特許太郎によろしく！ 最終話「取引先の発明をパクる」

1. 特許太郎によろしく!
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最終話「取引先の発明をパクる」
特許太郎２９歳
合成樹脂メーカーの営業マン
最近、大口の取引先を開拓し、乗りに乗っている。
私生活も仕事も順調。
そんな、ある日・・・
新たな取引先を開拓するために、
競合の取引先に乗り込んだ・・・

2. 2
Ｌ
Ｌ
Ｄ
Ｐ
Ｅ
の
量
を
１
０
％
く
ら
い
に
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て
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の
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割
れ
や
す
く
て
、
困
っ
て
る
ん
だ
よ
ね
。

3. 3
そ
れ
は
、
い
い
か
も
知
れ
な
い
で
す
ね
。

4. 4
特 許 公 報
特許権者：株式会社ＡＡＡ
発明者：特許 太郎
【特許請求の範囲】
【請求項１】
合成樹脂を含む樹脂組成物であって、
ＬＬＤＰＥの量が５～１５％であることを特徴とする、樹
脂組成物

5. 5
特許太郎の上司
太
郎
く
ん
、
あ
れ
、
お
客
さ
ん
の
ア
イ
デ
ア
じ
ゃ
な
い
の
？
お
客
さ
ん
が
怒
っ
て
る
よ
。

6. 6
・
・
・

7. 7
お客さんのアイデアは、パクってはダメだったんだ・・・
お客さんを怒らせてしまったよ・・・

8. 最終話「取引先の発明をパクる」
のおさらい8
 取引先から聞いた情報には、「発明」が含まれる場合がある。
 取引先に無断で出願をすると、ビジネス上・法律上の問題が生じる場合がある。
 法律上の問題は、共同出願違反になりうること。
 発明は、「課題の着想」と「解決手段の着想」で構成されるので、新規な課題を
着想した者が「発明者」になりうるので、顧客から現状製品の問題点を聞いて、
それに基づいて発明がなされる場合にも注意が必要。