福音書 14 章 17 節 ,[object Object]
おにぎり 1コ      =  2,000 粒 おにぎり 5コ      = 10,000 粒 5000人で分けると         ひとり 2粒 10000人で分けると         ひとり 1粒
 
マタイの福音書 14 章 18 節 ,[object Object]
マタイの福音書 14 章 19 節 ,[object Object]
イエスの手によって ,[object Object],[object Object]
マタイの福音書 14 章 20-21 節 ,[object Object]
イエスの手によって ,[object Object],[object Object],[object Object]
神があなたを通して御業を ,[object Object],[object Object],[object Object]
あなたは何と答えますか

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たとえごはんつぶ1粒でも

Editor's Notes

  1. 先ほど、いくつかの写真が写っていました。が、サーフィンをしているのはわたしではありません。
  2. わたしができるのは、こちらのネットサーフィンぐらいです。海で波乗りをするのではなくて、ネットで悪のりをしているのがわたしです。もっぱら PC の前でブログなんかを書いています。 そんなことをしていると、ときおり珍しい経験をすることもあります。この前、アメリカのある教会のスタッフからメールが来ました。教会のメンバーが日本にいるお嬢さんを訪ねてきて、深刻な病気になってしまった、あと 3 日が山だ、アメリカに帰るには飛行機をチャーターして 1500 万かかる、最後のときをいっしょに励ましてほしい、おまえは近くにいるか、というメールでした。その方がいるのは、青森の三沢基地。そりゃぁね、アメリカよりは近くにいますよ。でも、近いっていってもね…
  3. Google でルート検索をして調べてみました。電車で 4-5 時間、車で 9 時間、どう考えても自分がいくのは難しい。次に考えたのは、地元の教会で協力してくれる人がいないか。やっぱり Google で「青森 三沢 教会」と検索しました。
  4. 5-6 教会ありました。順に見ていくと、カルバリチャペルという名前を見つけました。牧師はアメリカ人でした。電話をかけました。かたことの英語で、メールを転送するから読んでくれ、と。で、その牧師が三沢基地の病気の男性を訪ねて、一緒に祈ってくれました。
  5. それから数日後に報告がありました。病気の男性は奇跡的に回復して、普通の飛行機で医療スタッフに付き添われてアメリカに帰国できることになった、ということでした。 報告を読みながら、自分も何か大きなことの少しはお役にたったのかな、とうれしく思いました。インターネットでつながっているおかげで、 google のおかげで…自分は何もしてないんです。片言の英語と検索だけですから。でも、あぁすごいことだなぁ、と。
  6. 「いま」という時代はどういう時代でしょうか。 新しい時代が来た、と言われます。一昔前では、こういうことは考えられなかったでしょう。でも、いまはまぁ当たり前のように、誰にでも起こりうることです。ずいぶん便利になりました。できることも増えました。 と、同時に、少し考えてみると、問題そのものは昔から何も変わっていません。そのときは、思いがけない病気でした。ある問題は人間関係でしょう。家族の問題、恋愛の問題、仕事の問題、心の問題… 聖書に書かれていることと、基本的には同じ問題です。 聖書には、どんな問題が書かれているでしょうか。兄弟同士がお互いを比較してねたむ話、言いがかりをつけられて困ってしまう話、言ってるそばから悪いことをしてしまう話、本心を理解してもらえない話、人が見た目で判断される話、誰と結婚したらいいか迷う話、自分の結婚相手以外を好きになってしまう話、一人の人を取り合う話、できない上司ができる部下をいじめる話、親がこどもをえこひいきする話、どの話もいまとあまり変わりません。 時代が新しく変わったとしても、便利になった、発達した、といっても、わたしたちの根本的な問題は変わっていないのです。 聖書は、神がそれをほっておかない、ほっておけない、関わってきた、解決しようとしてきた、救いを与えようとしていることを書いています。あるときは、アブラハム、イサク、ヤコブという族長たちをとおして、あるときはダビデ、ソロモンという王たちをとおして、あるときはエリヤ、エリシャ、イザヤ、エレミヤといった預言者たちをとおして、そしてイエス・キリストをとおして、神はわたしたちの問題に回復をあたえようとしてこられました。わたしたちが苦しみ、悲しみ、罪の痛みの中にあることを、神はほっておかれなかったのです。 そして、今も同じです。神は、わたしたちの現実に関わり続けようとしています。どうやって ? それを今日、話します。
