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Wasanbonの開発
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Wasanbonの開発
1.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. RTシステムの再利用性を高めるための オープンフレームワークの開発 菅 佑樹(早大,SSR) 尾形 哲也(早大) SI2013 KOBE, Dec. 2013
2.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. コンテンツ • RRTTシ�ステム全体を配布するためのパッケー ジの概念の導入について • パッケージの有効性検証のためのフレーム ワークの開発について SI2013 KOBE, Dec. 2013 2
3.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. パッケージの概念の導入 パッケージの概念の導入により,RRTTシ�ステムとしての再利用性に着 目し,RRTTMM利用者の拡大を目指す SI2013 KOBE, Dec. 2013 3
4.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. コンセプト • RRTTMMへのパッケージの概念の導入 • RRTTCCを配布するだけで終わりですか? • 「○コ動」や「よう○べ」で見た××のような ロボットを作りたい • 通常,RRTTCCではなくRRTTシ�ステムに着目している • 模倣から始まってもいいじゃない • RRTTSSの単位で配布・共有して,それをカスタマ イズするというロボットの作り方 SI2013 KOBE, Dec. 2013 4
5.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. パッケージとは何か? • RTシステムおよび複数のRTCをひとまとまり として共有するための概念 RTC Pack RTC Pack パッケージ RTC収集情報 RTC RTC 実行時の設定 RTCD RTS SI2013 KOBE, Dec. 2013 5
6.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. ROSおけるパッケージとその運用法 • ソフトウエアモジュールを配布するた めの集まり Package
7.
• 一つのパッケージが複数のNodeを含む • Nodeを連携実行するためのlaunch ファイルを含む !
CMakeLists.txt • パッケージ間の依存関係とビルド方法 が記述されている ! Node ! Node package.xml .launch SI2013 KOBE, Dec. 2013 6
8.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. ROSおけるパッケージとその運用法 workspace
9.
(catkin)
10.
Package
11.
! • パッケージをビルドする際に依存対象 のパッケージをインストールする(apt 経由) • 実行時はlaunchファイルから他のパッ ケージを参照できる •
パッケージをグループ化するworkspace の概念が導入された ! CMakeLists.txt ! package.xml ! ! .launch Node Node ! ! ! Package
12.
! CMakeLists.txt ! ! ! Node Node ! package.xml .launch SI2013
KOBE, Dec. 2013 7
13.
14.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 本研究におけるパッケージ RTC • RTシステムおよび複数のRTCをひと Pack RTC Pack まとまりとして共有するための概念 • RTSを配布するだけでなく,RTCを 連携して収集するための情報 • 複数の言語で書かれたRTCを連携し て実行するための基礎情報 パッケージ RTC収集情報 RTC RTC 実行時の設定 RTCD RTS • 実行時のRTCの設定が書いてある rtc.conf RTC RTC SI2013 KOBE, Dec. 2013 8
15.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 本研究におけるパッケージ パッケージ RTC収集情報 リポジトリのURL リポジトリのタイプ ハッシュコード 実行時の設定 グローバルな設定 • ディレクトリ構造 • 実行すべきスクリプト • コンソールへのバインド RT System Profile • コンフィグレーション • RTC間の接続 • • • • rtc.conf ネームサービス ログ ロードするモジュール 実行コンテキスト SI2013 KOBE, Dec. 2013 9
16.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. フレームワークの開発 パッケージの利便性を検証するためにフレームワークの開発を行っ ています. SI2013 KOBE, Dec. 2013 10
17.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. パッケージの有用性を検証する ためのフレームワーク • フレームワークとは • RRaaiillssやDDjjaannggooなどのウェブフレームワーク • 記述性の高いプログラミング言語によるデータベー スとの連携 • MMVVCCモデルの適用によるビューとアルゴリズム,デー タ構造の分離 • プラグインの導入によるカスタマイズ性と再利用性 • プロジェクト全体の再利用性の向上 SI2013 KOBE, Dec. 2013 11
