0525 導入ゼミ 中込優介「ウォークラリーレポート」
- 4. メゾンエルメスは 2001 年 6 月、日本初の旗艦店として銀座・晴海通り沿いにオープ
ンンした。特注品・ガラスブロックを纏った外観は銀座界隈でも一際異彩を放っていた。
銀座のネオンが灯り始める頃には昼の鈍く「銀色の塔」と異なり、一転して建物全体が
ランタンをイメージしたオレンジ色の「光の塔」に変身する。
静岡新聞社は丹下健三さんが設計した。「新陳代謝」=「有機体としての生物が新陳代
謝しながら成長していくように建築・都市も建設さ
れるべきである」メタボリズムの考えの元で計画さ
れた。中心を軸にして葉っぱの様に事務所スペース
が設けられている。会社の成長、都市の成長に対応
しうる構成になっている。つまり、中心のコア部分
が上にのびることによって、事務所を増やしていく
ことが出来るという考え方である。上にのばして事
務所を増やすという発想は思いつかなかったので勉
強になった。
最後に、ウォークラリーを通して普段一人では分からないことも教授や先輩方に説明
してもらいながら見学することで考え方や見方などが、少しだが理解できるようになっ
た。また、初めに述べたように江戸の息吹と新しい東京の骨格を感じることが出来たの
で良かった。東京はまだ発展しているので他にも探してみたいと思った。