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誰でも出来る
ローカル開発環境作り
システム開発をしていく上での3つの環境
• 本番環境:システム(サービス)を実際に稼働させる環境
• テスト環境:稼働できるかテストを行う環境
• 開発環境:開発を行う環境
ローカル開発環境とは?
本番と同じ環境を手元のマシンに構築したもの
ローカル開発環境を作るメリット
• ネット上に公開する前に、開発途中でも手元でサイト
の表示や動作確認などのテストを行える。
• 個人のローカル環境に依存せず、チームで同じ環境を
構築できる。
しかし、ちょっと待った
本当にローカル環境に、
本番と同じ環境を構築していいのか?
あんまり余計なものを入れたくない。
ローカルはローカルだけの環境にしていたい。
もし構築に失敗して戻せなくなったら困る。
そもそも本番用のOSと違うやん。。
では、どうすればいいのか
仮想化する
仮想化とは
1台のコンピュータ上に、ソフトウェアの仮想的なコンピュータを作成すること。
仮想化されたコンピュータ(仮想マシン)上に、ホストOSとは別のOSを入れて動か
すことが出来る。
不要になったら簡単に削除することもでき、ホストOSの環境に...
ローカル開発環境を作る方法
手元のマシンで作成した仮想マシン上に本番と同じ環
境を構築する。
そこで開発やテストを行う。
作る上で必要なもの
• 仮想化ソフトウェア(VirtualBox)
• 開発環境作成ツール(Vagrant)
• ターミナル
仮想化ソフトウェア
(VirtualBox)
• 仮想マシンを作成するアプリケーション
• ホストOS上にソフトウェアで仮想的なPCを作成し
て、その中で別のゲストOSを実行する。
開発環境作成ツール
(Vagrant)
• 仮想化ソフトを使って、簡単に環境構築、管理などをCUI(コマンド)
で行うツール
• boxと呼ばれるテンプレートを作れば、同一構成の複数の仮想マシ
ンを簡単に作成できる。
• Vagrant自体には...
ターミナル
コマンドを使って、コンピュータやアプリケーション
の操作や処理を行うもの
全体的な仮想化のイメージ
ローカル開発環境を作る手順
1. VirtualBox、Vagrantのインストール
2. 仮想マシンのテンプレート(box)の選定、ダウンロード
3. Vagrantの初期化、設定ファイル(Vagrantfile)の作成
4. 仮想マシンを起動...
1. VirtualBox、Vagrantのインストール
各公式サイトから無料でダウンロードできる。
VirtualBox
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
Vagrant
https://ww...
2. OS(boxファイル)の選定、ダウンロード
「box」とは仮想マシンのテンプレート。
boxの中には事前にインストールされたOSや、VirtualBoxの設定ファイルな
どが含まれている。
いろんなboxがインターネット上で無料で配布され...
3. Vagrantの初期化、設定ファイル(Vagrantfile)の作成
作業ディレクトリを作成し、移動する。
使いたいboxを指定し、vagrantを初期化する。
$ vagrant init <box名>
初期化すると「Vagrantfile...
4. 仮想マシンを起動
Vagratfileがあるディレクトリで、仮想マシンを起動する。
$ vagrant up
コマンドを実行すると、VirtualBoxが指定したboxファイルを元に、仮想
マシンの作成と起動が実行される。
起動が完了したら...
5. 仮想マシンにログイン
仮想マシンが起動している状態で、リモートログインをする。
$ vagrant ssh
[vagrant@localhost ]$
と表示されたらログイン成功
6. webページの表示
ブラウザでページを表示させるためは、Apacheなどのサーバーソフトをインストールする。
$ sudo yum install httpd
サーバーを起動し、ブラウザで192.168.33.10に接続すると
ページ(デ...
7. ホスト側で作業ができるようにする
ホスト側のVagrantfileの置いてあるディレクトリ(作業ディレクトリ)と、
ゲスト側の/vagarantが元々共有ディレクトリになっている。
共有ディレクトリにファイルを置くと、ホストでもゲストでも参...
8. 本番と同様の環境を構築
ApacheやPHP、Ruby、MySQL、Gitなど
各種必要なソフトやツールをインストールする。
例)
$ sudo yum install httpd
$ sudo yum install mysql
$ s...
9. 構築した環境をbox化 (任意)
現在の仮想マシンの状態をそのままboxにする。
$ vagrant package
完了したら、「package.box」というファイルが作成される。それに名前を付けてboxに追加
する。
$ vagra...
