越境フェアでの地域紹介

1. 気
仙
沼 地域を舞台にした
越境学習ミートアップ
静
岡
能
登
岐
阜
伊
勢
志
摩
尾
鷲
南
小
国
五
木
奄
美
飛
騨
2023.10.30MON 13:00-16:00
in PiOPARK

2. 復興の過程で積み上げた
対話と協働の軌跡をたどる
東日本大震災から12年、「人から始まる地方創生」を掲げて様々な世代
や立場の人に向けた学びと挑戦の機会をつくってきた気仙沼市では、産
業、子育て、教育、福祉など多様なテーマで新たなチャレンジが生ま
れ、官民などのセクターを超えた連携が起きています。震災前から行わ
れてきた「スローシティ運動」によって育まれた挑戦の機運が土壌とな
り、対話・共創・協働を続けてきています。
正解のない復興という過程、その最前線で挑戦し続けているチャレンジ
ャーの想い・事業・葛藤に触れながら、これからの社会に必要な力につ
いて考えていきます。
宮城県気仙沼市
復興からの地方創生 スローシティ 官民連携

3. 水産業と農業をつなぐ
おいしい循環を守る挑戦
静岡市の清水地区は豊富にある海洋資源を有効利用することで発展し
てきました。その発展とともに生まれたのが、飼料・肥料の製造産業
です。作られた飼料・肥料を、静岡の特産であるみかんやお茶づくり
へ還元してきました。そんな飼料・肥料メーカーの後継者が、水産加
工工場の衰退、加工量・加工残渣の減少への危機感から新たに始め
た、地域産業循環の仕組みづくり。この仕組みづくりを地域に根付か
せ、様々な地域・企業の特性を活かしたサステナブルな産業づくりを
に挑戦中です。
その挑戦を現場で学び、共につくる機会をお届けします。
静岡県静岡市
サステナビリティ 新規事業創出 食と地場産業

4. 長良川の流域文化継承から
学ぶ、イノベーション創出
鵜飼・お座敷遊び・和傘…岐阜の長良川流域の伝統文化・産業は、資
金繰りや承継者不在など衰退の危機に直面しながらも、様々なプレ
イヤーが、イノベーション創出に挑み続けています。時代の変化に
合わせた新たな価値を提供するコンテンツとして、復活しはじめて
います。逆風を跳ね返して伝統を紡いでいくリーダーの苦悩や挑戦
と、文化を支え、イノベーションに挑む職人や仕掛け人の試行錯誤
に出会いながら、地域課題を実感し、新たな視座獲得につながる機
会をお届けします。
岐阜県岐阜市
リーダーシップ イノベーション 地域課題・伝統技術

5. 課題先進地・飛騨が挑む
人が育つ地域づくりに学ぶ
人口減少先進地・飛騨で、未知なる課題を乗り越えようと生まれて
いる挑戦の数々。地域総がかりで取り組む「飛騨市学園都市構想」
や、2026年開学予定の、理論・実践・対話を通じて新しい価値を共
創する人材を育む「Co-Innovation University（仮称）」等、官民
それぞれの立ち位置から物事の意義と本質を捉えたビジョンを描
き、実現に向けて奔走しています。すごい誰かだけではなく、一人
一人が個性を発揮しながら挑戦する現場で、予測困難な時代に自ら
切り開く共創人材や共創事業の極意に出会えます。
岐阜県飛騨市
共創人材 産官学連携 理論・実践・対話の往還

6. 能登の里山里海に学ぶ
マチ・ミセ・ヒトの良い関係
先進国で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」は、
人の手が入ることによって豊かな生態系を育む自然と文化の循環シ
ステムです。長い歴史を経て継承されてきたシステムがいま、存続
の危機を迎えています。撤退戦を余儀なくされている能登で、地域
の固有性と文化を後世に残すため、奮闘している経営者たちと出会
い、日本の25年先をいく地域で、自らの集落を治めていこうとする
小規模自治の現場から、私たちの進むべき道を改めて問い直す。未
来からの宿題を共に解いていくフィールドです。
石川県七尾市（能登半島）
25年先の日本 ESG投資
リーダーシップ

