Notes/Dominoの@関数を取り上げながら、調べたこと、経験したことを雑談してゆこうと思います。 第4回は ＠AttachmentNames・@DocMark・@DocNumber について

1. -notes knows community- 2018/07/11
ネオアクシス株式会社 阿部覚
(tw:) ＠ａｂｅｓａｔ
@関数Talk
第4回 公開版

2. 前回、この関数をいじってほしいと
いうご要望がなかったように思うの
で…
今回も＠ランダムにまいります。

3. @AttachmentNamesの
雑談

4. IBMさんのヘルプ
「添付ファイル名」を返す関数です
実は引数もあったんだ！
初めて知りましたが、よくわからないので今回はスルー

5. ここでお話ししたいこと
少なくとも当面の間、
添付を行うフォームには
@AttachmentNames式を含む
計算結果フィールドを置きましょう

6. この件についてはIBMさんのサポートに解説があります。
添付ファイルのファイル名が検索でヒットしない
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21693999
なぜかといえば、何もしなければ
添付ファイル名は検索の対象外だから
添付ファイル名は$Fileフィールドにあって云々・・
関心がある方はお読みください

7. 全文索引のオプションで
添付ファイル内の文字列は検索できるのに
そのファイル名が取れないのは
妙な感じもしますが…
IBMさんもそう思ったのか、
Notes 9.0.1 FP9or10から
添付ファイルは検索対象となりました

8. Notes 9.0.1 FP9や10を導入している環境でも
過去に作られたアプリケーションは
にわかに検索対象とならないかも
ただし、まだ
@AttachmentNamesを使う方法には
有効性があると思います。
@AttachmentNamesを使ったフィールドがあれば
索引のないアプリでも
ファイル名で検索できるはず♥

9. @DocMarkの
雑談

10. IBMさんのヘルプ

11. 私も正直なところ、
使ったことのなかった関数です。
ヘルプを読んだところで
興味をひかれましたが
いまいちピンとこない…
ヘルプには使用例がひとつだけあったので
参考に、こんな式のエージェントを
作ってみました。

13. 全文書選択して実行
1文書ごとに
更新しますか？と聞いて
くるので
回答を交互に変えたら

14. こうなりました！
なるほど。。

15. IBMさんのヘルプ
ここで、冒頭のヘルプを
もう一度。
「エージェントで」って
書いてあるけど、
エージェントじゃないと
だめなの？

16. そこで、
同じ式でビューアクションを
つくりました

17. ビューアクションの式だと
1回に1文書ずつしか
更新しませんが、
まずは上の文書で

18. 「はい」で回答
なんだ、できるじゃん♥

19. 次に、下の文書で
「いいえ」で回答

20. な、何だって～！

21. 上の文書に対する競合とかではなく
親文書が存在しない、変な競合文書が
できていました。
ということで
さしあたっての実験結果からは、
@DocMarkは、
状況によってけっこう使えそうだけど、
使うなら、ヘルプどおりにエージェントで、
ということになりそうです。
単一文書しか更新しないビューアクションでは、そもそも必要性が薄そうだし…

22. @DocNumberの
雑談

23. 要するに、これです！
新規にビュー作成した時や
列を追加したときに
「1」「2」「3」…と表示される
デフォルトの文書番号
カテゴライズされたビューでは
「1.1」「1.2」「2.1」 …など
小数で表示

24. 「ビューの #」
となっていますが、
「式」に切り替えると
@DocNumberであるこ
とが分かります。

25. IBMさんのヘルプ
昔、何とか値を取り出そうと四苦八苦したことがありましたが
ダメでした

26. IBMさんのヘルプ
よく見ると、
ウィンドウタイトル式にも
使える？？

27. 試してみました。
フォームの
ウィンドウタイトルに
指定し
ビューから
文書を開くと…
本当だ！
タブ幅の節約によいかもしれません

28. 今回もありがとうございました！