専修大学 応用心理学入門・心理学102 学習・古典的条件づけ

1. 応用心理学入門
心理学102
学習・古典的条件づけ
人間科学部 上村卓也

2. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
刺激・反応
図6-1

3. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
学習
⚫経験によって生じる比較的永続的な行動の変化
⚫同一刺激に対する学習
⚪順化
⚪鋭敏化
⚫連合学習
⚪古典的条件づけ
⚪オペラント条件づけ

4. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
順化
⚫同じ刺激を繰り返し経験することによって徐々に反応が弱
くなる現象
⚫脱順化が起こる →学習
⚫脱順化が起こらない →疲労など 図4-1
図4-2

5. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
鋭敏化
⚫ある刺激を経験することによって反応が強くなる現象
⚫感作ともいう

6. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
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古典的条件づけ（例）
⚫餌 → 唾液分泌
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫メトロノームの音 → 唾液分泌
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
図4-4

7. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
恐怖条件づけ
⚫電気ショック → すくみ反応（freezing）
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫光 → すくみ反応
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
図4-6

8. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
恐怖条件づけ
⚫電気ショック → すくみ反応（freezing）
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫部屋 → すくみ反応
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
図4-6

9. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
味覚嫌悪学習
⚫病気・毒物摂取など → 内臓不快感
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫味覚刺激（食べ物など） → その味を嫌いになる
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
⚫CSとURの時間間隔が長い痕跡条件づけでも成立する
図4-7

10. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
⚫無条件刺激 unconditioned stimulus US
⚫無条件反応 unconditioned response UR
⚫条件刺激 conditioned stimulus CS
⚫条件反応 conditioned response CR
⚫US→UR 生得的なもの
⚫CS→CR 学習によって獲得されるもの
用語

11. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
表4-1
US・URの例

12. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com図4-5刺激の時間関係

13. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
消去・制止・回復
図4-8

14. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
般化（汎化）
⚫餌 → 唾液分泌
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫メトロノームの音（112回/分） → 唾液分泌
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
⚫メトロノームの音（120回/分） → 少し唾液分泌
図4-9

15. 2019.10.09
Takuya KOUMURA
cycentum.com
分化条件づけ
⚫餌 → 唾液分泌
⚪無条件刺激（US) 無条件反応（UR)
⚫メトロノームの音（112回/分） → 唾液分泌
⚪条件刺激（CS) 条件反応（CR)
⚫メトロノームの音（120回/分）＋US無し