EWD 3トレーニングコース#27 GlobalストレージのJavaScript用抽象化 - (h) EWD 3 セッション

1. EWD 3
トレーニング・コース #27
GlobalストレージのJavaScript用の抽象化
(h) EWD 3 セッション
M/Gateway Developments Ltd.
Rob Tweed
訳: 日本ダイナシステム株式会社 嶋 芳成
GT.M版編集: 澤田 潔
※ 本稿オリジナルはCache’向けとして編纂

2. EWD 3 セッション
• ユーザーが作業中の間だけ永続する、一時的なスト
レージです
• ewd-session モジュールによって制御・管理されます
• これは ewd-document-store モジュールに依存します
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3. EWD 3 セッション
• セッション・オブジェクトには、ewd-session 自身に
よって維持される、いくつかの情報が含まれます
• ewd-session により、見えないところで利用されます
• session.data を利用すれば、開発者はそのアプリ
ケーションに特有のセッション情報を保存し検索するこ
とができます
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4. EWD 3 セッション
• セッション・データは、セッションが終了すると、自動的に
始末されます
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5. ewd-xpress 内で Session にアクセスする
• アプリケーションのバックエンドのメッセージ・ハンドラ関数
では自動的に利用可能となります
myHandler: function(messageObj, session, send, finished) {...};
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6. session.data は DocumentNode オブジェクト
• session.data は、自動生成される
DocumentNodeオブジェクトです
• アプリケーションが処理するメッセージの、ユーザー用の
Session グローバル・ストレージを指し示します
• 開発者は、標準の DocumentNode API を用いること
で、session.data の内容にアクセスし、操作することがで
きます
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7. ewd-xpress 内で Session にアクセスする
myHandler: function(messageObj, session, send, finished) {...};
例えば、
- session.data.$('mySessionVariable').value = 'bar';
- var foo = session.data.$('mySessionVariable').value;
- var someObj = session.data.$('mySessionObj').getDocument();
- session.data.$('mySessionObj').setDocument(someObj);
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8. 土台となる Global ストレージは？
• デフォルトでは、次のグローバルにマップされます
• CacheTempEWDSession
• Caché システムでは、CacheTemp で始まる名前のグローバルは、メモリ内のストレージ
にマップされ、ジャーナルの対象外です(最も高性能です)
• GT.Mシステムでは、
• GDEのSegment - Access_Methodパラメータで’MM’ を指定
し、かつ、ジャーナルOFFのグローバル・セグメントにマップされたグ
ローバル変数名に、このSessionをマップする場合、高速に
Session処理が可能です。GT.Mアドミンマニュアル参照
• これをオーバーライドして、自身のグローバル名を定義
することができます
• ewd-xpress の開始ファイル内の
• config.sessionDocumentName
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9. ewd-xpress 開始ファイル
var config = {
managementPassword: 'keepThisSecret!',
serverName: 'New EWD Server',
port: 8080,
poolSize: 1,
database: {
type: ‘gtm',
params: {
// path: 'c:InterSystemsCache2015-2mgr'
},
sessionDocumentName: 'mySessionGlobal'
}
};
var ewdXpress = require('ewd-xpress').master;
ewdXpress.start(config);
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10. ewd-xpress 開始ファイル
var config = {
managementPassword: 'keepThisSecret!',
serverName: 'New EWD Server',
port: 8080,
poolSize: 1,
database: {
type: ‘gtm',
params: {
// path: 'c:InterSystemsCache2015-2mgr'
},
sessionDocumentName: 'mySessionGlobal'
}
};
var ewdXpress = require('ewd-xpress').master;
ewdXpress.start(config);
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