  7. 祈り 天の父なる神さま わたしたちにみことばを語りかけてください。あなたはわたしたちの現実にどのように関わってくださるのでしょうか。教えてくださり、力づけ、励ましてください。みことばを待ち望みます。イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン
  8. 聖書を開きましょう。マタイの福音書 14 章 13 節から。聖書をもっている方は開いてください。もっていない方はスクリーンに映すものを見てください。マタイの福音書 14 章 13 節から。ちょうど、バプテスマのヨハネが殺されてしまったという悲しいニュースを聞いたところから始まります。 (13-14 節 )
  9. イエスは悲しい知らせに、一人になりたいと思いました。しかし、人々はそれを許しませんでした。イエスに病気をなおしてもらいたい、助けてもらいたい、とイエスのもとに押しかけてきたのです。 イエスは、その人たちを追い返すことはしませんでした。「多くの群衆を見られ、彼らを深くあわれんで、彼らの病気を直された」自分自身が必要をおぼえる状態であったのに、人々の必要を見て、あわれんだ、と言います。助けの必要な人のことを自分のことだと引き受けたのです。 一方、弟子たちはイエスとは対照的な行動をとりました。
  10. (15 節 )
  11. ここで注目したいのはめいめいということばです。やぎとか羊みたいですが、それぞれという意味です。めいめいで食べるものを買うように、それはあの人のことはあの人のこと、この人のことはこの人のこと、わたしのことはわたしのこと、あなたのことはあなたのこと、そういう態度です。 弟子たちがこう考えるのはもっともなことでした。場所、ここは人里離れた寂しいところ、みんなの食料を調達できるようなところではありません。それに時間、夕方暗くなってきていて、遅くなってしまっています。さらに人数、大人の男性たちだけで 5000 人とも 1 万人とも言われる大勢の人たちです。買ってくるとすれば多くのお金が必要です。弟子たちがそれぞれで、といったのは当然といえば、当然でした。 ところが、イエス・キリストはそれに対して、驚くべきことばで答えました。
  12. (16 節 ) 「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物をあげなさい。」 キリストが言ったのは、あの人のことはあの人のことではない、あの人のことはあなたのことでもある、ということでした。人々をみてあわれまれたイエスは、それぞれがめいめい自分のことが自分のことということに満足しません。人はお互いに助け合う存在として創られたからです。
  13. イエスさまが「あなたがたで」と言われたことを少し考えてみましょう。 創世記 2 章には、神が人間をお造りになったときのことが書かれています。すべてのものが非常によいと認められた世界の中で、神さまはこうおっしゃいました。「人がひとりでいるのはよくない」それから人の助けになる動物がいないか、と捜しました。でも、いません。神は人をねむらせてその一部を取り、ふさわしい助け手を創ろう、ともう一人の人を創りました。わたしたちは、お互いに対して、ふさわしい助け手として生かされているのです。 わたしには忘れられない経験があります。学生のときのことです。友だちと一緒に食事をしているとき、 その親が離婚するということを打ち明けてくれました。クリスチャンではない、普通の友だちです。親が離婚する、その話をしばらく聞きました。今度は明らかにわたしが何かを答える番です。このひとことが友人の歩みに大きな影響を与えるかもしれない、特別な瞬間です。ドラマで言えば、友人の顔のアップ、わたしの顔のアップ、だんだんとズームしていって口を開いて決めのセリフが、はいコマーシャル、という感じの瞬間。あたまの中では、これを言おうか、あれを言おうか、聖書はと言おうか、教会にといおうか…いろいろぐるぐる考えが巡りました。でも、結局何も言えませんでした。助けになることばが出てこなかった、敗北感でした。 ある人は、何も言わなくてよかったんだよ、といって慰めてくれます。そのとおりでしょう。わかったようなことを軽く言うよりも、だまって受け止めたほうがいいこともあります。 でも、正直にいうと、気の利いたことばが言えたかどうかが問題なのではなくて、わたしは準備ができていなかったんです。いつも自分のことを考えていた、信仰だって自分にとって神さまを信じて歩むことがどれほどすばらしいかはわかっていました。でも、目の前のこの友だちにとって…という考えがありませんでした。用意ができていなかったのです。   キリストのいう「あなたがたで食べる物をあげなさい」ということばは、あのひとのことはあなたのことですよ、という意味です。あなたは準備ができていますか?  
