相対性理論とハッブルの観測により、
宇宙は
「動的」
だと実証された。
そして、
科学者たちの論争は、
宇宙の起源にうつっていく。
ルメートルは、
「宇宙は小さな卵から生まれた」
と仮説を立てる。
最も有名なものは、
ガモフの
「ビッグバン宇宙論」
であろう。
「初期の宇宙は超高密度かつ
超高温の火の玉だった」
とガモフは言った。
一方で、
宇宙は膨張しているが、
ある一定の形を保っているとする
「定常宇宙論」
を主張する者もいた。
そんな中、
ビッグバンの名残とされる
宇宙背景放射を
ペンジアスとウィルソンが発見。
こうして、初期”
“
の宇宙は、
超高密度かつ超高温だったと
実証されたのである。
しかし、
宇宙の起源について
詳細が分かったわけではない。
宇宙が生まれた瞬間は、
ある一点に凝縮され、
その点は温度も密度も無限大。
つまり、特異点」
「
。
「特異点」
では相対性理論を含めた
物理法則が成り立たない。
始まりは、
物理法則が成り立たない特異点。
その後は、
物理法則にのっとり膨張。
これでは科学的に証明できていない。
それでは科学者たちは
どのように宇宙を説明しようと
しているのか。

宇宙論【4】:ビッグバン宇宙論