ETロボコン Advent Calendar 2014 21日目

1. ETロボコンのすゝめ
DV_REAL

2. はじめに
これはETロボコン Advent Calendar 2014
21日目のエントリーです。
内容は個人の見解であり、所属する組織を
代表するものではありません。

3. 自己紹介
@dv_real
ETロボコン2013-2014に参加
ETロボコン2014では飛行物体をキャッチしました。
（http://www.ustream.tv/recorded/56301091）
の2:50:22あたりからを御覧ください。

4. 今回は技術的な話はありません。
とある学生がETロボコンに参加して感じた
メリットとデメリットを簡単にまとめました。

5. メリット
・知識・経験が身につく
・たくさんの人と交流できる
デメリット
・結構お金がかかる
・時間がかかる

6. 知識・経験が身につく
ETロボコンにはソフト・ハード的な知識はもちろん、
モデリングやデザイン等様々なものが集約されています。
プログラミングはもちろんモデリングや制御工学等の知識は
技術の向上にはもってこいです。
過去の大会から知らない・分からないことを調べることで
思いがけない出会い・発見があるでしょう。

7. たくさんの人と交流できる
各地区の勉強会・試走会やその打ち上げなどには積極的に
参加しましょう。
お金や時間の問題もありますが、それ以上のものを得ることが
出来ます。
これら他チームとの交流はモチベーション維持に繋がります。

8. 結構お金がかかる
結構シビアな問題としてお金が必要です。
少なくともNXTやEV3は買わないとお話になりませんし、
それらを動かすための電池も必要となります。
必要ならば難所やコース、勉強会の参加費、消耗した
モータやレゴブロックなどのお金も重なります。

9. 時間がかかる
私は学生なので放課後や休日、長期休暇をフルに使いましたが、
社会人はそうもいかないでしょう。
現在のチームの実力を正しく判断し、ゆとりあるスケジュールを
組みましょう。睡眠は絶対に必要です。
※絶対に引き算でスケジュールを作ってはいけません
（大会まで後一ヶ月あるじゃん！は地雷です）

10. 理想的だと思う開発１
ETロボコンはチームでの開発がほとんどだと思います。
メンバーのうち、マネージャーを一人つけると変わります。
（マネージャーはかなりキツイ）
スケジュールやミーティングなどを管理してもらいましょう。
（学生なら顧問の先生などにお願いをする）

11. 理想的だと思う開発２
状況報告は毎日行いましょう。（例え進捗が無くとも）
最後に後悔するのはチーム全員です。
分からなければすぐに相談しましょう。ほうれんそうは基本です
たまには休息をいれましょう。ゆとりは大切です。
根を詰めすぎるとチームの空気が悪くなります。

12. 私が試したこと
TwitterなどのSNSは積極的に活用しましょう。
雲の上の存在の人たちともコミュニケーションが取れます。
（ただし礼儀やマナーは忘れずに）
意外とETロボコンのソースコードが公開されていたりします。
参考にする程度ならいいかもしれません。
（まるまるコピーはだめだよ）

13. まとめ（？）
・初参加は地獄を見る（たぶん）
・未成年でも打ち上げ楽しめるよ！
・学生は就職活動にも繋げよう
・技術の流出とかそういうものは恐れずに他チームと積極的に
コミュニケーションを取ろう
・お金は両親を説得しよう

14. 最後に
ETロボコンは過酷な競技ではありますが、それを上回る達成感も
待っています。
特に学生にとって、チームでの開発はあまり経験がないことだと
思います。最初は右も左も分からないままで終わってしまうかも
しれませんが、その時に味わった悔しさが成長の糧となります。

15. ものづくりが好きな人は
ETロボコンに参加してみよう！
おわり