Interaction with chatter bot for twitter. A society for the study of Web Interatcion. SIG-WI2で発表したスライドです。

1. twitter における、人工無脳との インタラクション 宵 勇樹

3. twitterとメッセンジャー、チャットの違い

4. 実験：人工無脳の投入

5. 結論

6. 今後の課題

10. 「不幸だ」というと「なぜ不幸だと考えるのですか？」という風にオウム返しに近い動きをする

12. twitter初期から居た [Weizenbaum, J.: ELIZA - a computer program for the study of natural language communication between man a] [http://sudori.net/]

13. twitter とメッセンジャー・チャットの 違い

14. twitter 140 文字までの文章が大量に飛び交う

15. 既存のチャット

19. 特定のチャンネルに入らなくても自分のTL上で人工無脳の発言を見ることができる

20. 多少妙な発言をしても怪しまれない

22. プロフィール

23. アイコン

24. ->どちらが人間？ 実際に置いてみよう！

25. 人工無脳の投入

33. 選んだ単語から文頭までと、選んだ単語から文末までマルコフ連鎖 M x

35. 選択 選択 「今日はいい ... 」が出力される '今日'に続く単語 'は'に続く単語

37. ある注目語から前に辿る場合 「 ... はいい天気」が出力される 注目語

40. その10個の固有名詞の中から一つを均等に選ぶ 順位 単語 回数[回] 1 浅田 30 2 真央 29 3 キム 28 ・・・ ・・・ ・・・ 10 五輪 10 11 冬 9 単語 浅田 真央 キム ・・・ 五輪 どれか一つを均等に選択

47. Athlon X2 BE 2350, 1.5GB上の環境で動作

48. 当初ファイルに書き込んでいたが、ファイルが大きくなるとで起動に時間がかかるようになったのでMySQLに移行

52. ただしtwitterの仕様上followerに近い人がよく集まっている

54. (B) 拙作の人工無脳を人間と見間違えたか 事前情報ありだと 100% の人が人間とは思わなかった -> 事前情報が人工無脳の認識に影響を及ぼすのではないか (B) はい いいえ 拙作の人工無脳を知らない (A) はい 16 0 2 いいえ 4 4 1 事前情報なしだと 45%(9 人中 4 人 ) が人間と思った -> 4 件中 2 件が「 Reply がよかった」とコメント

58. Homeを見る

59. Replyを見る

63. twitter上では、ユーザが人工無脳に好意的に接してくれる

64. twitter上で試験的に人工知能/無脳を置いてみるのは有用ではないか

65. ただし「人工知能が人に近づいた」のではなく「人が ( 見間違えてしまうような ) 環境に近づいた」と考えられる

66. 事前情報ありの場合人間とは思われなかったため、今後対話ロボットは投入場所・実験方法について考える必要があるのでは

71. twitterではin_reply_toという変数で返信元がとれるので、{返信元tweet, 返信tweet}の群で収集

73. 収集対象増やしたほうがいいか・・

76. Bag of words + svm / k-meansで2クラス分類か？ おかえりと言うべき おかえりと言わないべき 他にも「ただいま」も単純にマッチできない ( 帰宅なのか只今なのか )

78. ただし会話として続けたければ、同じ発言を投げ続けたとしてもそこまでの過程で応答を変える必要がある ありがとう！ おめでとう！ ありがとう！ おめでとう！ (しつこいなぁ) おめでとう！

81. 不特定で一定の単語に反応するbotはウケが悪いです(例：UCCの「コーヒー」tweet反応bot)