デジタルツインとシミュレーションで未来を予測する潮流
IoTNEWS代表 ⼩泉耕⼆
⼩泉 耕⼆
株式会社アールジーン 代表取締役 / IoTNEWS 代表
◆レギュラーコメンテーター
•テレビ: フジテレビ Live News α
•ラジオ: J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
•ネット: Yahoo! ニュース
◆著書
•2時間でわかる図解IoTビジネス⼊⾨(あさ出版)
•顧客ともっとつながる(⽇経BP)
•他、寄稿記事など多数
1973年⽣まれ。IoTNEWS代表。株式会社アールジーン代表取締役。 IoTコンサルタント。
⼤阪⼤学でニューロコンピューティングを学び、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、
などグローバルコンサルティングファームより、2005年に株式会社アールジーンを起業。
様々な業界に対する戦略⽴案からデジタル技術導⼊までを⽀援するかたわら、マスメディアや寄稿、各種
セミナー講師などの活動を通して、デジタルのビジネスへの活⽤について解説している。
会社概要
3
株式会社アールジーンは、2005年創業、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を⽀援するコンサルティングファームです。
IoTNEWSは、アールジーンが提供する、DXに関する専⾨メディアです。DXを意識した新規事業(新商品・新サービス)を⽴ち上げる法⼈や、業務変⾰を⾏おうとする法⼈
に、有益な情報と知⾒を提供しております。
会社名
所在地
設⽴
資本⾦
事業内容
株式会社アールジーン
東京都渋⾕区渋⾕2-9-11
インテリックス⻘⼭通りビル5F
2005年10⽉
10,000,000円
‣戦略コンサルティング
‣ビジネスプロセスコンサルティング
‣メディア事業(IoTNEWS)
‣リサーチ事業
代表取締役 ⼩泉耕⼆
主要取引先
(50⾳順)
‣アドバンテック株式会社
‣株式会社内⽥洋⾏
‣株式会社NTTドコモ
‣株式会社オプテージ
‣株式会社オレンジページ
‣株式会社⼩松製作所
‣JR東⽇本テクノロジー株式会社
‣ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
‣ソフトバンク株式会社
‣THK株式会社
‣株式会社電通
‣⽇本⽣活協同組合連合会
‣⽇本システムウェア株式会社
‣パナソニック株式会社
‣⽇本マイクロソフト株式会社
‣株式会社両備システムズ (など多数)
IoTNEWS媒体広告、事新規業の⽴ち上げ時の⽀援(コンサルティング、プロジェク
ト推進⽀援)、リサーチ(定性的な市場調査・類似競合分析)、などを⾏っていま
す。
◆IoTNEWSの概要
IoT/AI専⾨のニュースメディア
IoT関連ニュースを10本〜/⽇ 配信
インタビュー・体験記事 配信
オピニオン記事 随時配信
幅広いジャンルをフォロー
◆フォローしている領域
⼈⼯知能・スマートファクトリー・ロジ
スティクス・スマートホーム・コネク
テッドカー・スマートシティ・要素技術
など
◆事業⽀援サービス
法⼈企業のDXのための勉強会を実施する
サービス
◆リサーチサービス
新規事業などのための定性調査を⽀援す
るサービス
アールジーン x IoTNEWSで実現したいこと
DX関連
トレンド情報
DX実践
ノウハウ
企業における、DX「実⾏能⼒」の醸成
⽉契約プラン:100,000円(税別)/⽉ 年契約プラン:980,000円(税別)/年
「DX事業⽀援サービス」を提供しております
5
1. DX勉強会
有識者によるトレンド解説と、実
践講座を受講することができます。
2. トレンドレポート
当社コンサルタントがまとめ
たトレンドレポートを提供い
たします。
3. DXホットライン
当社コンサルタントがDX実現
に向けた、質問に回答します。
当社の「DX事業⽀援サービス」は、以下の3つのメニューをご利⽤いただけます。
⼤⼿企業の事業企画部⾨、R&D部⾨など、広範囲な知⾒が必要とされる部署からのご利⽤があります。
個別の産業分野や、技術領域に関する調査や、ビジネスの変⾰については、別途コンサルティングサービス
をご依頼いただいております。
コロナ禍で、みなさんの会社は、
何が変わりましたか?
