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Team promenade
- 1. 2018 TOKYO TECH DESIGN ~THINKING FUNDAMENTALS~ Presented by Team Promenado
- 2. TITLE PAGE
- 3. デザインテーマ Design an innovative relationship for senpai and kohai
- 5. 作ったモノ
- 7. PRODUCT
- 10. スケッチとプロトタイプ
- 11. SKIT
- 12. 価値提案
- 13. ユーザーからのフィードバック ■ 被験者：[先輩]３０代女性エンジニア、[後輩]２０代男性エンジニア ■ 後輩側は転職直後で比較的厳しく指導されているため、先輩側を少し 恐れているように見える – 先輩側コメント： ■ どれくらいの依頼のときにコインをあげてよいのかの閾値がよくわか らない ■ 後輩側からの指示は、自分の出している指示の裏返しだと思われる。 自分の指示の意図と随分違っていて驚いた ■ 距離感は少し離れた気がする – 後輩側コメント： ■ コインを受け取ったら否応無くやるというのは、悩まなくてよいとい う面もあるが、自分の頭で考えなくて良いのかな、という別の悩みが 出てきた ■ どういう指示をだしていいのかよくわからないので、以前自分が受け て困った指示を出してみた ■ 距離感はあまり変わらない印象
- 14. 内省的行動 Why you? Why now? Why this? user ploblem solution How much is it worth solving? How much is it possible to solve? 今後の人生で常に付きまとう極 めて重要かつsolutionを 最大限活用できるテーマで あるため コミュニケーションを 重んじる層と必要な範囲に とどめる層とが混在する社会で あるため 目に見えない、複雑な コミュニケーションを わかやすくシンプルに 可視化できる ◆仕事を押し付けられたく ない後輩 ◆うまくディレクション できない先輩 相互理解の欠如からくる ストレスを起因とした 感情起伏によるコミュニケー ションへの悪影響 メンター関係にある 先輩・後輩の関係性向上を ねらった 「POCHI COIN」の導入 コミュニケーションにおける感情起伏の軽減 相手の対場を実際に経験することによる 相互理解の助長 ◆ゲーム性を導入することによりシステマチックな関係を築く ことでコミュニケーションの障害となる感情を 発生させない ◆メンター関係における主従の立場を入れ替える機会の 創出により未体験時よりも、相手の思考を理解しやすくなる
- 15. 今後の展望 ■ 狙いどおりに距離感を変えずに関係性を変えられた – だが、ユーザー（先輩）の「距離感が遠くなったというコメント」 は、認知していた距離感と本当の距離感のギャップがそう思わせた と考えるが、それが不快にならない工夫が必要 ■ ゲーム性の練り込みに問題あり – ユーザーフィードバックから、「あげる枚数がわからない問題」や 「本当に犬みたい指示に対してしたがっていいのだろうか問題」が 露見した。そこまで含めてゲームに引き上げる工夫が必要 ■ ゲームみたいに手札をやり取りしながら、指示の目的や枚数を探っていくなど ■ 基本的な価値は確かめられたので、周辺のゲーム性を埋めていけば、「ゲーム マケット」や「技術書店」で売れるゲームにできそう
- 16. DESIGN PROCESS
- 19. ユーザーリサーチと分析 ■ チームのみんなが共感できない人をわざと選んだ – 共感できる人を選んでしまうと、当たり前の 域をでない ■ 共感できない人のインタビューをあつめて、その 共通点をチームで見出して、POVに落とし込んで いった
- 22. 候補となったデザイン②～キモチノボウシ～ POV サークルに所属している Ａ君は, 先輩を怖いと思って苦手意識を持っている. なぜなら, 言う通りに行動できないと怒られて、 怖いという経験をさんざんしてきたからだ. とはいえ本当は, その距離感を心地よく思っている. HMWQ ・どうすれば先輩と後輩の関係性を可視化できるか ・どうすれば関係性の心地よさを定量化できるか ・どうすれば関係性を客観的に評価できるか
- 24. ユーザーリサーチと分析③ ~LOAD of the RING~
- 25. ユーザーリサーチと分析③ ~LOAD of the RING~
- 26. 候補となったデザイン③～LORD of the TEAM～ POV 先輩と仕事をしている 自分が先輩より価値が低いと思っている後 輩は, 自分自身も先輩と同じくらい価値があると思う必要がある. なぜならば, 自分の価値と先輩の価値を足したほうがいい仕事がで きるからだ. とはいえ本当は,「自分は先輩より価値のない人間だ」と思うことで 自分は成長してきた. HMWQ ・どうすれば先輩と後輩で一緒にいい仕事ができるかだ ろうか ・どうすれば先輩が後輩から学ぶことができるかだろう か ・どうすれば自分に勝ちがあると思えるだろうか
- 27. 候補となったデザイン③～LORD of the TEAM～
- 30. 個人ごとの振り返り～佐々木翔一～ やって良かったことは何？ どんなことが身についた？ 自分の仕事/生活をより 良くするために何がで きる？ 自分自身の何が妨げに なった？ ・ある程度の大きさの発想を得 るまでのプロセスをゆっくりと 繰り返し学べたこと. ・新橋での街頭インタビューを 決行することにより, 新しいタ イプの度胸を身につけ, また, 思っていたよりも社会が暖かい ことを知った. ・他専攻の人や社会人といった 普段関わることのない人の接触 によって人の能力の多様性, 可 能性の広さを感じた. 複数人数 の力をいかにフル動員できるか という, チームの議事の進行の 技術の大事さ気付いた. ・０から何かが生み出される瞬 間のプロセスについて学べた. 発想といったようなものは偶然 の産物だと思っていたが ,ある 程度定式化されたプロセスをな ぞることで, 偶然による論理の 飛躍を細かく刻むことができる. 発想が細かく刻めるものなら偶 然ではないし, 努力次第でどう にでもなるなと, それを頭では ないが肌で感じることができ た. 研究を進めるにあたって, 頭に浮かんだ一つ一つの 考えをどんなに小さなも のでも紙に明文化して, そ の内容や意味について自 分の言葉で理解を膨らま せていく. 1を100にするこ とに関しては今までの勉 強でいくらでも学んでき た. 0から出すことはやは り多かれ少なかれ偶然性 を含む. だから, 0から出て きたものはどんなに小さ なものにでも最大限の価 値を置く.