36. マインドフルネス その1
モントリオール大学での実験
1,000時間を超える座禅経験者
一般被験者
一週間一日20分のマインド
フルネスの練習を受ける
情動を喚起するカラー写真を見せる。
⇒
マインドフルネスの状態にあるときよりも通常時の方が情動反応を示した。
座禅経験者では情動反応を示すカラー写真を見せた時の方が、部位活動が低下した。
V.Taylor “Impact on Mindfulness on the Natural Response to Emotional Pictures in Experienced and
Beginning
Meditators”Nuroimage 57(2011)1524-33.
38. 予知能力の実験 その1
コーネル大学ダリム・ベル名誉教授の実験
超能力についての調査を行います。二枚のカーテンの画像があって、
片方の画像の裏にはもう一枚の画像があり、もう片方の画像の裏には何もありません。
画像があると感じた方のカーテンをクリックします。するとカーテンが開き結果が
表示されます。これを36回行います。画像の中には性的な画像も含まれます。
自分たちは予知能力の有無を調べるための実験を受けるのだ、
と被験者は信じたが実際は予知能力そのものの実験だった。
表示される写真の種類も、どちらのカーテンの裏に表示されるかも、
クリックした後にコンピューターによって決定される。期待値は50%。
ところが53.1%の割合で性的な写真の位置を被験者は当てた。
性的な写真以外は期待値以下であった。
“D Bem Feeling the Futre: Experimental Evidence for Anomalous Rettoactive influence on Cognition and Affect,
“Journal of Personality and Social Psychology 100(2011): 407-25
39. 予知能力の実験 その2
アムステル大学ディック・ビアマンの実験
5秒から10秒のインターバルを置いて、3秒間写真が表示。
これを40回。写真は120枚のうち40枚を完全ランダム抽出。
⇒
生理反応を示すと共に、情動を刺激する写真については写真を見せる前に
情動をつかさどる部位の活性化がfMRIで確認。
D.J. Bierman and H.S Scholte “Anomalous Anticipatory Brain Activation Preceding Exposure of Emotiona and Nuetoral Pictures”,
paper presented at Toward a Science of Consiousness Ⅳ, Tucson, AZ, 2002.
41. 思考は伝播するのか?
バスタ大学神経科学者リアナ・スタンディッシュ博士の研究
視覚イメージを相手に送信するイメージを作る。その情報を受信するイメージを作る。
深い感情的な絆を持つ夫婦30組み。
5組みの夫婦に反応があり。fMRIに入った方の視覚を司る部位が反応。
しかしそれは視覚刺激を行っている間のみ。
T.L. Richards Replicable Functional magnetic resonance imaging evidence of correlated brain signals between
physically and sensory isolated subjects, “Journal of Alternative and Complementary Medicine 11 (2005): 955-63.
42. 思考が乱数発生機に影響
プリンストン大学 ロジャー・ネルソン教授のプロジェクト
Roger D. Nelson
乱数発生器 (0と1がランダムに出るが確率は
1/2になるよう設計。量子を利用)を
世界の約50カ所に設置し、24Hデータ採取する
地球意識プロジェクト( Global Consciousness Project )
を実行していた。
強い情動が乱数発生機
に影響を及ぼしたのでは
という説。