  14. イエスのことばを聞いた弟子たちは、自分たちにそんなことができるだろうか、と考えました。 いくつかアイデアも出たかもしれません。誰かが買いに行くか、でもこのへんにはそんなところもない、まして人数もこんなでどれだけお金がかかるかわからない、無理だ。弟子たちは、イエス・キリストについて来たので、財産もありませんでした。力もありませんでした。何もありませんでした。 自分たちに何もないことを痛感すると、弟子たちはそこにいた人たちに呼びかけます。助けの必要なときに助けを求められる、というのは、大切なことです。特にね、わたしのような見栄っ張りの男性には。大丈夫です、と言い張ってしまいがちですので。しかし、助けを求めるなら、わたしには仲間がいることがわかります。 大勢の群衆の中に 5 つのパンと 2 匹の魚をもっている少年がいることがわかりました。おそらく、お弁当として持たされたものだったのでしょう。
  15. (17 節 ) これしかない、必要にくらべたらほんのわずか、こんなものがあってもないのといっしょ… あなたがたで食べさせなさい、というけれども、わたしたちの手元にはこれしかないのですよ。 5000 人、あるいは女性や子どもをいれて 10000 人に対して、パンが 5 つと魚が 2 匹。このままだとイメージすることが難しいので、もうすこしわかりやすく説明しましょう。
  16. 5 つのパンを 5 つのおにぎりに置き換えてみます。 ( 右の文字背景をスライド ) おにぎり 1 個はだいたいごはん 100g ごはんつぶでいうと 2000 粒ぐらい、と言われています。 そうすると、おにぎり 5 個で ごはんつぶは 2000 粒 × 5 個で 10000 粒です。 これをみんなでわけると… 5000 人でわけると ひとりごはんつぶ 2 つ 10000 人でわけると ごはんつぶひとり 1 粒。 5000 人を前におにぎりが 5 つ、分けたらひとりごはんつぶ 1 粒、そんなのないのと一緒です。
  17. これがわたしたちの現実です。あのひとのことはわたしのこと、家族のことはわたしのこと、大切な人のことはわたしのこと。でも、実際には助けてあげようとしても何ももってない、何もできない、力がない、時間がない、お金がない、気が利かない、やさしくない、どうすればいいかわからない。もし、もっと何かもっていれば…とわたしたちは思います。 わたしだってそう思います。人の助けになりたい、心を慰め、励ますようなことばを語りたい、心にひびくような歌が歌えたら… わたしにもイ・ミンソプさんのような歌が歌えたら、イ・ミンソプさんとゆずじゃないけどポンカンという名前でコンビを組んで…ポンカンって、いちおう日本と韓国にひっかけてるんです。でも、現実にはそんなことできない。わたしがギターで弾けるのは CDG だけ、 F がおさえられなくて挫折しました。歌はね、お葬式でいつくしみふかきとか歌うと、マイクから離れた方がいいと思います、って言われる、それが現実です。神さま、わたしはなにも持っていない、役に立たない、人の助けになれるようなものじゃない…
  18. そんな弟子たちにイエスはなんと言ったでしょう。「祈って増やしなさい」いいえ、そうではありません (18 節 ) たとえわずかであっても、あるものを「ここに持ってきなさい」「わたしのところに持ってきなさい」たとえそれが、ごはんつぶ 1 粒であっても、それをわたしのところに持ってきなさい、と言われました。いったい、そんなもので何ができる、何をするというのでしょう。
  19. (19 節 ) イエスは人々を座らせました。春のふさふさとした青い草原です。弟子たちが持ってきた 5 つのパンと二匹の魚を手に取ります。残念ながら、一人の人の手に十分おさまってしまうほどの食料です。天を見上げ、それを祝福しました。