18.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. ! リポジトリの参照・管理 RTC ! Pack RTC Pack RTCの収集・ビルド ! 複数言語rtcdの同時実行 パッケージ RTC収集情報 RTC RTC 実行時の設定 RTCD RTS ! ! RTCのロード・実体化 RTシステムの自動構築 RTC RTC SI2013 KOBE, Dec. 2013 12
19.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 本研究で開発中のフレームワーク • wwaassaannbboonn ((わさんぼん,和三盆)香川の美味しい砂糖 • マルチプラットフォーム • OOSSXX,, WWiinn,, UUbbuunnttuu LLiinnuuxx // CC++++,, JJaavvaa,, PPyytthhoonn • 環境構築・インストールを自動化 • コマンド一発で,ggiittなどのツールから,RRTTMM,eecclliippsseeをDDLL • パッケージ・RRTTCCのリポジトリ管理と収集・配布 • 主にggiitthhuubbと連携.ssvvnnやhhggも参照可能 • ビルド • ccmmaakkee,, ggccccおよびmmssbbuuiillddと連携 • 実行管理・RRTTシ�ステムの構築・保存 • rrttcc..ccoonnffの自動編集やRRTTSSPPの作成 SI2013 KOBE, Dec. 2013 13
20.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. マルチプラットフォーム化 • OOSSXX,, LLiinnuuxx,, WWiinnなどで動作するDDjjaannggooを 参考にPPyytthhoonnで実装 • PPyytthhoonnなのでrrttsshheellllなどの既存のツー ルとの相性が良い • PPyyGGiitthhuubbなどのWWEEBB連携やレポジトリ管 理が可能なツールがそろっている SI2013 KOBE, Dec. 2013 14
21.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 自動環境構築 • wwaassaannbboonn--aaddmmiinn..ppyy iinniitt • 上記のコマンドで • • • • 複数のインストーラのダウンロードと実行 一部ツールをコードからコンパイル ..bbaasshhrrccなどの設定ファイルの更新� eemmaaccssやeecclliippssee等,非インストール系ツー ルの適宜配置と設定 SI2013 KOBE, Dec. 2013 15
22.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. パッケージ管理 • wwaassaannbboonn--aaddmmiinn..ppyy ppaacckkaaggee ccrreeaattee … • 上記のコマンドで • パッケージのひな形を作成 • マネージャスクリプト mmggrr..ppyyを配置 • mmggrr..ppyy [[aarrgg11]] …でパッケージ管理 SI2013 KOBE, Dec. 2013 16
23.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. リポジトリ管理 ! • レポジトリ管理はPPyyGGiitthhuubbを利用 • SSSSHHキーの登録 ((wwaassaannbboonn--aaddmmiinn..ppyy ggiitthhuubb__iinniitt)) • RRTTCCやパッケージのリポジトリの作成 • コードの収集はssuubbpprroocceessssを使ってggiittやhhggコマンドを 呼び出す • 作成したパッケージのggiittリポジトリ化とggiitthhuubb登録も mmggrr..ppyyから SI2013 KOBE, Dec. 2013 17
24.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. リポジトリファイル • wwaassaannbboonn__rreeppoossiittoorriieess..ggiitt • sseettttiinngg..yyaammll…対応OOSSごとのディレクトリ,著者情報など, 子リポジトリファイルの位置 • rrttccss • ○○..yyaammll • ××..yyaammll DoubleSeqViewer : description : 'Double Sequence Data Viewer RT-component.' type : hg • ppaacckkaaggeess url : 'https://ysuga0731@code.google.com/p/doubleseqviewer/' platform : [osx, ubuntu, win] StringViewer : description : 'String Value Viewer RT-component' type : git url : 'https://github.com/sugarsweetrobotics/StringViewer.git' platform : [osx, ubuntu, win] TimedLongSeqViewer : description : 'TimedLongSeq viewer RT-component' type : git url : 'https://github.com/sugarsweetrobotics/TimedLongSeqViewer.git' platform : [osx, ubuntu, win] SI2013 KOBE, Dec. 2013 18
