中３のときに小柴先生の自伝小説を読んで、それに影響されて東大を目指しました。自分にとっては人生の大きな出来事の一つでしたので、ここに記録させていただきます。

1. 「やればできる」
ノーヴェル物理学賞受賞者：小柴昌俊さんの自伝と
私と私の母高校との出会い
制作：1310143 山岸直生

2. 高校・大学時代の小柴先生
• 学業→高校入学時に浪人したりしつつもなんとか東大へ、しかし東
大では成績が悪い方
• 金銭→父の死去等で金銭的にはかなり大変だった。
• 仕事→学費や生活費を自力で稼ぐため、週に５日ほども家庭教師や
肉体労働に明け暮れる。

3. 博士課程時代の小柴先生
• 湯川博士の手助けもあり、奨学金もらいつつなんとか研究生活を続
けていた。
• ２６歳のとき、授業料免除をもらいながら、アメリカに渡り、その後成
績優秀で奨学金をもらったり、教授にお金を用立ててもらったりしな
がら、研究生活を続ける。

4. 教授時代の小柴先生
• 「陽子崩壊を探索する実験を考えてもらえないか」といわれ、２０年
前から暖めていた「卵」を思い出し、即座に「地下深くに透明度の高
い水を大量に溜め込み、水の中の陽子が崩壊して発生した高エネ
ルギーの粒子がチェレンコフ光を出すのを四方八方から観測すれば
いい。」と回答し、数年後に「カミオカンデ」を造る。
• このような「夢の卵」をいっぱい持っておくことが重要だと、小柴先生
はいたるところで指摘されている。

5. カミオカンデ

6. 小柴先生と私の出会い