データをファイルに保存しクエリエンジンによってデータ解析するシステムにおけるファイルフォーマットとして Yosegi を開発、OSSとして公開した。これは、カラムナ形式による利用時効率化とファイルサイズ低減を達成すると共に、書込時のスキーマを不要にすることで、データ入力の柔軟性の確保、解析との疎結合化、データ分析基盤の管理コスト低減などを達成した。また、従来クエリエンジン側で行っていたデータアクセスの効率化をファイルフォーマット側で行うことにより、ネストデータ展開を伴う解析におけるパフォーマンスを劇的に改善することができた。