東日本大震災時の児童施設の被害

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公共施設等の被害と復旧 ２）幼稚園・保育園
①鵜住居幼稚園（釜石）
②鵜住居保育所（釜石）
③志津川保育所（南三陸）
④相川保育所（石巻）
⑤日和幼稚園（石巻）
⑥ふじ幼稚園（山元）
⑦東保育園（山元）
⑧永崎保育所（いわき）
⑨下神白保育所（いわき）

2. ①鵜住居幼稚園（釜石）
・鵜住居防災センターに隣接する２階建て
・保護者へ受渡し後、職員５名と園児２名が防災センターに避難
・園児は住民の肩車で奇跡的に助かったが職員４名が犠牲に。
・２年間の他園での合同保育、１年間の休園を経て、２０１４年に仮設園で再開
・建設中の小中学校とともに高台に新園を建設中。

3. ②鵜住居保育園（釜石）
・ＪＲ鵜住居駅より山田線に沿ってやや内陸側にあった。
・自主避難開始、途中、釜石東中の生徒が手伝い全員無事に避難
・内陸側の集会施設で保育再開（４月１３日）
・新・園舎が完成（ ２０１３年５月）

4. ・志津川保育所は小学校より海側の標高１７ｍにある
・３．１１ではかろうじて被災を免れた
・小学校と同等の標高への移転を計画すべきである。
志津川保育所
（標高１７ｍ）
志津川小学校
（標高３０ｍ）
志津川高校
（標高４０ｍ）
③志津川保育所（南三陸）
２０１２．４
２０１６．４

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・近くの相川小学校では３階も壊滅的な被害
・保育所も壊滅的被害を受けたが、高台にある開所間
近の新・相川保育園に避難し、子供たちの犠牲者は
出ていない。
旧・相川保育所
大川小学校
④相川保育所（石巻）

6. ⑤日和幼稚園（石巻）
・日和幼稚園は門脇小学校の上、標高２５ｍ
の位置にある
・津波警報の中、２台の送迎バスが出発
・１台は津波到来前に園に戻った
・津波にのまれたバスの運転手は奇跡的に
助かった。
・園に戻って報告するも救出活動は行われ
ず、園児５名が犠牲になった。
日和幼稚園
門脇小学校
石巻市立病院

7. ・海岸から１．５ｋｍ、山下駅近くの一部２階建て
・園児５１名が余震で２台の送迎バスに避難
・バス内に避難中に津波が襲来
・園児８名、職員１名が犠牲となった。
ふじ和幼稚園
⑥ふじ幼稚園（山元）

8. ・海岸から１．５ｋｍの山下駅近く
・町役場の指示は待機
・通波襲来時は職員１４名、園児１３名
・津波を視認し１０台の車に分乗して避難開始
・６台目に保育士１名、園児６名が乗車
・避難途中で津波に遭遇し園児３名が死亡
・まだ再建されていない（新市街地に再建予定）
ふじ和幼稚園
東保育所
山下駅
⑦東保育所（山元）

9. ・海岸近くの高台（標高１０ｍ程度）にある。
・保育所は浸水を免れたが、永崎小学校は１．５
ｍ浸水している。
・江名中学校と同等の高台に移転すべきである。
⑧永崎保育所（いわき）
永崎小学校
永崎保育所
江名中学校

10. ２０１１．３．３０
・津波に襲われるも、全員が高台へ避難
・近隣の協力は諸説
・高校生が駆けつけて協力した
・高校先生が駆けつけた
・高校の先生方が津波避難を指導した。
下神白保育所
⑨下神白保育所（いわき）