Presentation in Japanese

1. 2015年7月14日
Stefan Schulz（モーターコンサルティングユニット グローバルヘッド）
Munich Re
安全技術の未来を開く
Image: used under license from shutterstock.com

2. 目次
歴史
影響
定義と範囲
プラスの面
課題
ソーシャルメディア
販売チャネル
新たな競合産業
予想 将来のモビリティ
現状
交通安全システム： テレマティクス&テクノロジー
：
テクノロジーの影響：
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
サマリーと今後の展望

3. 交通安全システム - 歴史
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
ABS
TCS
EBA
ESC
ACC
LKA
シートベルト
車両安全ツール：
 シートベルトの特許取得は1885年！ 1950年代に
初めて導入され、1976年以降ドイツでは義務化
 アンチロックブレーキシステム：最初の搭載車は
1966年 - 2004年以降は全ての車で自動搭載
 トラクションコントロールシステム： 1939年に発
明。2011年以降ヨーロッパでは全ての新車で
義務化
 アダプティブクルーズコントロール：1990年代に
スタート - まだ全車には搭載されず
 車線維持支援：2001年日産シーマに初めて搭載。
2015年から自動走行車のテスラに搭載

4. 交通安全 - 影響
 日本： 1970年の交通事故死
者数17,000人、現在は4,100
人
 ドイツ： 1970年の死者数
21,000人、2014年は3,400人
 米国： 1970年の死者数
53,000人、2014年は33,000人
 中国： 2002年の死者数
109,000人、2010年には
276,000人
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

5.  多くの機能は新車のみに搭載
される
 事故警報機器
 道路インフラへの投資が必要
交通安全 – 現状
1. さらに多くの機能が開発中
2. ヨーロッパのEコール政策
3. 政治の影響
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

6. 交通安全 - 予測
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
1. 事故はさらに減少
2. インフラへの投資が鍵
3. 2030年にはすでに部分的な
自動運転交通
 今後15～20年間に死者数は
およそ現在の半数まで減少
 政治は安全システムの実施を
支援し続ける必要がある
 混合交通が今後の大きな課題

7. テレマティクスとテクノロジー
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

8. テレマティクス – 定義と範囲
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 11
遠隔操作
道路料金徴収
Eコール
エコドライブ
経路制御
インフォテインメント
車両診断
電気自動車
自動運転
V2X
V2V
ADAS
UBI
盗難追跡
クレームプロセス
カーシェアリング
テレマティクス

9. テレマティクス – プラスの面
出典： nytimes.com 14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 12

10. テレマティクス – 課題
 リコール
 市場の多様性
 サイバー攻撃
 混合交通
 IT問題
 多彩すぎる利活用
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

11. テレマティクス－将来のモビリティ
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 14写真： Google, Inc.
 センサー、カメラ、レーダ
ー、ライダーが車両の位置
や状況に関するデータを、
車を制御するコンピュータ
に提供
 ライダーは、レーダーのよ
うに、エネルギーを的に向
かって発射し、戻ってくる
時間を測定して距離を算出
 ライダーが高解像度の三次
元データを生成

12. テレマティクス－将来のモビリティ
人間の視覚 vs 機械の視覚
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 15
視界： 100度
距離： 前方30メートル
視界： 360度
距離： 前方300メートル
出典： 左／Guy Fraker、AutonomouStuff – 右／Zyxwv99による周辺視野（自作）。 Wikimedia Commonsを通じてCC BY-SA 4.0に
基づき使用許諾 - https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Peripheral_vision.svg#/media/File:Peripheral_vision.svg

13. テレマティクス－将来のモビリティ
事故は起こる
出典： https://medium.com/backchannel/the-view-from-the-front-seat-of-the-google-self driving-car-46fc9f3e6088
 Googleカーでさえ衝突する
－ 車が原因ではない
 物理的現象は排除できない
 気象条件
 他の車両
 運転者は多くの操作をこなす
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 16

14. テレマティクス－将来のモビリティ：
2030年の展望
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 17写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
 自動運転は相当程度の低速
や高速道路では上手く機能
する
 当社では、2030年までに道
路での総死者数が半減する
と推定
 完全自動運転は指定地域で
のみ可能
図1： 渋滞
（10km/hまで）
図2： 都心の交通（50km/hま
で）
図4： アウトバーン
（100km/h以上）
図3： 田舎道・郊外
（100km/hまで）

15. テクノロジーの影響
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

16. テクノロジーの影響 －ソーシャルメディア：
10年間の革命
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
2004年:
 スマートフォンなし
 YouTubeなし
 Twitterなし
 Facebookが始まる
2014年:
 スマートフォン普及率50%
 1日あたりビデオ30億件
 1日あたりツイート4億件
 Facebookのユーザー13億人
2024年:?

17. テクノロジーの影響 －ソーシャルメディア：
英国の苦情サイト
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 20出典： http://www.resolver.co.uk/complaints/insurance-complaints

18. テクノロジーの影響 －販売チャネル
新たな販路と従来の販路
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 21写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用
被保険者
保険会社
代理店／
ブローカー
直販 電話 自動車
ディーラー
銀行
 Auto Club
Europe
 Automobil-Club
Verkehr
 Automobilclub
von
Deutschland
 ADAC
自動車
クラブ
商業 職場 アグリゲータ／
インターネット
ソーシャル
メディア
 Tchibo
 Otto Finanzplus
 Tesco
incurance
 YouTube
 Facebook

19. テクノロジーの影響 －新たな競合産業
ソーシャルメディア
サイト
コンピュータ会社、
携帯電話会社
自動車メーカー
検索エンジン 書店 電話会社
保険業界には、他の業界から参入してくる新たな強力な企業がいるか？
14/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz 22

20. 世界における今後の展望
（20年）
 車両の増加
 事故の減少
 人身傷害の高額化？
 新たな革新的保険会社の登場
 予期せぬ変化
 サイバー問題とリコール
 柔軟性と戦略が最も重要
 業務提携・連携が鍵
（例：再保険会社）
写真： shutterstock.comのライセンスに基づき使用

21. ご質問
Image: used under license from shutterstock.com

22. Disclaimer
© 2015 Münchener Rückversicherungs-Gesellschaft Aktiengesellschaft in München
("Munich Re"). All rights reserved.
The content of this presentation (including, without limitation, text, pictures, graphics, as well as the
arrangement thereof) is protected under copyright law and other protective legislation. These materials or
any portions thereof may be used solely for personal and non-commercial purposes. Any other use requires
Munich Re’s prior written approval.
Munich Re has used its discretion, best judgement and every reasonable effort in compiling the information
and components contained in this presentation. It may not be held liable, however, for the completeness,
correctness, topicality and technical accuracy of any information contained herein. Munich Re assumes no
liability with regard to updating the information or other content provided in this presentation or to adapting
this to conform with future events or developments.
2514/07/2015安全技術の未来を開く／Stefan Schulz

23. Stefan Schulz（Munich Reモーターコンサルティングユニット）
ミュンヘンの連絡先：
Stefan Schulz
+49 89 3891-3638
stschulz@munichre.com
ありがとうございました
映像： shutterstock.comのライセンスに基づき使用© 2015 Münchener Rückversicherungs-Gesellschaft © 2015 Munich Reinsurance Company