Wagby R9.1 Features

1. Wagby R9.1
新機能・変更点
2022.2 株式会社ジャスミンソフト

2. R9.1のポイント
• 標準レイアウトを CSS Layout へ。
• 親子画面の強化。
• ファイル型項目の強化。
• 世代管理機能の強化。
• AWS連携機能の強化。
• セキュリティ。

3. CSS Layout が標準に。
• 新規モデルは CSS Layout。
• 既存プロジェクトからの移行には
影響しない（これまでがHTMLテーブ
ルレイアウトなら、そのまま移行）
• CSS Layout は JSP を使わないた
め、大量項目の扱いで制約がなくな
る。
※JSPでは、1ページのclassファイルが64KB以内という制限があったため、大量項目で実行時エラーとなる場合があった。

4. 親子画面の強化
• 親子画面で、子モデル部の表示に
ページネーションが利用できる。親
に紐づく子が大量の場合、パフォー
マンスが向上する。
• 親子同時更新画面でも有効。
• 親子同時更新画面の子モデル部で
ファイル型を扱えるようになった。
※これまではファイル型は読み込み専用だった。R9.1より編集もできるようになった。

5. ファイル型項目の
強化
• PDFファイルを添付したとき、1枚目をサ
ムネイル画像化して表示する。
• 動画ファイル (mp4) を登録したとき、
再生機能が提供される。
• 一覧表示画面に用意された画像をクリッ
クするとモーダルダイアログで表示される。

6. 世代管理機能の
強化
• 変更された箇所が赤文字で表示される。
• マウスオーバーすると、変更前の値が表示される。

7. AWS連携機能の
強化
• ファイル型項目をS3に転送、管理する。
• AWS Cognito アカウントと OpenID Connect
との同期。
• 開発機と本番機のデータベース接続先を実行時
に切り替える方法の提供。

8. セキュリティ
（脆弱性対応）
• Apache Tomcat
• Log4j2
• Apache Commons
• Apache PDFBox
• Apache POI
• Tika

9. その他の変更
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10. 今後の予定
四半期ごとに不具合修正版をリリースする。
• 次回は2022年4月に R9.1.1 を公開予定。
R9.2を準備中。
• リリース時期は2022年末から2023年はじ
め。
• 主要なOSSライブラリの一斉アップデート。
Java17の新機能を利用できるようにする。
• 目玉機能は、Wagby Developer Day 2023
(10月) に発表。