embeddable pythonでこっそりPython Activityする

1. embeddable pythonで
こっそりPython Activityする
Yoshihiko Miyaichi
Technical evangelist, Business Architects Inc.
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• Yoshihiko Miyaichi
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3. RPAプロジェクトが進んでくると
いろいろ反響があります。
• ものすごく楽になりました
• こんなことも自動化できるのですか
• 今まで何で手でやってたんだろう
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4. そしてその後、いろいろな要望が
• こんなの、あんなのできますか？
できると思います
• このExcel、行列入れ替えられますか？
Excelで開いてキーボードショートカットで..
• ピボットテーブルお願いします、グラフも書いてください。
えっ
• 機械学習とかお願いします。
えっ
そろそろPythonでやりたいなぁ..
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5. そこで、Python Activity
UiPathのワークフローからPythonが呼べると開発部門では盛り上がりますが、
IT部門に話を持っていくと
• Pythonって何？
データサイエンスとかでよく使われるコンピュータ言語で..
• インストールとか必要なの？
• ええ、各PCごとに..
えっ
• バージョンが2系と3系の２種類ありまして(32bit/64bitとかも)
えっ
• あと、pipっていうツールでパッケージもいろいろインストールする必要が
えっ
「ちょっと無理」という話になります
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6. そんなとき、 embeddable python
embeddable python：インストール不要の組み込み用のpython
• インストール不要でPCの環境を汚染しない
• 軽量（14MB）
• pipも使える
ということは
UiPathのフォルダの中に入れてしまえば、インストールなしで
Python Activityできる！
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7. 早速準備
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• ダウンロードして展開
• https://www.python.org/downloads/windows/
• Windows x86 embeddable zip file のリンク
• Python Scopeがサポートしているもの（2系と3系どちらもあります）
• pipの導入
• pythonNN._pthの"import site"をuncomment
• https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
• > python get-pip.py
• 必要なパッケージを導入
• > python -m pip install <package>

8. 使ってみる
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• 空のWorkflowを作成
• ワークフローフォルダーにembeddable pythonフォルダをコピー
• “Python Scope”でコピーしたフォルダを指定
• “Load Python Script”でpythonのコードをロード
• “Invoke Python Method”でpython の関数を実行
• “Get Python Object”戻り値をUiPathの変数に取り出す
• 結果を表示

9. で、どうする
• プロジェクトにPython Activityの利用を認めてもらう
• UiPathだけじゃ無理だけど、PythonだとできるWorkflowを作る
• ちょっとAI風味だとなおよい
というわけで「顔写真切り抜きロボ」を用意しました。
https://github.com/miyaichi/PhotoCropping
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10. 顔写真切り抜きロボ
• 誰かが入社すると、社員証とかのために顔写真が必要になります
が
• 総務や人事の人が写真を取るけど、その都度サイズが違う
• Photoshopとか使えないので、サイズ通りに切り抜けない
• 顔のサイズもバラバラ
• なぜかファイルサイズが異常に大きかったり
• gifだったりjpgだったり
• こうした課題を解消するため
• フォルダにある写真ファイルをロード
• OpenCVで顔認識して、顔の位置とサイズをきめる
• いい感じで切り取ったあと、縦横サイズを規定通りに変更
• 処理済みフォルダに書き出す
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11. 作成のポイント
• OpenCV
• > python -m pip install opencv-python
• 学習済の分類器のデータ
• https://github.com/opencv/opencv/tree/master/data/
haarcascades
• haarcascade_frontalface_alt.xml がよさそう
• 顔認識だと髪の毛は認識されないので、微調整が必要
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12. デモ
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13. 一つ問題が
• いい感じのロボですが、パッケージサイズが結構あって、デフォルト
のOrchestrator（というかIIS）の設定だとアップロード
（Publish）できません。
※アップロードファイルの制限（初期値）は30M
• 「このロボをうまいこと説明・認知させ、設定変更してもらいましょ
う」がよさそう
結論
まずはこっそりPython Activityして認知
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