東日本大震災の直後、及び、その後、既存のメディアに加えてインターネットが大活躍しました。本企画では、それぞれの場面でインターネットがどのように使われたかを概観し、その実例として、災害時にも利用可能な、twitterを用いた内輪での情報伝達を行う方法を体験します。

1. インターネット活用を体験する会 東日本大震災でのインターネット活用事例から学ぶ 2011年9月3日 パソコンを楽しむ会 篠崎 初光

2. パソコンを楽しむ会のご紹介 毎週月曜日 18:30から http://j.mp/pasodaito

3. 東日本大震災時のお話

4. 災害用伝言ダイヤル（１７１） ＮＴＴの「災害用伝言ダイヤル（１７１）」や携帯各社の伝言板だ。回線が混み合うエリアで運用され、自宅や携帯の電話番号ごとに伝言が登録でき、再生やメール連絡ができる。ＮＴＴ東日本では「地震から３時間後にサービスを開設し、翌日までに計１２９万件の登録や再生があった」 「災害と情報研究会」などが行った調査では、東京・神奈川・埼玉・千葉の約２千人のうち、こうしたサービスを利用したのはわずか６・４％。「利用方法が分からなかった」との声も多かった。

5. 安否確認 「公衆電話の方が通じると聞いたのに、つながらない」 「ＰＨＳは震災当日からつながった」 「携帯電話がつながらず、パソコンでメールを送った」 「Skypeは問題なく使えた」

6. 電話回線とインターネット通信の違い

7. 携帯電話のネットワーク(概念図)

8. インターネットの冗長性

9. 回線交換方式

10. パケット通信方式

11. 「完全な単一システムではなく、あらゆる手段を動員すること」と、複数の連絡手段の必要性を強調するのは東大大学院の田中淳教授（災害情報論） 電話、インターネット、テレビ、ラジオ、地域コミュニティーなど

12. インターネット活用事例現在

13. sinsai.info http://www.sinsai.info/

14. Googleで炊き出し・緊急避難所マップ

15. 災害時ガソリンスタンド情報 - gogo.gs http://saigai.gogo.gs.cache.yimg.jp/

16. 内閣府 防災情報のページ http://www.bousai.go.jp/

17. 国立環境研究所東日本大震災 関連ページ http://www.nies.go.jp/shinsai/index.html#title04

18. 関東各地の放射能値の可視化 http://microsievert.net/

19. インターネット活用事例震災直後

20. パーソンファインダー - Google 大震災当日の３月１１日、グーグルが災害時に活用する安否確認サイトとして開設 名前を打ち込むだけで個人の安否を登録、確認できるシステム http://japan.person-finder.appspot.com/

21. 避難所名簿共有サービス - Google 1万枚以上の画像がアップされたが、全て入力が完了し、5月末で役目を終える。

22. インターネット電話 - Skype http://www.skype.com/

23. ツイッター– ある人のつぶやき

24. 震災直後の災害対策ツイート