11. [設例 1-1 ] 製造業-機能別の区分を基礎にした資産のグルーピング 資産のグルーピング(第 7 項参照)
( 1 )前提条件
甲社は、製品群 A 及び B を製造・販売し、商品群 D を販売している。
Y 工場(所有)では、原材料 C を加工し、 X 工場に供給するとともに外部へも販売している。
X 工場(所有)では、仕入れた原材料 C を中心に製造ライン A で製品群 A を製造し、本社(土地
建物は外部から賃借)にある営業部を通じて販売している。また、 X 工場では、外部から仕入れた原
材料により製造ライン B で製品群 B を製造して、外部へ直接販売している。
本社営業部では、製品群 A を X 工場から、商品群 D を外部から仕入れ、各々、小売店へ卸している
甲社は、合理的な社内価格(内部振替価額)を用いて、 Y 工場、 X 工場製造ライン A 及び B 、営業
部に分けて管理している。なお、製品群 A 及び製品群 B には多種の製品が含まれている。
原材料 C
X 工場(所有) 本社 営業部Y 工場(所有)
外部
(市場)
製品群
A
製品群
B
製品群
A
商品群
D