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KLC研修会#1 2年生が3年生に教えるには?

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筑波大学春日ラーニングコモンズの歴史を述べつつ,ピアサポートの問題について考察したスライドです

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KLC研修会#1 2年生が3年生に教えるには?

  1. 1. # 本スライドは http://www.slideshare.net/lumely/ にて公開予定 スライド 枚 春日ラーニングコモンズ チューター勉強会 #1 「2年生が3年生に教えるには?」 2015/05/15 (金) 27  #KLC勉強会  18:30 - 19:30予定  参加申し込み不要 / 入退室自由  誰でも参加歓迎!
  2. 2. 自己紹介  池田光雪|Ikeda Kosetsu – 博士後期課程3年・求職中 – 情報基礎実習 Teaching Fellow(3期目) – 最近の趣味はロードバイクでツーリング&ボードゲーム  経験 – Teaching Assistant  情報基礎実習 2011-2012  知識情報演習 2011  プログラミング演習I, II 2011-2012 – 春日ラーニングコモンズ チューター他 2009- 2015/05/15 (金) 2 27
  3. 3. 本勉強会開催の経緯 2015/05/15 (金) 3 27
  4. 4. 春日ラーニングコモンズの歴史?  2008年,空き教室に設置 – 院生によるサロン的な存在?  吉田先生,岡部先生,佐藤先生, 小野先生,常川先生,etcetc……  2009年,停止,そして再開 – 上記メンバーが抜けて停止 – KLIS一期生の三津石さんを中心となって再開  飽田さん,有元さん,池田さん,伊藤さん, 岡野さん,神尾さん,澤木さん,佐藤先生, 松野さん,村上さん,平山さん,安永さん – チューター活動を中心に据え, 主専攻懇談会など様々なイベントの企画運営 2015/05/15 (金) 4 27
  5. 5. 春日ラーニングコモンズの歴史? cont’d  2010年,図書館情報学図書館内に移動 – 什器増設や旧院生室(今使っている このコミュニケーションスペ―ス)接収, メンバー入れ替えなどがありつつも今に至る  お茶大や東京女子大,ICUなどの日本における ラーニングコモンズ黎明期を牽引した事例を 参考にしつつも,複雑な運営形態により かなり独自の進化を遂げている  以降,春日ラーニングコモンズをKLCと略す 2015/05/15 (金) 5 27
  6. 6. そもそもラーニングコモンズとは?  一言で表すと「大学図書館内に形成された, 学習するための共有スペース」 – 2005年頃から欧米を中心として誕生  「静かな」図書館というイメージに反した, 色々な人が混ざり合い気ままに雑談, 議論しあう「騒々しい」空間  「学術情報流通の動向2014」というフォーラムで 土屋俊先生が語った言葉を借りれば – 「どこの大学図書館にも設置され,もはや無い というだけで時代遅れと言っても過言ではないもの」  注:私の記憶によるものであり, 実際の言とは異なる可能性があります 2015/05/15 (金) 6 27
  7. 7. ラーニングコモンズを構成する三要素[1]  空間: 可動式の机や椅子があり, 個別学習とグループ学習に対応できる  設備: 教育用の計算機を主として, 情報機器が整備されている  人: 図書館員や学生によるスタッフがいる 2015/05/15 (金) 7 27 1. http://klis.tsukuba.ac.jp/lc/about-klc
  8. 8. KLCの運営形態  附属図書館内にあるが, 図書館職員はほとんどコミットしていない  教員もコミットしているわけではない  学生が中心となって運営している  役割は主に二つに分かれる.兼任することもある – イベントをする人たち  主専攻説明会などを企画・運営  最近はかなり下火 – チューター  授業の質問や履修相談などに答える 2015/05/15 (金) 8 27
  9. 9. チューターの仕事  決まった時間に在室し, 授業に関する質問や履修相談などに答える – 今は平日の16:30-19:30  他のコモンズではテクニカルライティングなどが メインなように思える(個人的感想)なのに対し, 1―3年次の必修科目に関する質問が ほぼ全てを占める  実は給金も出る(時給820円) – 業務内容に関わらず,在室していた時間だけで決定 2015/05/15 (金) 9 27
  10. 10. 春日?ラーニングコモンズ  2009年の発足経緯の影響もあり, 運営しているのは代々KLISの人 – 「春日」と銘打たれているが 実際にはMASTはほとんど関与しておらず, KLISラーニングコモンズという状態  最近になってMASTの教員の中でも 興味を持つ先生が出てきた – 動きがある……かも……? 2015/05/15 (金) 10 27
  11. 11. チューターについて  最低限のマニュアルなどは存在するが, 基本的には個々人のスキルにお任せ  特に勉強会などは開かれていない(はず)  2009年に再始動から世代交代が進むに連れ, 年々下の学年になってきた  2015年春A学期の基本シフト – M1 1人:1コマ – B4 2人:3コマ – B3 1人:1コマ – B2 4人:5コマ 2015/05/15 (金) 11 27
  12. 12. 情報基礎実習とKLC  1年春学期AのKLIS必修科目に 「情報基礎実習」というものがある – レポートが比較的多い  祝!ホッテントリ入り  Twitterでも連日連夜面白レスポンスバトル  担当教員2名のうちの1人はKLC発足時から ずっと関わってきた逸村先生 – KLCを利用するよう,授業中でも誘導 2015/05/15 (金) 12 27