仮想マシンの管理の仕方
仮想マシンを使わない時は、停止(シャットダウン)しておく。
$ vagrant halt
保留(一時停止)することも出来る。(シャットダウンよりも起動が早い)
$ vagrant suspend
保留から再開
$ vag...
Vagrantの基本コマンド一覧
vagrant init:Vagrantを初期化し、Vagrantfileを作成する
vagrant ssh:SSHでゲストOSにログインする
vagrant up:仮想マシンを起動
vagrant status...
ローカル開発環境は、
仮想マシンを使うと、
容量の許す限り何個でも作れるので、
さまざまなソフトやツールを試すことが出来ます。
それを繰り返し、
より良い環境を構築していきましょう。
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誰でも出来るローカル開発環境の作り方

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ローカル開発環境の作り方

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誰でも出来るローカル開発環境の作り方

  1. 1. 誰でも出来る ローカル開発環境作り
  2. 2. システム開発をしていく上での3つの環境 • 本番環境:システム(サービス)を実際に稼働させる環境 • テスト環境:稼働できるかテストを行う環境 • 開発環境:開発を行う環境
  3. 3. ローカル開発環境とは?
  4. 4. 本番と同じ環境を手元のマシンに構築したもの
  5. 5. ローカル開発環境を作るメリット • ネット上に公開する前に、開発途中でも手元でサイト の表示や動作確認などのテストを行える。 • 個人のローカル環境に依存せず、チームで同じ環境を 構築できる。
  6. 6. しかし、ちょっと待った
  7. 7. 本当にローカル環境に、 本番と同じ環境を構築していいのか? あんまり余計なものを入れたくない。 ローカルはローカルだけの環境にしていたい。 もし構築に失敗して戻せなくなったら困る。 そもそも本番用のOSと違うやん。。
  8. 8. では、どうすればいいのか
  9. 9. 仮想化する
  10. 10. 仮想化とは 1台のコンピュータ上に、ソフトウェアの仮想的なコンピュータを作成すること。 仮想化されたコンピュータ(仮想マシン)上に、ホストOSとは別のOSを入れて動か すことが出来る。 不要になったら簡単に削除することもでき、ホストOSの環境に影響を及ぼさない。 例えば、 ホストOSのMac OS X上に、 ゲストOSとしてLinuxやWindowsを動かすこと が出来る。
  11. 11. ローカル開発環境を作る方法 手元のマシンで作成した仮想マシン上に本番と同じ環 境を構築する。 そこで開発やテストを行う。
  12. 12. 作る上で必要なもの • 仮想化ソフトウェア(VirtualBox) • 開発環境作成ツール(Vagrant) • ターミナル
  13. 13. 仮想化ソフトウェア (VirtualBox) • 仮想マシンを作成するアプリケーション • ホストOS上にソフトウェアで仮想的なPCを作成し て、その中で別のゲストOSを実行する。
  14. 14. 開発環境作成ツール (Vagrant) • 仮想化ソフトを使って、簡単に環境構築、管理などをCUI(コマンド) で行うツール • boxと呼ばれるテンプレートを作れば、同一構成の複数の仮想マシ ンを簡単に作成できる。 • Vagrant自体には仮想化の機能は搭載されておらず、別途仮想化ソ フトウェアが必要となる。 • デフォルトの仮想化ソフト(プロバイダ)は、VirtualBox※が指定され ている。 ※Vagrantは元々、VirtualBoxのフロントエンドとして作られた。
  15. 15. ターミナル コマンドを使って、コンピュータやアプリケーション の操作や処理を行うもの
  16. 16. 全体的な仮想化のイメージ
  17. 17. ローカル開発環境を作る手順 1. VirtualBox、Vagrantのインストール 2. 仮想マシンのテンプレート(box)の選定、ダウンロード 3. Vagrantの初期化、設定ファイル(Vagrantfile)の作成 4. 仮想マシンを起動 5. 仮想マシンにログイン 6. webページの表示 7. ホスト側で作業ができるようにする 8. 本番と同様の環境を構築 9. 構築した環境をbox化 (任意)
  18. 18. 1. VirtualBox、Vagrantのインストール 各公式サイトから無料でダウンロードできる。 VirtualBox https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads Vagrant https://www.vagrantup.com/downloads.html
  19. 19. 2. OS(boxファイル)の選定、ダウンロード 「box」とは仮想マシンのテンプレート。 boxの中には事前にインストールされたOSや、VirtualBoxの設定ファイルな どが含まれている。 いろんなboxがインターネット上で無料で配布されているので、 本番環境に合わせたboxを選び、ダウンロードする。 公式配布サイト http://www.vagrantbox.es/ $ vagrant box add <box名> <URLまたはパス>