  20. わたしたちのわずかなものをイエス・キリストが手にされるとき、何が起こるのでしょうか。 イエスは、弟子たちにこれを与えました。最初に言われたように、「あなたがたでこのパンをあの人たちにあげなさい」弟子たちは、わずかなパンを配り始めました。自分たちのものでさえなかった、借り物のパンを配り始めました。一人に渡し、次の人に渡し、隣の人に渡し… なんとそのパンがなくなることはありませんでした。足りないことがありませんでした。 人々はみなそれを食べました。顔を見合わせて、ここに来て良かった、イエスのしるしを見て、教えを聞いて、うれしいと喜びました。もちろん、人々を帰してしまうこともできました。しかし、イエスは、人々が大いなる御業の中で笑顔で喜び合っている姿をごらんになりたかったのです。
  21. (20 節 ) みんながおなかがいっぱいになるまで食べて、パンがあまったといいます。
  22. 集めてみると、 12 人の弟子たちが、ひとつずついっぱいになったかごを手にしています。弟子たちは、特別な思いでした。イエスのところにもっていった、わずかなパンが人々にこんなに大きな喜びをもたらした… 弟子たちは、それからくり返し、くり返し、この出来事を思い出しました。教会ができあがってくるとき、そこの人たちにもくり返し話しました。 4 つの福音書はどれも、この出来事を詳しく記しています。わたしたちのもっていたわずかなものをイエス様が使った。
  23. 「あなたが食べさせなさい」という神さまは、あなたをとおして神の業を行われます。あなたといっしょに神の業を行われます。聖書の中で、族長たち、王たち、祭司たち、預言者たち、名のない人たちをとおして神の業が行われてきたように、あなたを通して、神が神の業を行うのです。 あなたにも特別な瞬間がきます。あなたの目の前に大切な人がいる、助けを必要としている、大きな必要がある、手を伸ばすのは、声をかけるのはわたしだ、そういう瞬間がきます。 何ももっていない、力がない、できることがない、と思うでしょう。ごはん粒 1 粒しかない、どうすればいいのか、と思うでしょう。 イエス・キリストは「それをわたしのところに持ってきなさい」と招いています。あなたのわずかなものをとおして、大いなる御業を行われるからです。 いまという時代に、あなたの時間をつかって、あなたの力をつかって、あなたの持ち物をつかって、あなたの個性をいかして、神は御業を行われます。神はあなたを使おうとされています。あなたの笑顔、涙、ことば、態度、表情、あなたの手、足、行動、あなたのやさしさ、弱さ、強さ、それをとおして、神の御業が行われるのです。 あなたを用いようとする神さまにどう答えますか。
  24. あなたは神さまに何と答えますか。 個人的なことを分かち合います。今週のはじめ、わたしたちの教会が所属するグループの総会が行われました。そこでは、理事の選挙がありました。わたしも、思いがけず、理事の一人に選ばれました。選ばれてしまった…というのが正直なところです。ひとつひとつの教会のために、その先にいるこれからキリストと出会おうとしている人のために、あなたがしなさい、と言われました。 でも、わたしは、とてもではないけれど、そんな状況ではありません。わたしの妻はいろんな面で弱く、助けを必要としています。息子は小学校 4 年生でとても手がかかります。いままで、夜、泊まりの仕事を入れず、家族と一緒に過ごすようにしてきました。多くの方に迷惑をかけ、協力してもらってきました。わたしには時間がない、自由にできるスケジュールがない、気持ちの余裕がない、ないないだらけです。神さま、なぜわたしが、わたしには何もないのに、と思いました。 そのときに、今日お話することを思い浮かべました。「わたしのところに持ってきなさい」わずかであっても、たとえ米粒ひとつぶであっても、わたしのところに持ってきなさい。はい、神さま、できることをさせてください、と祈りました。わたしをとおして、あなたの御業を行ってください。 あなたは神さまに何と答えますか。応答を紙に書いてください。 1-2 分時間をとります。ぜひ表にはっていってください。ひとつひとつ読んでお祈りします。応援したいと思っています。ぜひ、あなたの思いを聞かせ てください。