ベアメタルサーバで HYPER-V を使ってみた
(HYPER-Vレプリカ編)
2015年5⽉29日
株式会社セントラルソフトサービス
花木 篤
1
自己紹介
2
花木 篤(Atsushi Hanaki)
株式会社セントラルソフトサービス(本社︓愛知県岡崎市)
取締役
主にインフラ関係の仕事に従事
•ネットワーク監視システム開発
•自治体ネットワーク構築・運用
•最近はクラウドも
HYPER-Vレプリカとは
3
Hyper-Vホストの間で仮想マシンの複製を作成し、障害時に複製
した仮想マシンを使ってフェールオーバーできる機能
Hyper-Vホスト Hyper-Vホスト
複製複製
仮想マシン 仮想マシン
プライマリ・サイト バックアップ・サイト
特徴
• 専用のソフトウェア、記憶装置、通信機器を必要しない(Hyper-V標準機能)
• プライマリとバックアップのホストサーバは同一のハードウェアである必要なし
• プライマリ・サイトの仮想マシンをオンラインのまま複製可能
• バックアップ・サイトの仮想マシンはオフラインで保存、手動で起動しフェールオーバー
• 標準的な機器およびネットワークのみ比較的簡単な構成でDR対策を実現
遠隔地DRサイト構築の課題
4
レプリケーションの種類
初期レプリケーション Hyper-Vレプリカ構成後、最初に⾏うレプリケーション。レプリ
カサイトに仮想マシン全体をコピーする。
差分レプリケーション 初期レプリケーション完了後、指定された時間毎に、仮想マシ
ンの差分データをコピーする。
初期レプリケーションの種類
ネットワーク経由 初期レプリケーションを、ネットワーク経由で⾏う。
インポート/エクスポート 初期レプリケーションを、別途外部メディアを介して⾏う。
プライマリ-レプリカサイト間のネットワーク・スループットが十分で
ない場合に利用。
遠隔地(特に海外)だとオンラインでは初期バックアップが事実上不可能な場合あり
仮想マシン作成にオフライン作業が発生するのは負担
SoftLayerのグローバルネットワークを使うとどうか試してみた
SOFTLAYER 試用環境
Hyper-Vホスト
(ベアメタルサーバ)
Hyper-Vホスト
(ベアメタルサーバ)
複製複製
仮想マシン 仮想マシン
プライマリ・データセンター バックアップ・データセンター
インターネット
切替切替
手動で起動
して復旧 (*1)
(*1)事前に、所属する仮想スイッチとIPアドレスを設定しておく。
試用環境条件
6
Hyper-Vホスト(プライマリ側)
データセンター シドニー
OS Microsoft Windows 2012 R2 x64
CPU 3.5GHz Intel Xeon-Haswell (E3-1270-V3-Quadcore)
メモリ 16GB
NIC 1Gbps
Hyper-Vホスト(レプリカ側)
データセンター モントリオール
OS Microsoft Windows 2012 R2 x64
CPU 3.5GHz Intel Xeon-Haswell (E3-1270-V3-Quadcore)
メモリ 16GB
NIC 1Gbps
バックアップ対象の仮想ハードディスク・サイズ
仮想マシン・サイズ 108.1GB
実⾏結果
7
355〜356Mbps︕
転送速度(*2) SoftLayerポータルの[Bandwidth]から (Hyper-vホスト・デバイス)
所要時間(*2)
約44分
開始︓2015/05/25 12:19:25(レプリケーションの有効化に成功しました )
終了︓2015/05/25 13:03:36(ネットワーク経由の初期レプリケーションが正常に完了しました)
(Window イベントログより)
(*2)当社による実測値
まとめ
8
• Hyper-Vを使うとことで、特別な構成にしなくても、割
と簡単にDRサイトが構築できる。
• SoftLayerだと、海外DRサイトでも、レプリカ用ネット
ワークをLANに近いレベルで使用できる。
• DRサイトを前提としたシステムを構築する場合、ベア
メタルによるHyper-Vも有効な選択肢のひとつ。
9
ありがとうございました...

ベアメタルサーバでHYPER-V を使ってみた(HYPER-Vレプリカ編)