  20. 20. 3. Vagrantの初期化、設定ファイル(Vagrantfile)の作成 作業ディレクトリを作成し、移動する。 使いたいboxを指定し、vagrantを初期化する。 $ vagrant init <box名> 初期化すると「Vagrantfile」という設定ファイルが作成される。 Vagrantfileを編集し、以下の部分のコメントを外す。 #config.vm.network "private_network", ip: 192.168.33.10 ↓ config.vm.network "private_network", ip: 192.168.33.10
  21. 21. 4. 仮想マシンを起動 Vagratfileがあるディレクトリで、仮想マシンを起動する。 $ vagrant up コマンドを実行すると、VirtualBoxが指定したboxファイルを元に、仮想 マシンの作成と起動が実行される。 起動が完了したら、VirtualBox上で仮想マシンの状態を確認できる。
  22. 22. 5. 仮想マシンにログイン 仮想マシンが起動している状態で、リモートログインをする。 $ vagrant ssh [vagrant@localhost ]$ と表示されたらログイン成功
  23. 23. 6. webページの表示 ブラウザでページを表示させるためは、Apacheなどのサーバーソフトをインストールする。 $ sudo yum install httpd サーバーを起動し、ブラウザで192.168.33.10に接続すると ページ(デフォルトではApacheのテストページ)が表示される。 $ sudo service httpd start http://192.168.33.10/ 仮想マシンのドキュメントルート(ブラウザで表示されるファイルが置かれたディレクトリ)は、 デフォルトで/var/www/htmlになっているので、そこでindex.htmlなどを作成すると、ブラウザで表示される。
  24. 24. 7. ホスト側で作業ができるようにする ホスト側のVagrantfileの置いてあるディレクトリ(作業ディレクトリ)と、 ゲスト側の/vagarantが元々共有ディレクトリになっている。 共有ディレクトリにファイルを置くと、ホストでもゲストでも参照できる。 そして、ドキュメントルートの/var/www/htmlに、上記/vagrantのシンボリック リンク(すでにあるディレクトリに別名をつけて、 その名前で参照できるようにする) を作成する。 $ sudo ln -fs /vagrant /var/www/html こうすることで、/var/www/htmlは、/vagrantと同じものとして扱われるので、 結果的に、今後はホスト側の作業ディレクトリ上で、作業ができるようになる。
  25. 25. 8. 本番と同様の環境を構築 ApacheやPHP、Ruby、MySQL、Gitなど 各種必要なソフトやツールをインストールする。 例) $ sudo yum install httpd $ sudo yum install mysql $ sudo yum install git
  26. 26. 9. 構築した環境をbox化 (任意) 現在の仮想マシンの状態をそのままboxにする。 $ vagrant package 完了したら、「package.box」というファイルが作成される。それに名前を付けてboxに追加 する。 $ vagrant box add <box名> package.box boxの一覧を確認する。(boxの保存場所は、 /.vagrant.d/boxes/) $ vagrant box list 作ったboxをチームで共有すると、全員が同じ環境で開発やテストを行うことが出来るようになる。
  27. 27. 仮想マシンの管理の仕方 仮想マシンを使わない時は、停止(シャットダウン)しておく。 $ vagrant halt 保留(一時停止)することも出来る。(シャットダウンよりも起動が早い) $ vagrant suspend 保留から再開 $ vagrant resume 仮想マシンが不要になったら削除できる。(Vagrantfileは残る) $ vagrant destroy
  28. 28. Vagrantの基本コマンド一覧 vagrant init:Vagrantを初期化し、Vagrantfileを作成する vagrant ssh:SSHでゲストOSにログインする vagrant up:仮想マシンを起動 vagrant status:状態確認 vagrant suspend:保留(保存して止める) vagrant resume:再開する vagrant halt:ゲストOSをシャットダウンして仮想マシンを停止状態にする vagrant reload:仮想マシンの再起動。haltしてupするのと同じ vagrant destroy:削除する
  29. 29. ローカル開発環境は、 仮想マシンを使うと、 容量の許す限り何個でも作れるので、 さまざまなソフトやツールを試すことが出来ます。 それを繰り返し、 より良い環境を構築していきましょう。

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