農業ハウス用金属部材を利用した仮設間仕切りシステム｜概要書

1. デザイニング事務局｜DESIGNING
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2016年4月25日（月）
農業ハウス用金属部材を利用した仮設間仕切りシステム

2. ・柱：カットパイプ（φ22.2mm、L1,800mm、ガルバリウム）
・梁：カットパイプ（φ22.2mm、L2,000mm、ガルバリウム）
・クロスジョイント：専用金物（t1.6mm高耐久亜鉛メッキ鋼板）
・仕切り；布（ポリエステル100%生地専用クリップにて固定）
・道具：金槌のみ
部材協力：佐藤産業株式会社［福岡県宇美町］
・組み立て、解体が容易
・解体、移設し再利用が可能
・農業用ビニルハウス金属部材を利用し、軽量かつ丈夫
・耐候性、強度に優れる
・1ブース（幅2.0M×奥行2.0M）の自由な連結が可能
・間仕切り（布）の着脱・開閉・調整が容易かつ自由
・使用道具が少なく誰でも製作可能
・最小限のコストで最大限の効果を実現
［利点］
［構成部材］
・避難所等での居住環境の改善
・プライバシーの確保
［目的］

3. 農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム（2ブース分の躯体）

4. 平面図 S=1:50
立面図 S=1:50部分詳細図 S=1:2
概略図
※ 避難所における簡易な間仕切り計画として実績のある、坂茂建築設計＋
ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークによる、避難所用間仕切りシス
テムの基本的な寸法・構成などを引用し、最小限な手数で最大限の効果をめ
ざす仮設間仕切りシステムの提供を目的とします。

5. 通常の体育館
（バスケットコート２面分ほどの大きさを想定）
配置計画例
168ブース
（2.0M×2.0M／1ブース）
設置イメージ（案）

6. 製 作 方 法

7. 写真は幅2.0M×高さ2.0M×奥行2.0M＝1ブースとして、2ブース分の材料。
22.2mmのガルバリウムパイプとビニールハウス用のジョイント部材。道具は金槌やハンマーのみ。

8. まずは、平面形状を組んでいきます。
パイプをジョイント金物に挿入して交差させ、専用のクサビを打ち込みます。

9. 平面形状が組みあがったら、垂直に柱部材を立てていきます。

10. 平面形状が組みあがったら、垂直に柱部材を立てていきます。

11. この2.0M立方（幅2.0M×奥行2.0M×高2.0M）＝１ブースとします。

12. 柱の設置が全て完了したら、上部を繋いでいきます。

13. 柱の設置が全て完了したら、上部を繋いでいきます。

14. 農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム（2ブース分の躯体）

15. 農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム（2ブース分の躯体）

16. これに専用クリップを利用して生地を固定します。