25.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. RRTTCCの収集・ビルド機能 • $$ mmggrr..ppyy rrttcc cclloonnee CCoonnssoolleeIInnppuutt • リポジトリ内の名前でRRTTCCを自動的に収集 • $$ mmggrr..ppyy rrttcc bbuuiilldd CCoonnssoolleeIInnppuutt • bbuuiillddディレクトリを作成してコマンドをコール • CC++++版 • UUnniixx系…ccmmaakkeeとggcccc • WWiinnddoowwss系…ccmmaakkeeとmmssbbuuiilldd • JJaavvaa版…jjaavvaaccでコンパイル,jjaarrでアーカイブ化 • PPyytthhoonn版…iiddllccoommppiilleeのみ • 作成したバイナリと個別RRTTCC..ccoonnffを検索して,特定のディレクトリ (デフォルトでbbiinn)にコピーする機能 • 個別にRRTTCCを実行する機能 SI2013 KOBE, Dec. 2013 19
26.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 実行管理・RRTTSS構築 • RRTTCCをRRTTCC DDaaeemmoonnと結びつける • $$ mmggrr..ppyy ssyysstteemm iinnssttaallll ****RRTTCC • 対応するRRTTCCのディレクトリからバイナリを検索して,bbiinnディレクトリ にコピー ((CC++++,, JJaavvaa)).RRTTCC..ccoonnffもコピー • 対応するrrttccddのrrttcc..ccoonnffを書き換える • RRTTSSの構築 • RRTTSSEEの利用 • rrttccddを起動してからRRTTSSEEを起動.終了後にrrttrreessuurrrreeccttでRRTTSSPPを保存 • コンソール上手動接続 • rrttccddを起動し,すべての可能な接続ペアについて,yy//nnで接続を確 認. • 各RRTTCCについてコンフィグレーシ�ョンを設定 • rrttrreessuurrrreeccttで保存 SI2013 KOBE, Dec. 2013 20
27.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. wwaassaannbboonnの実行管理・RRTTSS構築 • ネームサービスの自動実行 • CC++++,, JJaavvaa,, PPyytthhoonnのRRTTCC DDaaeemmoonnを同時に実行(バインド するポートを別にしておく) • それぞれのrrttcc..ccoonnffでRRTTCCをロードして実体化 • rrttsshheellllの機能でRRTTSSを構築,アクティブ化 • プロセスIIDDを管理して,終了時にはシ�グナルを送り止める SI2013 KOBE, Dec. 2013 21
28.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 結言 • RRTTシ�ステム全体を配布するためのパッケー ジの概念の導入について • パッケージの有効性検証のためのフレーム ワークの開発について SI2013 KOBE, Dec. 2013 22
29.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. 今後の展望 • RRTTCC作成時をもっとスピーディに • 現状ではRRTTCCBBを利用している • ひな形をコマンドラインから簡単に • IIDDLLの収集を効率的に • パッケージのマージ機能 • 複数のRRTTSSを組み合わせたシ�ステム構築 • DDDDCC44RRTTCCによるパッケージ間の遷移 • wwaassaannbboonn..oorrggでの配布を目指す SI2013 KOBE, Dec. 2013 23
30.
SUGAR SWEET ROBOTICS
CO., LTD. ご清聴ありがとうございました 菅 佑樹 ((yyssuuggaa@@yyssuuggaa..nneett)) 株式会社SSUUGGAARR SSWWEEEETT RROOBBOOTTIICCSS代表取締役 早稲田大学ヒューマノイド研究所招聘研究員 芝浦工業大学SSIITT研究所客員研究員 東京大学情報理工学系研究科特任研究員(JJSSKK--SSTTAARRTT))プロジェクト hhttttpp::////yyssuuggaa..nneett hhttttpp::////ssuuggaarrsswweeeettrroobboottiiccss..ccoomm hhttttpp::////ooppeennssoouurrccee--rroobboottiiccss..ttookkyyoo..jjpp ! ! 尾形 哲也 ((ooggaattaa@@wwaasseeddaa..jjpp)) 早稲田大学基幹理工学部表現工学科 教授 科学技術振興機構さきがけ研究「情報と人」領域研究員 hhttttpp::////ooggaattaa--llaabb..jjpp ! 本研究の一部はJJSSTTさきがけ領域「情報環境と人」及び文科省科研費新�学術領域研究「構成論的発達 科学」(NNoo.. 2244111199000033)の助成を受けています.ここに感謝の意を表します. SI2013 KOBE, Dec. 2013 24
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