More Related Content More from Takanobu Mizuta More from Takanobu Mizuta (20) 20100424 Tokyo R 水田孝信 発表スライド 1. Value at Risk の紹介
2010/4/24 TOKYO.R #4
水田孝信
twitterID: takanobu_mizuta
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2. 自己紹介
水田孝信 (大分県別府市出身)
twitterID: takanobu_mizuta
HP: http://www.geocities.jp/mizuta_ta/jindex.htm
投資信託委託会社に勤務(入社7年目)
⇒顧客からお金を預かり株や債券に投資してお金を増やす
私:現在はファンドマネージャー(定量分析、日本株)
以前はリスク管理、商品開発、などいろいろやった。
株式市場の規制に関するシミュレーション研究(HP参照)
⇒人工知能学会、情報処理学会に少しだけ出入り
中小企業診断士
Rは昔使っていたが最近は使っていない。
SQL、C#、VBAが中心 2
3. 本日のお話
日本銀行の研究部門発行のワーキングペーパーを紹介
安藤美孝「ヒストリカル法によるバリュー・アット・リスクの計測:
市場価格変動の非定常性への実務的対応」, 2004
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/kinyu/2004/kk23-b2-1.pdf
こういうことやりたいなぁ~、
やるならRでやるのが楽そうだなぁ~、というノリ
金融で言うリスクとは?
「危険」という意味ではなく価格の「触れ幅」を指す。
どれくらい得するか分からないことも「リスク」とよばれる。
・・・と、よく解説されるが、、、、
「どれくらい損しうるのか?」という、素朴な「リスク」、
「ダウンサイドリスク」に着目した手法が最近注目されている。
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4. Value at Riskとは?
損益(例えば1日の)の確率分布の左側99%点での損益(円)
⇒ すっごい損する日は何円損するの?
真の分布が良く分からない。
分布が時間と共に変化する。
明らかに正規分布でない。 4
6. Value at Risk の種類
ヒストリカル法:過去の損益率を使ったヒストグラムを
そのまま分布とする
パラメトリック法:過去の損益率を使って分布を
関数にフィッティングして求める
ヒストリカル法
新しいデータほど重きをおく or 新しい古いで重きを変えない
損益データをそのまま使う or 加工してから使う
GARCH法は計算が面倒だがRだと一発!
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