Parmenides-Sartre,Quesnay-Schumpeter

1. 2.サイバネティックスの
ダイナミックなアレンジ
「後編」～諸学の位置が分かる～

2. 西洋哲学史とは、まさに人間の成長過程そのものである。

3. 存在＝パルメニデス 「存在論」
「在る」は在るが、
「無」は在らぬ。
（今までの哲学が
無いものを混入し
ていたため、この
ように言って批判
した）
「存在論」
BC545-BC501
ギリシャ哲学 4－1

4. BC500-BC430
プロタゴラス 「人間は万物の尺度」
目撃段階＝
ギリシャ哲学 4－2
※ソフィス
ト。これま
での神や自
然中心の発
想を人文主
義的観点に
転換した。

5. プラトン 「洞窟の比喩」
BC427-BC347
興味段階＝ 「洞窟の壁に向けら
れた囚人は器物の影
しか見えない。する
と囚人は、器物の影
だけを真実と認める
ことになる」
…イデアへの憧れ
ギリシャ哲学 4－3
ソクラテス
産婆術

6. アリストテレス 「範疇論」
BC384-BC322
認知段階＝ 「洞窟の比喩」では影は真実
の模造(ｲﾐﾃｰｼｮﾝ)だったが、
彼においては形相(真実)は個
物に内在する。形相と質料の
統一で個物がある。博物学を
修め範疇を整理し、まとめた。
ギリシャ哲学 4－4
アレクサンダー大王

7. デカルト 「我思う。ゆえに我あり」
1596-1650
理屈段階＝
これまで
がアリス
トテレス
哲学の教
条主義
だったの
に対し、
理性を説
いた。
近代認識哲学 4－1

8. ロック 「タブラ・ラサ→経験論」
1632-1704
応用段階＝ 誰しも赤ん坊の時
は白紙。（タブ
ラ・ラサ）経験し
て印象が作られ、
単純観念→複合観
念へ。「記号論」
「観念連合」
近代認識哲学 4－2
名誉革命

9. 処理段階＝ヒューム 「蓋然性」1711-1776
因果律も人工的
なため、全て
「である」では
なく、「かもし
れない」と蓋然
的にしか言えな
い。（懐疑論）
近代認識哲学 4－3 ・類似(肖像画と本人)
・近接(タバコと本人)
・因果(煙ケムリと火)
観念連合
３パターン

10. カント 「感性→悟性→理性」1724-1804
認識段階＝ ヒュームの著作に驚愕。
「独断のまどろみを破ら
れた」改めて人間の知的
活動全般を見直した。
「物自体」は認識でき
ないが、実践上道徳の
基盤として物自体は重要。
近代認識哲学 4－4
二律背反

11. マキャベリ 「現実主義」
1469-1527
認識段階＝ 「君主は愛さ
れるよりも畏
れられよ」
「君主は狐と
獅子を範とせ
よ」 マキャ
ベリスト
近代行動哲学 4－1

12. 作動段階＝ホッブス「機械論」1588-1679
「生命とは四肢の
運動に他ならず」
「心臓とはぜんま
い、神経は線、関
節は歯車のことで
あって」
近代行動哲学 4－2

13. ベンサム 「功利主義」
1748-1832
分裂段階＝ 人間は、幸福・
快楽を求め、不
幸・不快・苦痛
を逃れようとす
る。
「最大多
数の最大
幸福」
近代行動哲学 4－3

14. ヘーゲル 「家族 市場 国家」
1770-1831
独立段階＝ 人倫は、家族－市場－
国家の弁証法的な三段
階（正－反－合）を経
て発展する。
国家は普遍性を実現す
るため、市場の利己性
を監視する。
近代行動哲学 4－4

15. キルケゴール「単独者」
1813-1855
逆転段階＝
「人は単独者として
ひとりであり、しか
も全世界においてひ
とりである。一般
的・抽象的たること
に対立し、特殊的に
実存する、一個の人
間に着目した
ヘーゲルの理
性の完成に抵
抗感を覚える
実存主義哲学 4－1

16. ニーチェ 「能動的ニヒリズム」
1844-1900
創造段階＝ しかし、宗教・
道徳・理知など
の一切の価値を棄て、勇気を
持って強固たる「威力への意
志」を志すならば、それはもは
やかつての自身とは違う。 「絶
対であるがゆえに当然にも固体
を破裂させ、恐怖に満ちた暴力
「人間が、生と破壊的創造力たる
生成の無垢な力に定位する立場に
立つことは、通常は行わない。
をもたらす自由な生成の創造力
に自らを賭ける者こそ、人間を
超える者、すなわち超人である
実存主義哲学 4－2

17. ハイデガー 「放下(ほうげ)」
1889-1976
協同段階＝
「物をその秘密の領域へ向けて放
ち渡す。そのとき物は、その秘密
の領域へと差し戻されつつ、その
充足のうちに輝き現れる。物が物
であるためには、無尽蔵なものと
して引きこもっていく秘密の領域
が必要なのである。この領域を開
け放ち、保持し守ることこそ、放
下である」
実存主義哲学 4－3

18. サルトル 「アンガージュマン」
1905-1980
存在段階＝ 「人間には本質がもともと
備わっている訳ではなく、
各人の人間性、あるいは自
分らしさは選択と行動を通
して現実化する」
「人間は、自らつくると
ころのもの以外の何もの
でもない」
それゆえ、人々は自分が自由
に選択できることを自覚し、
積極的にアンガージュマン
(参加)しなければならない。
仕事、結婚、政治参加など。
実存主義哲学 4－4

19. 経済分野の対象と状態へ
的側面 的側面
資材資産

20. 重農主義経済学

21. 重農主義経済学

22. 重農主義経済学
• 地代や賃金等の農業余剰が経済
の中心で商工よりも重視した。
• 経済学における相互依存システ
ムの「最初の精密な定式化」

23. 重農主義経済学
• 地代や賃金等の農業余剰が経済
の中心で商工よりも重視した。
• 経済学における相互依存システ
ムの「最初の精密な定式化」

24. ミクロ経済学
• 「経済人」の発見
• 比較生産費説
• 人口論

25. ミクロ経済学
• 「経済人」の発見
• 比較生産費説
• 人口論

26. ミクロ経済学

27. ミクロ経済学

28. マクロ経済学

29. マクロ経済学

30. マクロ経済学 • 「資本論」と「国民総生産」
• 計画的に進めるよう主張した。

31. マクロ経済学 • 「資本論」と「国民総生産」
• 計画的に進めるよう主張した。

32. 新自由主義経済学
• 規制を撤廃して投資促進
• 計画に徹底して反対した

33. 新自由主義経済学
• 規制を撤廃して投資促進
• 計画に徹底して反対した

34. 新自由主義経済学

35. 新自由主義経済学

36. ありがとうございました！
「3.恋愛編」へ
reigan3941@gmail.com