広域・長期観測プローブ情報を用いたエリアレベルでの旅行時間信頼性評価

1.
Ø
Ø …
2
Route A:
13min.
Route C:
17min.
Route B:
14min.
A
⇒ A
min/km13 14 17
Route A
Route B
Route C
Probability
A
A

1.
Ø Lyman, K. and Bertini, R. (2008)
95%tile (TTI)
(BI) (PTI)
3
/
Ø /
Ø
Ø
Ø (2008)
1 ETC
…

! " #
$%&
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Edie $%&
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∑ ,%&--∈/ 012
∑ 345--∈/ 012
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1
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∑ 3%&--∈/ 012
∑ ,%&--∈/ 012
668 $%& =
1
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=
∑ 3%&--∈: 012
∑ ,%&--∈: 012
$%& ; ,%&-
3%&-
5
P ! = {1,2, … , A} q
2.

6
2.
!!" #$% , !!" #'% , … , !!" #)%
Ø %tile
0%tile , 25%tile, 50%tile , 75%tile, 100%tile
Ø
Ø
95%tile
5%tile

3.
ETC2.0
Ø 2014/10/ 1 12/31 59
Ø
7

3.
Ø
1,6000 ITS
Ø ( )
/ / /
Ø
ITS
200m
ITS
ITS
8
ETC2.0

3.
ITS
ETC2.0 ITS
Ø ITS
Ø
100km
842
9

ETC2.0
ETC2.0
•
200m +45
•
≓2
•
ITS
•
• 1%
•
1
•
•
ITS
20m
•
•
10

4.
11
1km 1km
e.g.
Ø 1 ! = {1,2, … , 24} 59 + = {1,2, … , 59}
Ø 3

14
5.
75%tile
50%tile
25%tile
1.5min/km
=40km/h
time of day time of day time of day

15
5.
75%tile
50%tile
25%tile
time of day time of day time of day

16
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23
/km
/km
- - -
- - -
- - -
- - -
5.
-

17
Fosgerau and Fukuda, 2012
5.
-
0
0.05
0.1
0.15
0.2
0.25
0.3
0.35
1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 2.2 2.4
min/km
min/km

20
6.
Ø 3 45
Ø 5
⇒
Ø 7 8
12 13 3
17 18
"# =
%
&

26
(2)２０１４年秋東名集中工事位置図
期間 ① 10 月 20 日(月)0:00 ～ 10 月 24 日(金)24:00
② 10 月 27 日(月)0:00 ～ 10 月 31 日(金)24:00
③ 11 月 4 日(火)0:00 ～ 11 月 7 日(金)24:00
※期間中の土・日・祝日は、工事を行いません
区間 ①②東京ＩＣ～豊川ＩＣ、③東京ＩＣ～御殿場ＪＣＴ
首都圏域と名古屋以西を移動する場合は、中央道のご利用をご検討下さい。

分析対象エリア
札幌周辺の1次メッシュ(#6441）と，その中の2次メッシュ(10kmx10km)
5

プローブドット数の空間分布
2014年12月1か月間の3次メッシュ内のドット数
6

日本全国のプローブドット数
東京周辺と比較すると，札幌周辺はほぼ1/10の密度
7

1日の平均速度，走行台キロの年間変化
札幌周辺1次メッシュ(#6441)
機器搭載車両数の増加に伴い，走行台キロは増加傾向．2014年初に比べ，年末は約3倍．
走行エリアの変化（都心部からのデータが増加？）のためか，9月以降の平均速度は漸減．
8

5分間平均速度の1日の中での時間変動
秋季平日（2014年10月1日）冬期平日（2014年12月16日）
Mean: 1次メッシュ内の5分間平均速度
Stddev: 3次メッシュ平均速度の1次メッシュ内の標準偏差
TDT: 1次メッシュ内の5分間走行台キロ
9
秋季は，早朝と夜間は40km/h以上．昼間は30km/hに低下．
冬期は，昼間30km/h以下に落ちることも．
標準偏差は20km/h．秋季，冬期とも，時間変動が小さい．（原因不明）

日平均速度の月間変動：秋季(10月)と冬期(12月)の比較
秋季（2014年10月）冬期（2014年12月）
10
秋季の日平均速度は40km/hで月間変動は小さい．
冬期の日平均速度の変動は大きく，35km/hを下回ることもある．

11
積雪期（12月～3月）は，非積雪期に比較して日平均速度が低く，日々の変動も大きい．
降雪量の多い日は，日平均速度が低下する．
降雪量・積雪量と日平均速度（平日）

12
降雪量・積雪量と日平均速度（休日）

特定時間帯の平均速度の年間変動
13

平均速度, 偏差，変動係数の空間分布
2014年10月
2014年12月
14

秋季（10月）と冬期(12月）の差分
平均速度(v) 標準偏差(sd) 変動係数(sd/v)
冬期の日平均速度は，日本海側で2～3km/h低下する．
冬期の標準偏差は，日本海側で2～3km/h増加する．
冬期の変動係数は，札幌周辺で10％増加する．
冬期の信頼性が悪化
15

箱ひげ図による時間信頼性評価
• 1次メッシュの旅行時間＝1/速度
• 1時間帯ごとの旅行時間（中央値，タイ
ル値，最大・最少値）の日変化
• 1月～12月までの月ごとに，平日のみ
16
最大値
75％タイル値
中央値
25％タイル値
最小値

他地域の旅行時間信頼性との比較
20
出典：水口・日下部・福田・朝倉(2016) プローブデータを用いたエリアレベルでの旅行
時間信頼性評価. 第54回土木計画学研究発表会, 長崎大学.
3か月間（2014年10月～12月）の平日のみ

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