Magic Leap 雑談

Magic Leap 雑談
2022.09.21
徳山禎男
特定非営利活動法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構HMDミーティング

1.自己紹介
2.Magic Leap 2 とは?
3.Magic Leap 2 の構成
4.Magic Leap 2 性能
5.Magic Leap 2 の特徴
6.Magic Leap 2 各種エディション
7.Magic Leap 2 のリリース時期
8. Q/A

1.自己紹介
⚫ 徳山禎男（とくやまさだお）
⚫ 株式会社OnePlanet
⚫ ARエンジニア
⚫ 元Magic Leap アンバサダー
⚫ LEAPERS JAPAN 運営メンバー（ Magic Leap
コミュニティ）
⚫ Twitter（@tokufxug）

2.Magic Leap 2 とは
エンタープライズ向けARグラス型コンピューター

3.Magic Leap 2 の構成
⚫ ヘッドマウントディスプレイ
⚫ コンピュートパック
⚫ コントローラ

4.Magic Leap 2 の性能
⚫ FOV 対角 70度（横45度縦55度）
⚫ 解像度 2.5Mピクセル（1440x1760）（片目）
⚫ CPU:AMD 7nm Quad-core Zen 2 カスタムSoC
⚫ GPU:AMD RDNA 2
⚫ 3台の World Camera 113.4度（横100度縦100度）
合計（横170度縦100度）
⚫ Depth Camera、RGB Camera、Ambient Light Sensor、
⚫ Eye Tracking Camera（4つ装備）…etc
https://www.magicleap.care/hc/en-us/articles/7813913215373

⚫ FOV 対角 70度
⚫ Android OS （Android 10 (Q) API level 29）

⚫ コントローラのトラッキングシステムに、2つのオンコントローラ
カメラを使用している。

⚫ Dimming（調光）
Magic Leap 2に独自の光学技術「Dimming」という新機能が搭載されました。シースルーAR
ヘッドセットは今まで黒を表示することができなかった。それは光学系は加算方式で、透明なレン
ズに色を重ね合わせるため、黒という色が存在しなかった。Dimmingは光の透過率の調整を行う
ことができる。

Magic Leap 2では、新たに Photon-subtracting panel を導入。現実世界の環境内にある光子
を減算することで Dimming 機能を実現している。

Magic Leap 2 には、Global Dimming と Segmented Dimming の2種類の機能が存在する。

⚫ Global Dimming
コンテンツを不透明にする一方、現実世界の環境を薄暗い状態にする。
Global Dimming 未調整の状態。 Global Dimming MAXの状態。

⚫ Segmented Dimming
全体を暗くせず、コンテンツの特定の部分を暗くすることができる。仮想コンテンツをより
不透明に表示することができる。
Segmented Dimming 未調整 Segmented Dimming MAXの状態。

6.Magic Leap 2 の各種エディション
⚫ Magic Leap 2 Base $3,299（約47万3,000円）
商用利用向けデバイス。 1年間保証。
⚫ Magic Leap 2 Developer Pro $4,099（約58万8,000円）
開発およびテスト目的向けデバイス。開発者ツール、サンプルプロジェクト、エンタープライズグ
レードの機能、および毎月の早期リリースへのアクセスを提供。商用利用不可。1年間保証。
⚫ Magic Leap 2 Enterprise $4,999（約71万7,000円）
大規模なシステムや堅牢なエンタープライズ機能を必要とする環境を対象としている。エンタープ
ライズUEM/MDMソリューションで完全に管理可能なソフトウェアが四半期ごとにリリースが。商
用利用可。エンタープライズ向けの機能とアップデートを2年間利用することができる。2年間保証。
※ 日本でも同じエディションを販売するかについては不明。

7.Magic Leap 2 のリリース時期
⚫ アメリカ
2022年7月15日～2022年9月29日まで、Magic Leap 2 Developer Pro - Early Access
$3,299（約47万3,400円）だけ先行で販売している。
⚫ アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、
スペイン、サウジアラビア
2022年9月30日に販売開始。
⚫ 日本、シンガポール
2022年の年末までには販売開始を予定している。

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