Salome-Meca応力解析入門(片持ちはりの弾性応力解析(低減積分要素))
- 3. 解析の流れ
3
Geometry Module
Mesh Module
Aster Module
ParaVis Module
問題の設定
結果の評価
• 解析対象の形状,寸法,材料特性の準備
• 結果の(おおざっぱな)予測
• 形状(直方体)の作成
• 境界条件を与える形状グループに名前をつける
• メッシュの作成
• 要素(立体,面や辺)に形状グループ名を継承
• ウイザードによるコマンドファイルの作成
• Eficasを用いたコマンドファイルの修正
• メッシュファイルとコマンドファイルの組合せ
• 解析の実行
• 変形図によるおおまかな妥当性の確認
• 変位量,応力値の確認
• 精度・妥当性の検証
- 6. 予習(はりの弾性理論解)
6
断面二次モーメント, I
3
1667
12
bh
I mm4
自由端たわみ, dmax
4 4
2
max
1 100
3.75 10
8 8 1667 200000
wL
EI
d
mm
最大曲げ応力, smax
2 2 2
max 3 2 2
12 3 3 1 100
15
2 2 2 20 10
M h wL h wL
I bh bh
s
MPa
※)これらはBernoulli-Euler Beamの仮定に基づいており,十分に細長いはりが,
はりの軸方向(X方向)応力のみによって変形する場合に対する解で,多軸応力状
態となるソリッド要素解析と完全には一致しないが,良い目安にはなる