  13. 13. 授業とKLCの連携  学部生,特に低学年の1年生などは 授業担当教員に直接質問する勇気を出しにくい  サークル,宿舎,クラ代その他において 「後輩が先輩に相談」するように, 同じ学生であれば(比較的)質問がしやすい – 一種のセーフティネット?  うまく回すことができればクラ代などの 特別なつながりが無くても誰でも利用できる 学習の場に – KLCで出た質問を担当教員にフィードバックできれば, 潜在的な疑問などへの対処が考案可能となる 2015/05/15 (金) 13 27
  14. 14. 現実  2年生が1年生に教えるという現状 – 2年生が3年生に教える,ということも  質問とその回答はQ&Aとして公開されるため, 非質問者でもそれを参考にすることができるが… – 教員側の立場から見るとやや不満足な内容  そもそも質問も内容も何をしたのかよくわからない  Q1.出席課題でAPIを取得したいが、うまくいかない  A1.Pythonのコードに誤りがあったため、 そこを指摘しました。 – ライティング能力の不足? 2015/05/15 (金) 14 27
  15. 15. 現実 cont’d 2015/05/15 (金) 15  用語などの使い方の問題 – Q3.同じ質問者から以下の質問がありました。 – 質問者か用いた方法以外の大辞林の容量の求め方  辞書の容量とは……?  公式で授業のサポートをしているため, 誤った情報を教えてしまった場合などに問題発生 – 授業では誤りを誤りとして扱った場合: 「KLCは誤りを教える!もう利用しない!」 – 授業では誤りでも誤り扱いとしなかった場合: 「少しくらい間違ってても大丈夫!チョロい!」 27
  16. 16. 負のサイクル 利用者が減る 2015/05/15 (金) 16 27 予算が減るコストカットされる 人材が集まらなくなる 回答の質が担保できなくなる
  17. 17. 反転の錬成陣 利用者が増える 2015/05/15 (金) 17 27 予算が増える給金も上がる 人材が集まる 教員側が研修などを行う 質が担保される
  18. 18. 前置きが長くなりました 2015/05/15 (金) 18 27
  19. 19. 「後輩が先輩に教えることは可能?」  「できる わしの経験では」 – 例えばアルバイトにおいても, 部下が年上ということはよくある  「レファレンスサービス」が参考になりそう – 面白いほど多種多様な質問が レファレンスカウンターには来る  興味がある人は「レファ協」で検索! – 当然,担当者が質問に関する分野の エキスパートというわけではない 2015/05/15 (金) 19 27
  20. 20. 求められる能力  誠実に質問者と接する能力  質問者が言語化することのできない 低階層の情報要求を引き出す能力  時には声を掛ける能力  信頼できる情報源を見つけ出す能力  アウトプットする能力 2015/05/15 (金) 20 27
  21. 21. 誠実に接する能力  お役所仕事?的な対応をせず, 相手に応じた対応をする  質問することが苦手な人もいれば, 頭の回転が非常に早い人もいる – まずは相手の話をじっくり聞く  質問者が知り合いだった場合に, 冗談めかして回答したり 不真面目な対応を取らない 2015/05/15 (金) 21 27
  22. 22. 低階層の情報要求を言語化する能力  特に低学年の場合は 「何がわからないのかわからない」状態に 陥っていることも多い  こちらが答えを与えてしまっては 次に繋げることができないので, あくまでもサポートに徹する必要がある – 極力専門用語を使わない – 相手の言葉を使い,言い換えたりしない – 「やってみないとわからない」のような否定的な 発言をしない – 目を合わせるなどをして理解を示す 2015/05/15 (金) 22 27
  23. 23. 時には声を掛ける能力  特に低学年においては, 質問することそのものを不得手とする人が多い  ただし,困っているということを アピールすることはよくある – 周りをうろうろしたり, 目の前で何分も考え込んだり……  「質問は自由にしてよい」という認識を 形成するためにも,困ってそうな人には こちらから声を掛ける必要があることもある 2015/05/15 (金) 23 27
  24. 24. 信頼できる情報源を見つけ出す能力  各種サービスなどを駆使し, 信頼するに足る情報源を見つけ出す  普段から情報源の信憑性について 批判的に考えている必要がある – 「論理的に妥当か?」 – 「査読はあるか?」 – 「誰が書いているのか?」 – 「誰が取材しているのか?」 2015/05/15 (金) 24 27
  25. 25. アウトプットする能力  ブログに書くQ&A集も,わかりやすく詳細に 書くことができれば 「信頼できる情報源」になりうる  目安は,「同じ疑問を持った人が 同じ回答に達することができる」くらい  言葉使いや単語にも気をつけて! – よく知らないで使っている言葉は意外と多い  ご承知おきください?  ご了承ください? 2015/05/15 (金) 25 27
  26. 26. チューター間でも……  回答の質を向上させるだけでなく, KLCのチューターになると 金が貰えるだけでなく勉強もできる! ということにするために  チューター間でもよくわからないことや 間違っていると思ったことがあれば, どんどん聞いていくような環境を作る  メールは必ず読む – どんどん返信するくらいが丁度良い 2015/05/15 (金) 26 27
  27. 27. 教員もどんどん利用しましょう 教員の本業は研究と教育 – 当然「学生から」質問があれば喜んで答える(はず! – 情報基礎実習に関する質問もどんどんしてください  jk15staff@googlegroups.com – 当然自分の力にもなる 2015/05/15 (金) 27 27
  28. 28. 最後に自己紹介 池田光雪|Ikeda Kosetsu – 博士後期課程3年 – 情報基礎実習 Teaching Fellow(3期目) – 最近の趣味はロードバイクでツーリング&ボードゲーム – 飯友達募集中 – 春日ボードゲーム部  2分―20分くらいで終わるライトなもの主体  Skype上で収集を掛ける – 気になる人は mitsu1_ までコンタクトを! 2015/05/15 (金) 28 27

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