2020年2⽉1⽇ ダイヤモンドプリンセス号でたコロナ患者発⾒
2020年4⽉7⽇ 第⼀回緊急事態宣⾔
・
・
・
2021年2⽉28⽇ ⼀部府県で緊急事態宣⾔解除
コロナ禍の2020年は、デジタル⽣活が浸透
オンラインエンタメ
(ネット上の遊び場)
あつ森、もも鉄、YouTube、Pococha、など
SNS(ネット上の居場所) Twitter、Instagramなど
EC/宅配
(ネット上のお買い物)
Uber Eatsなど
こういった⾝近な変化だけでなく、⼤きなアイデアも実現され始めている
⾳声コンテンツ
(ながらネット利⽤)
Stand.fm、Voicyなど
2015年頃からのCESを振り返る
2015年 Hueのようなスマホにつながるガジェットが珍しかった
2016年 ウエアラブル百花繚乱、あらゆる分野にデジタルを
2017年 Alexaデビュー、GoogleHomeも巻き込み⾃然⾔語対話ブーム
2018年 ePaletteデビュー、スマートホームはハブ化の流れへ
2019年 広まるAI活⽤、インテリジェント化へ
2020年 SONYがクルマを、TOYOTAがスマートシティを訴求する時代
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デジタルサービスの発展に⽋
かせない、共特化
新しい要素技術に⾶びついてはいけない
ロボティ
クス
IoT
AI
XR
5G
ドローン
当社は
⼤丈夫??
こういった⼤きな変化は、要素技術の組み合わせによって実現されている
資源
資源
資源
関係ない資源がばらばらな状態で
メリットを⽣み出しずらい
資源
資源
資源
⼀⾒バラバラだが、結合することで
化学反応が起きる
結合
共特化に注⽬すると視点が変わる
リチウムイ
オン電池
ケータイ
プラット
フォーム
サービス
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例)ジャパンインフラウエイマーク
必要なのはタイミングをとらえること
⾃社のビジネスモデル・ビジネスプロセス
ロボティクスのトレンド
AIのトレンド
5Gのトレンド
時間
2021年 2023年 2025年
ちなみに、内閣府は2050年に向けて・・・
1. 2050年までに、⼈が⾝体、脳、空間、時間の制約から解
放された社会を実現
2. 2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることが
できる社会を実現
3. 2050年までに、AIとロボットの共進化により、⾃ら学
習・⾏動し⼈と共⽣するロボットを実現
4. 2050年までに、地球環境再⽣に向けた持続可能な資源循
環を実現
5. 2050年までに、未利⽤の⽣物機能等のフル活⽤により、
地球規模でムリ・ムダのない持続的な⾷料供給産業を創
出
6. 2050年までに、経済・産業・安全保障を⾶躍的に発展さ
せる誤り耐性型汎⽤量⼦コンピュータを実現
7. 2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健
康不安なく⼈⽣を楽しむためのサステイナブルな医療・
介護システムを実現
https://youtu.be/ewrFREMxUHQ
2050年には相当進んだコ
ンピュータがあり、地球
環境や⽣命に⼤きな影響
を及ぼす可能性を模索し
ているように⾒える
IoT/AIは当たり前の時代に
どう活⽤
するのか?!
現実世界
デジタル空間
コピー
(IoT)
コントロール
IoTで取得したデータをデジタル空間上に展開、
AIで未来予測をし、現実世界をコントロール
未来
予測
様々な業界に広がる
デジタルツインと未来予測
いろんな分野でデジタルツインと未来予測が広がっています。
同時に、期待と不安もあります。
画像認識による過度なトラッキングへの抵抗
2021は、IoBが注⽬される⼀⽅でトラッキングに対するポリシーが明確になる動きに
IoB(Internet of Body)
ビッグデータに基づき、⼈の⾏動
(購⼊や業務処理など)を制御する
⼈の⾏動のデジタルツインと未来予測
AIの普及とパーソナライズ
セグメンテーション パーソナライゼーション
⼀⼈ひとりのカスタマージャーニーをイメージし、⼀⼈ひとりの嗜好にあっ
たサービスをリアルタイムに提供する。
⼈⼿でやることはもはや不可能、⾼速コンピュータとAIが前提となる
⼈の⾏動のデジタルツインと未来予測
どういうパーソナラ
イズが効くのか?