7. 海。それは“不確実性”の象徴。
伊勢志摩の海で挑戦を追体験。
日本の“心のふるさと”である伊勢志摩は、2016年にG7サミットが開催さ
れるなど、日本の原風景とも言える美しい自然があります。古くは“御食
国”の1つと呼ばれていた歴史を持ち、海女など独自の文化を育んできた
ことでも知られ、現在は地域の大半が伊勢志摩国立公園の敷地内です。
今回は伊勢志摩の“海”をフィールドに、地域からイノベーションを生み
出しているキーマンの生き方や考え方に触れ、地域の若手プレーヤーも
交えて語り合うことで、参加者の心の中にある“軸”を明確にすることが
できます。
三重県伊勢志摩地域
（伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町）
キャリア自律 イントレプレナー レジリエンス

8. 発電所の廃止・街の変革
その渦中にある挑戦に出会う
2018年街にあった火力発電所が廃止・解体された。今日このような
街の産業の変革は世界中で起きており、尾鷲は今まさにその変革を
迫られている街なのである。その中で火力発電所の下請け業務か
ら、地元に残って、その風景を守るため、オフグリッドキャンプ場
に業態転換し挑戦している企業もある。産業構造の変革の渦中にあ
る尾鷲で、様々な立場での変革の捉え方と挑戦に出会う。
三重県尾鷲市
脱炭素
生物多様性 新しい学校

9. 上質な里山の継承のために
挑戦の種火を育む町です。
日本で最も美しい村連合、日本で最も居心地の良い場所・第一位。
阿蘇外輪山のふもとに位置する南小国町は、豊かな自然環境と黒川
温泉を始めとする複数の温泉地を有する人口4000人のまちです。
里山の恵みを次世代に継承していくために、SDGsという言葉が生ま
れる前から持続可能と成長を目指す人が、次々と新しい事業を生み
出してきました。越境学習では、専門の地域コーディネーターが企
業の皆様のニーズに合わせて研修をアレンジ。私たちの挑戦をぜひ
現地で体感してみませんか？
熊本県南小国町
地域内経済循環 事業継承の新たな形 コミュニケーション

10. 自分の街は自分でつくる、
その仕組みをつくる。
熊本県五木村は、九州で一番人口の少ない1000人の村。人口減少日本最先
端のこの村で、村民も行政も民間事業者も、村外の企業や研究機関も参画
する「五木村過疎未来研究会(仮称)」を立ち上げ中。産業、商業、医療福
祉、教育、人材等のテーマにで五木村の振興を考え、持続可能な地域モデ
ルとなる政策や事業の先進事例を作る組織。各テーマを跨いで絡み合って
いる地域課題を、面で解決することを目指す。これまでの「行政が施作を
する→民間が文句を言う→何も進まない」の流れを変え、地域での、本当の
意味での「住民主体」「街に必要なものをつくる」ことが学べます。
熊本県五木村
仕組みをつくる
稼ぐ街づくり
九州人口最少 新規事業創出

11. 奄美の豊かな暮らしと自然、
自分ごととして将来に繋げる
美しい自然と調和した暮らしぶりによって育まれた豊かな環境が残
る世界自然遺産の島、奄美大島。世界に誇る資源に囲まれながら
も、流れゆく日常の中で、その価値や直面する課題は、当たり前の
景色として、見落とされてしまいがちです。その中で、誰かではな
く、自ら周辺環境の価値や課題に目を向けて、“”自分ごと“”として将
来へ繋ごうと能動的に活動する人々。なぜ、彼らは気づき、壁にぶ
つかりながらも、行動し続けるのか。次世代に繋げようと課題に挑
戦する人々との対話を通して、その意識の変容と志向に触れます。
鹿児島県奄美大島
能動的思考 当事者意識の醸成 仮説設定と実践力