気象データによる予測と、気象データ活用の成功例・課題・可能性
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© 2020
「気象予報士キャリア15年以上の気象予報士夫婦で、
気象に左右されるビジネスをサポートしています!」
加藤 芳樹
かとう よしき
気象予報士登録番号
第3687号
(2002年4月取得)
❖ ウェザーニューズ社で予報業務の実務経験
一般予報(短期・長期)をはじめ航空・航海等の交通気象など
様々なコンテンツの予報業務や各種予測アルゴリズム開発
❖ エアラインでの航務業務
❖ DataMix社データサイエンティスト養成講座修了
❖ 東京大学松尾研究室主催DeepLearning講座修了
共通キャリア
● 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
● ウェザーニューズ社内選抜でオクラホマ大学
National Weather Centerへ留学
● 世界の主要気象予測モデルを活用した独自の気象予報
ガイダンス開発等、気象技術開発多数
● エネルギーベンチャーで気象に係る業務の主導や電力
需要データ分析の他、太陽光発電アルゴリズム開発や太
陽光発電設備の故障検知アルゴリズムを開発
● 個人事業で太陽光発電量予測値を提供するサービスを
開業
加藤 史葉
かとう ふみよ
気象予報士登録番号
第4321号
(2003年10月取得)
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© 2020
予想される社会・経済への影響
● スキー場は雪が多く、また営業期間が長い
● 冬物衣料がよく売れたり、寒いと売れる食品(e.g. おでん)がよく売れる
● エネルギー需要が増える、燃油が売れる、暖房機器が売れる
● 大雪による人的被害、物的被害
● 大雪によるインフラへの影響(道路、物流、etc)
● 電力需給逼迫、電力市場価格の高騰、光熱費の上昇
● 海運への影響(太平洋の主要航路が荒れやすい)
● エアラインのシビアな冬季運航(欠航、遅延)
● 路面凍結による車両事故増加(保険業界に影響)
● 農業・漁業への影響(燃油代高騰)
● etc...
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気象データ×AIの活用における、現実の困難・課題
● 気象データを扱う専門スキルを持った人材がいない
→ 気象データアナリスト育成講座の制度
● 効果があるのかわからない、成功事例が少ない
→ WXBCによる啓蒙活動、地道に成功事例を増やして共有
● 気象データ以前に、社内データがない or 社内データを使う手続きが面倒
→ 世のDX推進ガンバレ!
なぜ気象データの活用が進まないのか?
WXBC『気象データの利活用事例集』
● 事例はたくさん掲載されているが、成果・効果を定量的に記
載した事例はほとんどない
○ 企業秘密?
○ そもそも検証までされていない?
→ 定量的な成果・効果まで記載した事例を増やしたい!