期待
カンバセーションマーケティング
SNS
ライブチャット
チャットボット
ü 迅速なレスポンス
ü パーソナライズ
ü セルフサービス
今後、2-5年で「会話型」のマーケティングが⼀般化
スマートスピーカーの⼀般化
他にもSiriやGoogle Assistantも利⽤普及
(出来る限り⾃分で解決)
「現実世界での接客」にどんどん近づいている
Amazon Echo
会話から推論し、会
話を実現
期待
38分
プライバシー保護とeKYC
例)ドコモ⼝座問題
重要な個⼈情報にはeKYC(Know Your Customer)を導⼊するのが当たり前の時代に
社会全体のデジタル化が進む
ことで、知識のギャップを
狙った犯罪が頻発している。
スマホありきの仕組み
ペイメントなど⽣活の根幹に
デジタルを活⽤
マイナンバーのデジタル活⽤
個⼈データの活⽤が
あらたな問題の顕在化へ
不安
シミュレーターを活⽤し誰でもわかるへ
参照:シーメンスホームページ( https://www.plm.automation.siemens.com/global/ja/products/manufacturing-planning/plant-simulation-throughput-optimization.html)
デジタルが難しいの⾕をこえるため、誰でもわかる表現が求められる(答えられる)
現場の理解
経営陣の理解
• 理解レベル
• 視点
データの
視点を変える
設計データを製造に活⽤する取り組み
資材調達のビジネスプロセスを再定義・設計から製造までのビジネスプロセスも再定義
顧客企業の部品の設計から⾒積もり、製造までにかかる約1,000時間の⼯数を約80時間まで節約可能。
https://iotnews.jp/archives/149667
更なるビジネスモデルへの発展性
顧客A
顧客B
顧客C
3Dデータアップロード
様々な産業機械で加⼯
今後、中⼩加⼯⼯場でも、このサービスをSaaSとして活⽤することで、様々な加⼯サービスを提供することが可能になる。
産業全体のビジネスモデルを変える
https://iotnews.jp/archives/149667
メーカー・流通のデータを集約、データ可視化
例)サントリーリンク
売上げ分解図:購⼊者の客単価を製品・店舗ごとに分析
購⼊者の居住地分布:エリアでの客単価を⾒る
棚割り確認:カメラで棚の状態をリアルタイムで確認、AIにより⽋品状況を認識
将来的なマーケティングオートメーションを実現
https://iotnews.jp/archives/155022
トライアルの棚状況管理
https://iotnews.jp/archives/149472
棚前の⼈流と販売状況の可視化
https://iotnews.jp/archives/149472
5G x VRに向けた取り組みが伸⻑
VRあるいは、XR的なものに多くの⼈が関⼼を持つ
Oculus Quest2は、完全ワイヤレスのVRヘッドセットで、37,000円程度
Oculus for Businessもスタート
⽶津⽞師xフォートナイト 仮想現実空間でのエンタテ
イメントのあり⽅に変化
実⽤化されはじめるロボット
コロナ禍における蜜回避や、
深刻な⼈不⾜を前提として、
様々なシーンでサービスロ
ボットが登場する
⾃動運転技術の応⽤
センサー技術の⼀般化
エッジ/クラウド連携
ロボットはベンチャー企業でも作れる時代に突⼊、特定⽤途向けロボットが乱⽴
スマートシティ
どうなるデジタル庁
デジタルガバメントに向けた抵抗勢⼒も顕在化しそうな流れに
現実世界
デジタル空間
コピー
(IoT)
コントロール
未来
予測
未来予測、その先にあるものは?
2020年のGWから、Youtubeでの動画配信を始めました。気になった⽅はチェックしてください。
週1〜2本ペースでアップデートしていきますので、よかったらチャンネル登録してください。
⼩泉耕⼆の未来⼤学
https://www.youtube.com/channel/UC69cj_1FH-pSdn82tceyxVQ
基礎
トレンド
ご清聴ありがとうございました。

デジタルツインとシミュレーションで未来を予測する潮流