愛車の靴

1. オールシーズンタイヤ「Vector 4Seasons」
に履き替えてもらえる販促アイデア
～クルマの靴を履きかえよう～

2. ■前提
タイヤを履きかえるタイミングはどんな時か？
⇒クルマ好きの場合：（まだ使えても）インチアップや乗り心地改善、サーキット
走行等に備えて交換する
⇒一般的なユーザー：①法定１２か月点検、車検のタイミングで指摘されて交換
②降雪などの天候条件で交換
③パンクやスリップ（による消耗の認知）などで交換
上記のうち、クルマ好きは、用途や予算で自分でタイヤを選定できる。
量販店、通販、カスタマイズショップ、タイヤ交換専門店等も活用している。
一般的なユーザーは、基本的にタイヤの知識が無いことを前提とする。
基本的に車検等で交換する場合は、ディーラーや車検整備工場の推奨品をそのまま購
入している可能性が高い。
また、量販店で購入する場合も、特売品や価格の安い量販店のプライベートブランド
を店員の推奨の元に購入していると考えられる。
上記から、普通の自動車ユーザー（交通手段としての自家用車保持者）のタイヤに
対する関与は低く、特に何もなければ車検時などにディーラーに勧められるまま、
タイヤを履き替えている、という前提で提案を行う。

3. 今回の提案は、こうした一般的なユーザー（車検時や法定点検時にディーラー等に推奨
されたタイヤをそのまま履き替えるユーザー）をターゲットとする。
タイヤに関心の低いユーザーにアプローチするためには、自動車と関係の無い顧客接点
を作ることが有効、だと考える。
では、どこに顧客接点を作るか…
女性を含むクルマに興味の低いユーザーが一定の頻度で来店する場所で、タイヤを想起
させるのに違和感のない場所…
ヒトをクルマに置き換えた場合、タイヤは…靴ではないか？
靴店の店頭におけるプロモーションを通じて、日本グッドイヤーのWEBサイトへのアク
セスを増加し、取扱店へ顧客を送客する仕組みを提案する。
「靴店を起点としたオフライン to オンライン to オフライン販促」
靴店起点のOFF-ON-OFF販促（略称）

4. 靴店起点のOFF-ON-OFF販促の骨子
■なぜ靴店か？
靴は、天候に合わせて、あるいは底が消耗して滑ることで購入することも多い
（雨の日に履くレインブーツ、ソールの摩耗による交換…）
✓ 摩耗した靴は滑りやすい ⇒ 摩耗したタイヤも滑りやすい
✓ 雪に備えた靴を買おう ⇒ 雪に備えてタイヤを買おう
機能性の面からも、靴の購入時はタイヤを想起させることが可能である。
クルマ好きというわけでは無くても、多くの人が自分のクルマには愛着を持っている
⇒擬人化した場合、ヘッドライトは目に、タイヤは足や靴とみなしてもらえる
■靴店でのプロモーションとは具体的に何をするのか？
ABC-Mart等の靴専門店での商品販売時にグッドイヤーサイトへ誘導するチラシを同梱
する、店頭POPを通じて日本グッドイヤーのWEBサイトへの誘因を行う。
訴求内容は、「愛車にもオールシーズン履ける靴はいかがでしょうか？」
キャッチコピー：
晴れの日も、雨の日も、雪の日も、安心できる「愛車の靴」あります
グッドイヤー取扱店での、靴店への誘導を行うバーター販促でコストダウンも可能かも？

5. 晴れの日も、雨の日も、雪の日も、安心できる「愛車の靴」あります
■チラシ等の販促物イメージ（そのままですが）
このへんに入れるだけ
✓ 靴に置き換えることで、オールシーズンタイヤの利便性を理
解し易くなる。
✓ さらに、靴の店でタイヤの販促を受けるという適度な不一致
が印象を強く残すことにつながる。
✓ 靴店を出た後に、タイヤの溝をチェックしましょうといった
アプローチも有効。
✓ 2次元バーコード等の添付でWEBサイトへの誘導を行う。
✓ クルマを擬人化して、タイヤを靴に見立てたクリエイティブ
のチラシ制作も。
■靴店起点のOFF-ON-OFF販促の狙い
オンラインtoオフラインの購買行動の起点に、オフラインを入れる。AISASモデルで示すと以下の
ようなイメージ
Attention Interest Search Action Share
靴店でのプロ
モーション接触
愛車の靴＝タイ
ヤに興味を持つ
日本グッドイ
ヤーWEBサイト
にアクセス
取扱店へのコン
タクト、購入、
タイヤ交換
使用感等を含め
たSNSでの発信等
（雪が降った日
に履いててよ
かった、など）
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